1. はじめに
エブリィでは、日本で使用された信頼性の高い中古車両を世界各国へ輸出しています。今回ご紹介するのは、アフリカ東部のタンザニアへ輸出された「三菱 ローザ（PA-BG64DG）・2007年式」です。
三菱ローザは、日本国内では幼稚園の送迎バスや小型観光バス、企業の通勤送迎用などとして長年活躍している小型バスです。特に耐久性と整備性に優れており、海外市場でも人気の高いモデルとなっています。
この記事では、この三菱ローザがなぜタンザニアで選ばれたのか、具体的な車両スペック、現地の反応、そして輸出の流れまでを詳しく解説していきます。
2. 輸出車両の詳細情報
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 車名 | 三菱 ローザ |
| 型式 | PA-BG64DG |
| エンジン型式 | 4M50（直列4気筒インタークーラーターボディーゼル） |
| 排気量 | 約4,899cc |
| 駆動方式 | FR（後輪駆動） |
| ミッション | 5速マニュアル / 一部オートマ設定もあり |
| 燃料 | 軽油（ディーゼル） |
| 乗車定員 | 25〜29名（仕様により変動） |
| ボディタイプ | 小型バス（ワンボックス型） |
| 全長×全幅×全高 | 約6,990mm × 2,010mm × 2,630mm |
| 最小回転半径 | 約6.2m |
| 主な装備 | パワステ、エアブレーキ、冷暖房、後部スピーカーなど |
PA-BG64DGは、4M50型の高トルクエンジンを搭載し、都市部から郊外まで幅広い道路状況に対応できる設計となっています。
3. なぜこの車がこの国で人気なのか？（市場背景）
小型バス需要が高まるタンザニア
タンザニアでは都市部の人口増加とともに、公共交通や民間送迎サービスの需要が拡大しています。特にダルエスサラームやアルーシャなど都市圏では、小回りのきく小型バスが活躍する場面が増えており、日本の中古バスへの需要は非常に高まっています。
頑丈で壊れにくい構造
日本で使用されていたローザは、定期点検が施されてきた個体が多く、車両全体のコンディションが良好なものが多い傾向にあります。タンザニアのように未舗装路も多い環境でも、ローザの堅牢なシャーシ構造と耐久性のあるサスペンションは大いに役立ちます。
燃費と整備性のバランス
搭載されている4M50エンジンは、軽油仕様で燃費性能が良く、経済的に運用できる点が評価されています。また、日本車全般にいえる整備性の高さもあり、現地メカニックによる点検・修理が比較的容易です。
多用途での利用が可能
ローザは送迎バスとしてはもちろん、観光業、学校、企業の社員輸送など、多様な用途に対応できることから、中古車市場でも回転が速い車種です。大人数を安全に運ぶことが求められる環境において、この車の存在価値は非常に大きいと言えるでしょう。
4. 現地のお客様の声
今回ローザを輸入されたタンザニアのバイヤー様からは、以下のようなご感想をいただいております。
「日本の小型バスは本当に品質が良く、内装も清潔で快適でした。エブリィのスタッフの方の対応も非常に丁寧で、通関書類なども迅速に準備していただき助かりました。」
また、実際に使用している運転手の方からも、
「エンジンの始動が良く、燃費も思った以上に良いです。街中の短距離輸送に最適で、乗客の評判もいいですね。」
という声が届いています。日本車の信頼性と、エブリィの輸出対応のスムーズさが、こうした高評価に繋がっています。
5. まとめ & エブリィの買取サービス紹介
三菱ローザ（PA-BG64DG）は、そのコンパクトさと高い実用性から、タンザニアのような発展途上国において非常に人気のあるモデルです。耐久性、燃費、整備性といった実用性の高さが、商用車市場でのニーズに合致しており、今後も継続的な需要が見込まれます。
エブリィでは、こうした車両を日本全国から買い取り、必要とされる国々へとお届けしています。「古くなったから」「もう使っていないから」と手放す前に、ぜひエブリィへご相談ください。国内では価値がつきにくい車でも、海外ではまだまだ活躍できる可能性があります。
無料査定や輸出相談も随時受け付けておりますので、バスやトラックなどの商用車両をお持ちの方は、どうぞお気軽にご連絡ください。
中古バスの売却を検討されている方はエブリィのかんたん買取査定もしくは海外委託販売をぜひご活用ください。
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