【買取実績】マッセイファーガソン トラクター(6140)をタンザニアへ輸出しました

はじめに

EVERY TRADINGでは、日本全国から買取した中古車、トラック、バス、建設機械、フォークリフト、農業機械を世界各国へ輸出しています。

今回は、日本国内で買取したマッセイファーガソン トラクター「MF6140」をタンザニアへ輸出した実績をご紹介します。

タンザニアは、農業が国の経済と雇用を支える重要な産業となっている国です。トウモロコシ、コメ、小麦、ヒマワリ、コーヒー、綿花、サトウキビ、野菜など、地域ごとにさまざまな農作物が生産されています。

しかし、広い農地を人力や小型農機だけで管理するには、多くの時間と労働力が必要です。そのため、耕起、播種準備、運搬、牧草作業などを効率化できる中大型トラクターへの需要があります。

今回輸出したマッセイファーガソン MF6140は、約90馬力のエンジンを搭載した実用性の高い農業用トラクターです。小型トラクターでは負担が大きい作業にも対応しやすく、中規模から大規模な農場、農業法人、作業請負事業者などに適しています。

本記事では、MF6140の基本仕様、タンザニアで評価される理由、日本からの輸出プロセス、現地で期待される用途、EVERY TRADINGの農機具買取サービスについて詳しくご紹介します。


輸出車両の詳細情報

マッセイファーガソン MF6140 基本スペック

項目 内容
メーカー Massey Ferguson/マッセイファーガソン
モデル MF6140
シリーズ 6100シリーズ
車両区分 農業用ユーティリティトラクター
エンジンメーカー Perkins/パーキンス
エンジン型式 Perkins 1004-4T2
エンジン種類 水冷4気筒ターボディーゼル
排気量 約4.0L/3,990ccクラス
最高出力 約90HP/67.1kW
定格回転数 約2,200rpm
最大トルク 約359Nm
燃料 軽油
燃料タンク容量 約130L
駆動方式 2WDまたは4WD(仕様による)
トランスミッション 16速Speedshiftまたは32速Dynashift
クラッチ 湿式多板式
後部PTO 独立式
PTO回転数 540/1,000rpm
ホイールベース 約2,370mm
車体重量 約3,940~4,150kg
主な用途 耕起、整地、播種準備、牧草作業、運搬、農業請負
対応作業機 プラウ、ハロー、ロータリー、モア、ベーラー、トレーラーなど

※駆動方式、変速機、タイヤ、油圧装置、キャビン、作業機などは、個別車両の仕様によって異なります。


マッセイファーガソン MF6140とは

MF6140は、マッセイファーガソンの6100シリーズに属する農業用トラクターです。

最大の特徴は、日常的な農作業に使いやすい約90馬力の出力と、さまざまな作業機へ対応できる汎用性にあります。

小型トラクターは狭い圃場や軽作業に適しています。一方、広い農地で大型プラウやディスクハローを使用する場合、十分なエンジン出力と車体重量が必要です。

MF6140は約4.0Lのターボディーゼルエンジンを搭載しており、低い回転域から農作業に必要な力を発揮します。そのため、土壌抵抗の大きい耕起作業や、作物や資材を積んだトレーラーの牽引にも対応しやすいモデルです。

また、仕様によって16段または32段の変速機が設定されています。作業内容に合わせて細かく速度を調整できるため、耕起、整地、牧草作業、運搬などを効率的に行えます。

後部PTOは540回転と1,000回転に対応します。モア、ベーラー、ロータリーなど、さまざまなPTO駆動作業機を使用できる点も大きな魅力です。


なぜMF6140がタンザニアで必要とされるのか

1.広い農地の耕起作業を効率化できる

タンザニアでは、広い農地でトウモロコシ、米、小麦、ヒマワリ、豆類などが栽培されています。

作付面積が広くなるほど、雨季の開始時期に合わせて素早く耕起や播種準備を行う必要があります。作業が遅れると、降雨のタイミングを逃し、作物の生育や収穫量に影響する可能性があります。

約90馬力を持つMF6140は、複数連のプラウやディスクハローなどを牽引しやすく、広い圃場を効率よく作業できます。

一日に処理できる面積を増やせれば、作業時間を短縮できます。さらに、人手不足への対応にもつながります。


2.中規模・大規模農場に適した出力

タンザニアで使用される農業用トラクターには、小型から大型までさまざまなクラスがあります。

小型モデルは燃料消費を抑えやすい一方、大きな作業機を使用するには出力が不足する場合があります。反対に、大型モデルは高い作業能力を持ちますが、購入費や維持費が大きくなります。

MF6140の約90馬力という出力は、作業能力と運用コストのバランスを取りやすいクラスです。

自社農場での利用だけでなく、周辺農家から作業を請け負う農業サービス事業にも適しています。


3.農業請負サービスで収益を生み出せる

タンザニアでは、すべての農家が自分のトラクターを所有できるわけではありません。

そのため、トラクターとオペレーターをセットで提供し、耕起、整地、播種準備などを請け負うビジネスがあります。

MF6140のように複数の作業へ対応できるトラクターは、農業請負事業との相性が良いモデルです。

例えば、作付け前にはプラウやハローを使用できます。収穫期にはトレーラーを牽引し、農作物を倉庫や市場へ運べます。牧草地ではモアやベーラーを使用できます。

季節ごとに異なる仕事へ投入できるため、年間の稼働率を高めやすくなります。

トラクターは単なる農機具ではありません。適切に運用すれば、地域農業を支えながら収益を生み出す事業資産になります。


4.パーキンス製ディーゼルエンジンの信頼性

MF6140には、Perkins製の4気筒ターボディーゼルエンジンが搭載されています。

パーキンスのディーゼルエンジンは、農業機械、建設機械、発電機など、世界各地の産業機械で使用されてきました。

タンザニアを含むアフリカ市場でも知られているため、整備経験を持つメカニックや部品供給業者を見つけやすい場合があります。

海外で中古トラクターを長く使用するには、購入時の価格だけでなく、輸入後に整備できるかどうかが重要です。

エンジンオイル、燃料フィルター、エアフィルター、冷却水、ベルト類などを定期的に確認することで、故障を予防しやすくなります。


5.大きな燃料タンクで長時間作業に対応

MF6140の燃料タンク容量は約130Lです。

広い農場では、作業中に何度も給油場所へ戻ると時間を失います。十分な燃料容量を持つトラクターであれば、長時間の耕起や整地を続けやすくなります。

ただし、実際の燃料消費量は、作業機の種類、土壌の硬さ、作業深度、エンジン回転数、圃場の傾斜、タイヤの空気圧などによって変わります。

燃料消費を抑えるには、必要以上に深く耕さないことや、作業に適したギアを選ぶことが重要です。

また、エアフィルターの詰まりや燃料系統の不調は燃費悪化につながります。定期整備と正しい操作を組み合わせることで、効率的な運用が可能になります。


6.複数の作業機を使用できる

MF6140は、3点リンクやPTOを利用してさまざまな作業機を装着できます。

想定される作業には、次のようなものがあります。

  • プラウを使用した耕起
  • ディスクハローによる砕土と整地
  • ロータリーによる土づくり
  • シーダーやプランターを使った播種
  • モアによる牧草刈り
  • ベーラーによる牧草梱包
  • スプレーヤーによる農薬や液肥の散布
  • トレーラーを使った作物や資材の運搬

一台で複数の作業を行えるため、農場全体の機械化を進めやすくなります。

ただし、作業機を選ぶ際は、必要馬力、取付規格、PTO回転数、油圧容量、作業機重量を確認する必要があります。


7.収穫物や農業資材の運搬にも使える

タンザニアの農村地域では、農場から市場や集荷場まで距離がある場合があります。

MF6140は、耕起作業だけでなく、農業用トレーラーを牽引する運搬作業にも使用できます。

収穫したトウモロコシ、米、豆類、野菜、飼料などを運ぶほか、肥料、種子、農具、水タンクなどの輸送にも対応できます。

トラックが入りにくい農地や未舗装路では、トラクターとトレーラーの組み合わせが便利です。

特に4WD仕様であれば、雨季の柔らかい地面や傾斜地でも、2WD仕様より高い牽引力が期待できます。


タンザニアで想定される主な用途

今回輸出したMF6140は、タンザニアで次のような分野に活用できます。

穀物生産

トウモロコシ、小麦、米、ヒマワリ、大豆などの生産では、耕起と播種準備の効率化に役立ちます。

畜産・牧草管理

モアやベーラーを接続すれば、牧草の刈り取りや梱包に利用できます。家畜用飼料の生産効率向上が期待できます。

サトウキビや大規模作物の管理

作業機の条件が合えば、広い農地の整地、資材運搬、収穫補助などに使用できます。

農業請負事業

周辺農家の耕起や整地を有料で請け負うことで、トラクターを収益源として活用できます。

地方での運搬作業

農作物、肥料、飼料、水、建築資材などをトレーラーで運搬できます。


日本からタンザニアへの輸出プロセス

今回のMF6140は、日本国内でEVERY TRADINGが買取を行った後、輸出に向けた準備を進めました。

1.車両情報と状態の確認

まず、メーカー、モデル、駆動方式、エンジン、変速機、タイヤ、外装、運転席、油圧装置などを確認します。

トラクターは、同じモデルでも装備や使用環境が異なります。そのため、個別車両の状態確認が重要です。

2.エンジンと各機能の確認

エンジンの始動、異音、排気煙、オイル漏れ、冷却水、変速、油圧、PTO、3点リンクなどを確認します。

中古農機具では、外観だけでは判断できない部分があります。把握できた情報を写真や動画とともにお客様へ案内します。

3.輸出書類の準備

インボイス、パッキングリスト、船積み書類など、輸出に必要な情報を準備します。

トラクターは自動車とは書類や輸送条件が異なる場合があるため、機体番号やモデル情報を慎重に確認します。

4.輸出港への輸送

トラクターを日本国内の港や指定ヤードへ運びます。

車体サイズや重量によっては、専用車両による国内輸送が必要です。

5.船積みと海上輸送

車体サイズ、航路、船会社の条件に応じて、RORO船、コンテナ、フラットラックなどの輸送方法を検討します。

必要に応じて、タイヤや作業機を取り外し、輸送サイズを調整する場合もあります。

6.タンザニア到着と引き渡し

港へ到着後、現地の輸入者または通関業者が通関手続きを行います。

通関完了後、お客様が機体を受け取り、農場や事業拠点へ輸送します。


現地のお客様の声

今回の輸出実績を紹介するお客様コメントとしては、次のような内容が考えられます。

「広い農地で使える、十分な馬力を持つトラクターを探していました。MF6140はプラウ作業とトレーラー運搬の両方に使えるため、農場の作業効率が大きく改善すると期待しています。」

「日本から届いたトラクターは説明どおりの状態でした。エンジンの始動も良く、日本で管理された中古農機具の品質を実感しました。」

「EVERY TRADINGは、機体の写真や状態、輸送方法を分かりやすく説明してくれました。船積み書類もスムーズに受け取ることができました。」

「これから耕起作業の請負サービスにも使用する予定です。次に農機具を購入するときもEVERY FARM TRACTORへ相談したいと思います。」

※実際に掲載する場合は、お客様から正式にいただいたコメントへ差し替えてください。


中古MF6140を長く使用するためのポイント

MF6140をタンザニアで長く使用するには、日常点検と予防整備が重要です。

特に次の項目を定期的に確認する必要があります。

  • エンジンオイルとオイルフィルター
  • 燃料フィルターと燃料への水分混入
  • ラジエーターと冷却水
  • エアフィルターの汚れ
  • ファンベルトやホース
  • トランスミッションオイル
  • 油圧オイルと油圧フィルター
  • PTOと3点リンク
  • タイヤの摩耗と空気圧
  • バッテリーと充電状態

乾燥してほこりが多い圃場では、エアフィルターの清掃頻度を増やす必要があります。

また、作業機の重量や幅がトラクターに合っていないと、クラッチ、変速機、油圧装置、車軸へ大きな負担がかかります。

適切な作業機を選び、定格を超える負荷を避けることが、長期使用につながります。


まとめ|MF6140をタンザニアの農業現場へ

今回ご紹介したマッセイファーガソン MF6140は、約4.0Lのパーキンス製ターボディーゼルエンジンと約90馬力の出力を備えた農業用トラクターです。

耕起、整地、播種準備、牧草作業、トレーラー運搬など、多くの農作業に対応できます。

タンザニアでは、農業生産性の向上、人手不足への対応、適期作業の実現、農業請負サービスの拡大などに役立つモデルです。

EVERY TRADINGでは、2006年の創業以来、日本の中古車、トラック、バス、建設機械、フォークリフト、農業機械を世界100カ国以上へ輸出してきました。

農業機械部門のEVERY FARM TRACTORでは、次のような機械を取り扱っています。

  • マッセイファーガソン トラクター
  • クボタ トラクター
  • ヤンマー トラクター
  • イセキ トラクター
  • 三菱 トラクター
  • ニューホランド トラクター
  • ジョンディア トラクター
  • コンバイン
  • 耕運機
  • 作業機
  • フォークリフト
  • その他の農業機械

また、日本全国から中古トラクターや農業機械の買取も行っています。

古い年式のトラクター、使用時間が多い機体、国内で再販が難しい大型モデルでも、海外では必要とされる場合があります。

日本では使われなくなった農業機械でも、タンザニアをはじめとする海外の農場では、生産性向上を支える重要な機械として再び活躍できます。

トラクターや農業機械の売却をご検討中の方は、EVERY TRADINGへご相談ください。世界各国の需要と輸出経験を活かし、大切な農機具の価値を確認します。

 

ご不要になったトラクターや建設機械がございましたら、ぜひEVERY TRADINGにご相談ください。
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