【買取実績】三菱 ローザ(KC-BE644G)・1998年式をタンザニアへ輸出しました

1. はじめに

今回ご紹介するのは、日本国内で買取した「三菱 ローザ(型式:KC-BE644G)」を、アフリカ東部に位置するタンザニアへ輸出した事例です。エブリィでは日本国内で使用されていた高品質な中古バスを、用途や環境にマッチした海外の市場へ届ける取り組みを継続しており、本案件もその一環です。

三菱ローザは、日本国内では小型観光バスや送迎バスとして長年愛用されてきた名車です。その信頼性と整備性の高さから、アフリカ諸国でも高い需要があります。今回は、なぜこの車がタンザニアで選ばれたのか、輸出までの流れ、現地での活用状況などを詳しく解説します。

2. 輸出車両の詳細情報(三菱 ローザ KC-BE644G)

項目 内容
メーカー 三菱ふそう
車名 ローザ
型式 KC-BE644G
エンジン型式 4M50型(直列4気筒ディーゼル)
排気量 約4,890cc
駆動方式 FR(後輪駆動)
トランスミッション 5速マニュアル
最大乗車定員 約25〜29名
車両サイズ 全長:約6,990mm
全幅:約2,010mm
全高:約2,630mm
用途例 スクールバス、送迎バス、コミューターバス

KC-BE644Gは、商業用・公共交通用の用途に適したモデルで、特に舗装路と未舗装路が混在する国々ではその頑丈な足回りが高く評価されています。

3. なぜこの車がこの国で人気なのか?(市場背景)

耐久性と信頼性

三菱ローザは、日本国内での厳しい整備基準のもとで使用されてきた車両が多く、エンジンやシャシーの耐久性には定評があります。タンザニアのようにメンテナンスインフラが限定的な環境下では、「壊れにくく、整備しやすい」日本製バスは重宝されます。

燃費性能と運行コスト

ディーゼルエンジンである4M50は、排気量は大きいもののトルクフルで燃費効率も良く、都市部から地方の長距離運行にも対応。都市部では送迎バス、郊外では学校や観光地へのアクセス用として活用されています。

多用途性

このローザは、最大乗車定員が約29名と小型でありながらも大人数を運べる点が特長です。都市部では企業やホテルの送迎用、郊外ではスクールバスや教会送迎車両としてのニーズも高いです。タンザニアでは特に地方の学校のバス不足が深刻で、このような日本製中古バスはその解決手段として注目されています。

コストパフォーマンスの高さ

新車のバスを導入するコストが高いため、中古でも信頼性が高く、整備履歴がしっかりしている日本車は理想的な選択肢となります。KC-BE644Gのようなモデルは、過去の使用履歴や整備記録が残っていることが多く、輸入バイヤーからの信頼も厚いのです。

4. 現地のお客様の声

今回の輸出では、タンザニア・ダルエスサラーム在住の法人バイヤーよりご注文をいただきました。彼らは教育機関を運営しており、スクールバス用として三菱ローザを導入しました。

バイヤー様からは、次のような感想をいただきました:

「日本車はやはり品質が良いですね。今回のローザも想像以上に状態が良く、すぐに運行を開始することができました。エブリィの対応も非常にスムーズで、出港までの準備や書類のサポートが的確でした。」

また、バイヤー様は今後も日本の中古バスの輸入を検討しているとのことで、長期的な取引につながる見込みです。

5. まとめ & エブリィの買取サービス紹介

今回の【買取実績】では、三菱ローザ(KC-BE644G)・1998年式が、教育機関用のバスとしてタンザニアへ輸出されました。このように、エブリィでは国内で役目を終えた車両を、海外で再び活躍できるよう丁寧に橋渡しを行っています。

エブリィでは全国どこでも無料で査定対応し、トラック・バス・商用車・農業機械など多様な車種の買取を行っております。輸出を前提とした再利用を行うことで、お客様の大切な車両を無駄にすることなく、次のユーザーへ繋げています。

「長年使用したバスを手放したい」「スクラップではなく再利用してほしい」とお考えの方は、ぜひ一度エブリィまでご相談ください。皆様の車両が、世界のどこかで再び人々の役に立つかもしれません。

中古バスの売却を検討されている方はエブリィのかんたん買取査定もしくは海外委託販売をぜひご活用ください。

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