1. はじめに
今回ご紹介するのは、日本国内で使用されていた「トヨタ カローラフィールダー(型式:DBA-NZE144G)」を、アフリカ東部のタンザニアへ輸出した事例です。
タンザニアは、交通インフラの整備と経済成長に伴い、信頼性の高い中古車への需要が急増している国のひとつです。とくにトヨタ車は、その耐久性とメンテナンス性から広く支持を集めており、中でも「カローラフィールダー」は実用性と燃費性能に優れたモデルとして人気を博しています。
この記事では、輸出された車両のスペックや現地での使用用途、人気の理由、バイヤーからの評価、そしてエブリィの買取サービスについて詳しく解説いたします。
2. 輸出車両の詳細情報
以下は、トヨタ カローラフィールダー(DBA-NZE144G)の代表的な基本スペックです。
項目 | 内容 |
---|---|
車名 | トヨタ カローラフィールダー |
型式 | DBA-NZE144G |
エンジン型式 | 1NZ-FE |
エンジン種類 | 水冷直列4気筒 DOHC |
排気量 | 1,496cc |
最高出力 | 約110PS(81kW)/6,000rpm |
駆動方式 | FF(前輪駆動)または4WD |
トランスミッション | 4速オートマチック(Super ECT) |
燃費性能(10・15モード) | 約16.0km/L |
乗車定員 | 5名 |
ボディタイプ | ステーションワゴン |
安全装備 | エアバッグ、ABS、EBDなど |
主な特徴 | 実用的な荷室スペース、優れた燃費、静粛性と安定性の高い走行性能 |
カローラフィールダーは、カローラシリーズの中でも積載性と多目的利用性を高めたワゴンタイプで、商用・家庭用どちらにも対応できる万能車両です。
3. なぜこの車がタンザニアで人気なのか?(市場背景)
タンザニアでは、中古車輸入のほとんどが日本からであり、長年にわたりトヨタ車が信頼のブランドとして定着しています。中でもカローラフィールダー(DBA-NZE144G)は以下の理由から人気があります。
1. 高い燃費性能で経済的
燃料費の高騰が続くタンザニアにおいて、1.5Lクラスで16km/L前後の燃費を誇るフィールダーは非常に経済的。都市部の通勤、地方への長距離移動にも安心して使用できます。
2. 多用途に使えるステーションワゴン
コンパクトながら広いラゲッジスペースを備え、日常の買い物から商業用配送、タクシー業務まで幅広い用途に適応。特にスーツケースや商材を運ぶビジネスに活用されています。
3. トヨタならではの堅牢さと部品の入手性
トヨタ車はアフリカ全域で部品の流通網が整っており、現地整備工場でも対応しやすい車種です。信頼できる耐久性と長寿命は、過酷な気候や道路環境においても安心感をもたらします。
4. 低維持費で長く使える
電子制御が複雑すぎず、整備がしやすいため、メンテナンス費用を抑えられる点もポイントです。個人オーナーだけでなく、配車管理を行う法人にも喜ばれています。
4. 現地のお客様の声
今回の輸出先であるタンザニアのバイヤー様より、以下のようなコメントをいただいております。
「カローラフィールダーはとても静かで乗り心地が良いです。日本の車は品質がしっかりしていて安心できます。特に今回の車両は内装もきれいで、大変満足しています。」
「エブリィのスタッフは親切で、船積みの手配や書類の手続きも迅速でした。安心して取引ができたので、次回もお願いしたいです。」
こうした声は、エブリィが輸出において「迅速」「丁寧」「透明性」を重視していることの証です。単なる車の輸出ではなく、「安心の輸送体験」を提供することを私たちは大切にしています。
5. まとめ & エブリィの買取サービス紹介
トヨタ カローラフィールダー(DBA-NZE144G)は、燃費・積載性・耐久性という三拍子揃った車種であり、タンザニアのような新興国では引き続き高い需要が見込まれます。
このように、日本で役目を終えた中古車が、海外で新たな価値を見出され活躍していく姿は、私たちエブリィの事業の意義そのものです。
エブリィでは全国どこでも無料で出張査定を行っており、不要になった車両を高価買取しております。自家用車はもちろん、法人所有の営業車や社用車、商用バン、トラックなど幅広く対応可能です。
海外に向けた独自の販売ネットワークを持つことで、国内再販よりも高価な査定が実現できるケースも多数ございます。ぜひ一度、お気軽にご相談ください。
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