1. はじめに
日本国内で長年活躍してきたトヨタの中型バス「コースター」は、今や海外市場でも高い需要を誇る車両の一つです。今回ご紹介するのは、2007年式のトヨタ コースター(PB-XZB40)をソロモン諸島へ輸出した事例です。
南太平洋に位置するソロモン諸島では、バスや商用車両の安定供給が社会インフラの維持に直結しており、特に日本からの中古車両はその耐久性と品質の高さで重宝されています。
この記事では、輸出されたトヨタ コースター(PB-XZB40)のスペック情報、市場背景、現地での活用事例、お客様の声、そしてエブリィのサポートについて詳しく解説します。
2. 輸出車両の詳細情報
以下は、今回ソロモン諸島へ輸出されたトヨタ コースター(PB-XZB40)の基本スペックです。
項目 | 詳細 |
---|---|
メーカー | トヨタ |
車名 | コースター |
型式 | PB-XZB40 |
エンジン型式 | N04C |
総排気量 | 4,009cc |
燃料種類 | 軽油(ディーゼル) |
駆動方式 | FR(後輪駆動) |
トランスミッション | 5速マニュアル |
定員 | 26~29名(仕様により変動) |
ボディタイプ | 小型バス(マイクロバス) |
全長×全幅×全高 | 約6,990mm × 2,025mm × 2,630mm |
ブレーキ方式 | 真空倍力付き油圧式 |
特徴 | 高い積載性・長距離対応・シンプル構造で整備しやすい |
PB-XZB40型のコースターは、N04Cエンジンを搭載したディーゼル車で、長距離運転や山間部の移動においてもパワフルな走行を可能とする仕様となっています。
3. なぜこの車がこの国で人気なのか?(市場背景)
✅ ソロモン諸島の交通事情とニーズ
ソロモン諸島は大小さまざまな島々からなる国家で、公共交通インフラは未発達な部分も多く、住民の移動はミニバスやシェアバンなどの民間交通に大きく依存しています。その中で、中型バスであるトヨタ コースターは、特に首都ホニアラなどの都市部を中心に公共交通の要となっています。
✅ トヨタ コースターが選ばれる理由
-
耐久性が高い
日本製バスの中でも、コースターは長寿命設計が評価されており、適切な整備を行えば20年以上の使用も可能です。 -
部品供給が安定
アジア太平洋地域ではトヨタ車の整備ネットワークが浸透しており、ソロモン諸島でも現地で対応可能な整備士が多いことから、アフターサポートの安心感があります。 -
用途の柔軟性
スクールバス、路線バス、企業の従業員送迎、観光バスなど、多目的に活用できる点が評価されています。 -
低燃費とコストパフォーマンス
N04Cディーゼルエンジンは燃費性能に優れ、燃料価格が高騰する中でもランニングコストを抑えられる点は、法人・個人を問わず大きな魅力です。
4. 現地のお客様の声
今回、車両を輸入されたバイヤー様からは以下のようなコメントをいただいております。
「車両の状態が非常に良く、エンジンもスムーズに始動しました。エブリィからの輸出手続きも丁寧で、トラブルなく受け取れました。」
「ホニアラ市内でスクールバスとして使用する予定ですが、子どもたちの乗り心地も快適で、安全面でも安心できる車両です。」
「日本の中古バスは信頼性が高く、これからもエブリィとの取引を続けたいと思います。」
こうした声は、車両品質と輸送サポートの両方に対する高い満足度の証です。単なる輸出にとどまらず、現地の生活や教育・経済を支える存在となっていることがわかります。
5. まとめ & エブリィの買取サービス紹介
今回輸出されたトヨタ コースター(PB-XZB40)は、ソロモン諸島の公共交通や民間送迎において理想的な車両であり、その信頼性・経済性・実用性の高さが選ばれる理由となっています。
エブリィでは、このように海外で必要とされている車両を、日本国内から丁寧に買取・検査・輸出する体制を整えています。特にバスやトラックなどの商用車は、世界各国でのニーズが年々高まっており、使い終えた車両も再び価値ある資産として活躍する可能性があります。
不要になった車両をただ廃車にするのではなく、世界中の人々の役に立つ未来を見据えた再利用という選択を、ぜひ私たちエブリィと一緒に実現しませんか?
「あなたのクルマを、必要としている国へ」
トラック買取・車買取・トラクター買取・自動車輸出・貿易コンサルティング
株式会社エブリィ