1. はじめに
エブリィでは、日本国内で使用されていた高品質な中古車両を世界各地へと輸出しています。今回はその中でも、中型観光バスの代表格である「日野 メルファ(KK-RR1JJEA)」を、アフリカ中部に位置するコンゴ民主共和国へ輸出いたしました。
日野メルファは、観光・送迎・団体輸送など多用途に活用できる中型バスとして、国内外で根強い人気を誇る車種です。日本国内での運行が終了した後も、その高い耐久性と信頼性を活かし、海外のバイヤーから多くの引き合いがあります。
本記事では、輸出した車両の仕様や、コンゴ民主共和国における需要の背景、現地の反応、そしてエブリィの買取・輸出体制についてご紹介いたします。
2. 輸出車両の詳細情報
以下は、今回輸出された**日野 メルファ(KK-RR1JJEA)**の主な仕様です。
項目 | 内容 |
---|---|
メーカー | 日野自動車(HINO) |
車種名 | メルファ(MELPHA) |
型式 | KK-RR1JJEA |
車体形状 | 中型バス(観光・送迎仕様) |
エンジン型式 | J08C(直列6気筒ディーゼルエンジン・NA) |
排気量 | 約8,000cc |
駆動方式 | FR(後輪駆動) |
トランスミッション | 5速マニュアル |
定員 | 約30名(シートアレンジにより変動) |
車体サイズ | 全長約8,990mm × 全幅約2,300mm × 全高約3,100mm |
装備 | エアブレーキ、リクライニングシート、冷暖房装置 |
用途例 | 送迎バス・観光バス・チャーターバス・スクールバス等 |
メルファは小回りの利くサイズ感と快適な車内空間のバランスが魅力で、都市部の狭い道路から地方路線まで、柔軟に対応できる汎用性を持ち合わせています。
3. なぜこの車がこの国で人気なのか?(市場背景)
公共交通・送迎需要が高まるコンゴ民主共和国
コンゴ民主共和国では、都市間交通の整備が依然として途上にあり、民間事業者による交通インフラ支援が求められています。特に地方都市や郊外地域では、信頼性の高い中型バスへのニーズが年々増加しています。
日野メルファの魅力:耐久性 × 燃費性能 × 汎用性
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耐久性の高さ
J08C型エンジンは、自然吸気ながらもトルクが太く、過酷な道路環境や高温多湿の気候下でも安定した運行が可能です。構造もシンプルで、整備性にも優れており、修理や部品交換も現地で対応しやすい点が評価されています。 -
優れた燃費性能
ディーゼルエンジンによる燃費性能の高さは、日常的な運用コストに直結します。長距離移動や頻繁な稼働が求められるバス業務において、コストパフォーマンスの良さは大きなメリットです。 -
多用途対応
観光用の快適性と、送迎用の実用性を兼ね備えた設計のため、学校送迎・教会の巡回・企業送迎・ツアー業務など、1台で複数の用途に対応可能です。
日本製バスのブランド力
「日本から輸出されたバス=安心して長く使える」というイメージが定着しており、特に日野やいすゞなどの国産ブランドは現地バイヤーから高い信頼を得ています。見た目が古くても、機械的に信頼できるという“メカの質”が、選ばれる最大の理由です。
4. 現地のお客様の声
今回の輸出に際し、コンゴ民主共和国のバイヤー様から以下のような評価をいただいています。
「車両の状態がとても良く、内装も清潔でした。エンジンもすぐにかかり、走行もスムーズ。中古とは思えない品質に感動しました。」
「日本の中古バスは何台も取り寄せていますが、今回は特に対応が早く、必要な書類もすべて揃っていて安心できました。次回もエブリィさんにお願いしたいです。」
「このサイズ感がちょうどよく、村の巡回ルートにぴったりです。運転手も喜んでおり、乗客からも好評です。」
日本車の品質の高さとともに、エブリィのスムーズな対応、書類手続きの正確さにも高い評価をいただいています。
5. まとめ & エブリィの買取サービス紹介
今回ご紹介した日野 メルファ(KK-RR1JJEA)・2000年式は、コンゴ民主共和国のように公共交通インフラが発展途中の国々において、信頼性・経済性・汎用性のすべてを兼ね備えた理想的な中型バスです。
エブリィでは、全国のバス事業者・自治体・スクールバス運営者などから不要となった車両を高価買取し、世界中で必要としている国々へと責任をもってお届けしています。
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