1. はじめに
今回は、日本からオーストラリアへ輸出された中古車、トヨタ ハイエースワゴン(KD-KZH106GW)・1996年式をご紹介します。
「ハイエース」といえば、世界中で高い信頼を得ているトヨタの人気ミニバンシリーズ。その中でも90年代に生産されたハイエースワゴンは、今なお多くのファンに支持されており、**レトロな外観と堅牢な性能を兼ね備えた“名車”**として再評価されています。
特にオーストラリアでは、アウトドア志向のライフスタイルやカスタムバンの文化が浸透していることから、旧型ハイエースへのニーズが非常に高く、今回の輸出もそうした背景に支えられた一例です。
この記事では、車両の特徴や現地市場での需要、輸出プロセス、そして現地バイヤーの声を通じて、ハイエースワゴンがなぜオーストラリアで選ばれているのかを詳しく解説します。
2. 輸出車両の詳細情報
| 車名 | トヨタ ハイエースワゴン |
|---|---|
| 型式 | KD-KZH106GW |
| エンジン型式 | 1KZ-TE(直列4気筒ターボディーゼル) |
| 排気量 | 2,982cc |
| 駆動方式 | FR(後輪駆動)または4WD(グレードにより) |
| トランスミッション | 4速オートマチック / 5速マニュアル(仕様による) |
| 最高出力 | 約130PS / 3,600rpm |
| 最大トルク | 約29.0kg・m / 2,000rpm |
| 定員 | 8〜10名(グレードにより異なる) |
| ボディタイプ | ワゴン(ロングボディ) |
| 燃料種別 | 軽油(ディーゼル) |
| 特徴 | 頑丈なボディ構造、ターボディーゼルの力強さ、多人数乗車対応 |
KD-KZH106GWは、90年代におけるハイエースの代表モデルであり、現代のモデルと比べてもメンテナンス性・耐久性・実用性に優れた1台です。現在では“旧車”のカテゴリに入るものの、その魅力はむしろ世界で再評価されています。
3. なぜこの車がこの国で人気なのか?(市場背景)
● バンライフ文化とDIYカスタムのニーズ
オーストラリアでは、自然豊かな環境を活かした“バンライフ”文化が根強く存在します。長期旅行やキャンプ、サーフトリップを好む人々の間で、自分だけのキャンピングカーを作る動きが活発です。
ハイエースワゴン(KZH106系)はこの用途にぴったりであり、以下のような理由で人気を博しています。
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広い室内空間がベッドやキッチン設置に最適
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ターボディーゼルエンジンによる長距離運転の安定性
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修理のしやすさ・部品の入手性(日本製トヨタ車の強み)
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クラシックなデザインが若者層やレトロカーマニアにも刺さる
特に右ハンドル仕様で輸入が可能な日本車は、オーストラリアでも車検・登録手続きがしやすく、中古車市場で高値が付く傾向にあります。
● 商業・多目的車両としての実用性
ハイエースはもともと業務用・商用として設計されており、現地でも下記のような多用途で活用されています。
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タクシー・送迎サービス
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小規模ツアー会社の移動車両
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福祉・教会団体の乗合車
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個人商売における荷物・人の両方の運搬用
このように、“1台で何でもこなせる”マルチユースな存在である点も、KZH106GWの輸出成功を後押ししています。
4. 現地のお客様の声
今回の輸出にあたって、オーストラリアのバイヤー様より以下のようなお言葉を頂いています。
「想像以上に状態が良く、30年近く前の車とは思えない!整備記録もきちんとしていて安心できました。」
「日本車はやはり信頼できます。このモデルのハイエースを探していたので、希望通りの車両が見つかって本当にうれしい。」
「輸送もスムーズで、書類のサポートも丁寧。初めての輸入車取引でしたが、エブリィさんのおかげで不安なく進められました。」
こうしたフィードバックは、エブリィのサービス品質に加え、日本中古車の魅力が世界で通用している証とも言えるでしょう。
5. まとめ & エブリィの買取サービス紹介
トヨタ ハイエースワゴン(KD-KZH106GW)は、時代を超えて価値を維持している名車のひとつです。
特にオーストラリアのようなアウトドア志向が強く、バンライフ文化が根付いた国では、こうした旧型モデルが**「ただの中古車」ではなく、「新しい暮らしのパートナー」として迎えられています。**
私たちエブリィは、国内で役目を終えた車を、必要とする世界の誰かに届ける橋渡しをしています。
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