1. はじめに
アフリカ諸国では、物流や建設業の発展に伴い、高性能な大型トラックの需要が年々高まっています。その中でも日本製の中古トラックは「耐久性」「メンテナンス性」「コストパフォーマンス」の三拍子が揃っていることで、高い信頼を獲得しています。
今回、エブリィでは三菱 スーパーグレート(KC-FV519JXD)・1996年式をタンザニアへ輸出いたしました。この車両は、日本国内で長く使用された後もなお高い走行性能を保持しており、輸出先でも即戦力として活躍が期待されています。
この記事では、この車両の詳細や、なぜタンザニアでのニーズが高いのか、その背景とともに現地からの声を交えてご紹介します。
2. 輸出車両の詳細情報
今回輸出された「三菱 スーパーグレート(KC-FV519JXD)」の主なスペックは以下の通りです。重量物運搬を想定した仕様でありながら、メンテナンス性や快適性も考慮されたモデルです。
項目 | 内容 |
---|---|
車名 | 三菱 スーパーグレート |
型式 | KC-FV519JXD |
エンジン型式 | 8DC9(V型8気筒ディーゼルターボ) |
排気量 | 約16,000cc |
最大出力 | 約340〜370馬力(仕様により異なる) |
駆動方式 | 6×4(後輪2軸駆動) |
トランスミッション | 7速または8速マニュアル |
ボディタイプ | トラクターヘッド/平ボディトラック |
最大積載量 | 約10トン以上(登録用途による) |
特徴 | 高トルク・高耐久シャーシ・冷却効率の高い設計 |
スーパーグレートは三菱ふそうのフラッグシップモデルで、過酷な環境でも抜群の耐久性を誇ります。KC-FV519JXDはその中でも特に堅牢な構造とされ、アフリカをはじめとする新興国市場で重宝されています。
3. なぜこの車がこの国で人気なのか?(市場背景)
■ 高トルクディーゼルで坂道も悪路も対応
タンザニアでは、都市部と地方をつなぐ道路インフラが急速に整備されつつありますが、依然として未舗装道路や急勾配の道が多く存在します。16L級のV型8気筒エンジンを搭載したスーパーグレートは、こうした道路条件に強く、悪路でも安定した走行性能を発揮します。
■ 部品供給と整備性の高さ
東アフリカ諸国では、日本製トラックのパーツ供給ネットワークが確立されており、現地の整備工場でも対応できることから、ランニングコストを抑えた運用が可能です。特に三菱ふそうの車両は、耐久性の高さとあわせて、**「壊れにくく、直しやすい」**という評価を得ています。
■ 商業・建設・物流と多用途に対応
今回輸出したスーパーグレートは、タンザニア国内の建設資材輸送やコンテナ牽引、鉱山業務など多用途に対応可能な6×4トラクター構造。こうしたニーズに応じて柔軟に活用できる点が、現地の輸送業者や建設会社から支持される理由です。
4. 現地のお客様の声
今回の輸出に際して、現地の輸送会社オーナー様より、以下のようなフィードバックをいただいています。
「このスーパーグレートは、エンジンの力が段違い。特に鉱山近くの勾配でもストレスなく荷物を運べるのが嬉しい。日本からの輸送も丁寧で、コンディションも想像以上でした。」
― タンザニア・ドドマ市/輸送会社オーナー D.N様
「三菱のトラックはやはり信頼できます。前に購入した中古車も長く使えたので、今回もエブリィさんにお願いしました。書類の対応も迅速で、安心して取引ができました。」
― バイヤー K.M様(ダルエスサラーム)
こうした実際の声からも、日本の中古トラックが海外でいかに信頼されているかが伝わってきます。
5. まとめ & エブリィの買取サービス紹介
三菱 スーパーグレート(KC-FV519JXD)は、その頑丈なつくり・強力なエンジン・多目的対応の設計によって、タンザニアのような環境下でも高い実用性を発揮しています。今回のように、年式が古くても高性能な大型トラックは、新興国での需要が非常に高いのが現状です。
エブリィでは、こうした中古トラックを日本全国から高価買取し、海外輸出を通じて再活用しています。
エブリィの中古トラック買取の強み
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✅ 古い年式や走行距離が多くても買取可能
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✅ トラック・ダンプ・トレーラーなど専門車両も対応
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✅ 海外販路に強いため高値査定を実現
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✅ 輸出前提の整備・手続きもすべてサポート
もしご自宅や会社に不要な大型トラックやトレーラーがございましたら、ぜひ一度エブリィへご相談ください。海外で再び活躍できる可能性がある限り、私たちはその価値を見出し、次のオーナーへとつなぎます。
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