1. はじめに

日本国内で役目を終えた車両でも、海外では“これからが本番”というケースが少なくありません。今回エブリィが輸出を行ったのは、1988年式の三菱 キャンター（型式：P-FE335B）。実に35年以上前のモデルですが、モザンビークでは今なお高い需要があります。

中古トラック市場が活況を見せるアフリカ諸国の中でも、モザンビークは港湾物流や内陸部輸送で中型トラックの活用が進んでおり、日本からの輸入車が多く活躍しています。

この記事では、この古き良きキャンターがなぜ今でも選ばれるのか、現地の活用状況、そしてエブリィがどのように輸出をサポートしているのかを解説します。

2. 輸出車両の詳細情報

以下は、三菱 キャンター（P-FE335B）の基本仕様です。年式は古くても、その基本性能は現在でも十分通用するレベルにあります。

この型式は、シンプルな構造により整備性が高く、現在でも多くの部品が流通している点が強みです。

3. なぜこの車がこの国で人気なのか？（市場背景）

■ 長寿命エンジンと優れた耐久性

モザンビークのような発展途上の道路事情において、車両に求められるのは“高性能”よりも“壊れにくさ”。1988年式のキャンターは、現代のような電子制御が少なく、機械的な構造で成り立っているため、トラブルが起きても現地の整備士で対応可能な点が評価されています。

特に4D31エンジンは“壊れにくい名機”として知られており、定期的なオイル交換や基本的な整備を行えば、走行40万km超えも珍しくありません。

■ 部品の入手が容易

日本から多くのキャンターが長年にわたってモザンビークに輸出されているため、現地では中古部品の流通も豊富です。型式が古い車でもメンテナンスのハードルが低いため、中小の物流会社や建設業者からの需要が根強くあります。

■ 商業用に最適なサイズ感

P-FE335Bは2トン積みの中型車として、都市部から地方まで柔軟に対応できるサイズです。大型トラックでは進入できない狭い路地にも入りやすく、食品・建材・農業資材など、さまざまな貨物の輸送に使われています。

また、構造がシンプルなためボディの架装（幌車・ダンプ・平ボディ）なども現地で自由に改造しやすく、用途が非常に広い点も魅力のひとつです。

■ 初期導入コストの安さ

新車や10年以内の中古車に比べ、1988年式車両は圧倒的に価格が抑えられています。限られた資金で事業を始めたい個人・小規模事業者にとって、低コストで導入できる実用的なトラックとして高く評価されています。

4. 現地のお客様の声

今回のキャンターを購入されたモザンビークのバイヤー様より、以下のようなコメントをいただいています。

「年式が古くても状態がとても良く、想像以上でした。日本からの中古車はメンテナンスが丁寧で、錆びも少ないですね。」

「今回は港での引き取りもスムーズで、エブリィの連絡対応も的確でした。今後は同型のキャンターをまとめて仕入れたいです。」

こうした声が寄せられるのは、エブリィが車両の選定・点検・輸出手配まで一貫して丁寧に対応しているからこそです。

5. まとめ & エブリィの買取サービス紹介

三菱 キャンター（P-FE335B）は、1988年式という年式にもかかわらず、今なお海外で求められる“実用車”として高く評価されています。日本では型落ちとして扱われがちな車両も、海外では「必要とされる道具」として新たな活躍の場を得ています。

エブリィでは、古い年式のトラックでも丁寧に査定・買取し、必要とされる国や地域へと橋渡しを行っています。トラック・バン・バス・農機まで、豊富な輸出実績を持ち、安心・スムーズな取引をお約束します。

🚚 エブリィの強み

• 全国対応の高価買取

• 独自ネットワークによる海外販売力

• 古い車両・過走行車・車検切れ車も歓迎

• 輸出書類・通関手続きもサポート

お手元に不要になったトラックがある方、ぜひ一度エブリィまでご相談ください。あなたの車が、世界のどこかで“まだまだ走れる1台”として、新しい道を走り始めるかもしれません。

中古トラックの売却を検討されている方はエブリィのかんたん買取査定もしくは海外委託販売をぜひご活用ください。

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