1. はじめに
今回エブリィが日本国内で買取し、アフリカ東部のタンザニアへ輸出したのは、三菱の中型トラック「キャンター(KK-FE53EB)」2002年式です。
三菱キャンターは、商用車として世界中で信頼されている人気モデルで、特に耐久性・走行性能・維持コストのバランスの良さから、発展途上国を中心に高い需要を誇っています。日本国内での役目を終えた商業車が、海外では新たな活躍の場を得ていることは、サステナブルな社会への貢献でもあります。
この記事では、車両の基本情報や、タンザニアにおける日本製トラックの需要、現地のお客様の声、そしてエブリィの買取・輸出サポートについて詳しくご紹介します。
2. 輸出車両の詳細情報
以下は、今回タンザニアへ輸出した「三菱 キャンター(KK-FE53EB)」の主要なスペックです。
項目 | 内容 |
---|---|
車名 | 三菱 キャンター |
型式 | KK-FE53EB |
エンジン型式 | 4M51(直列4気筒ディーゼル) |
排気量 | 5,240cc |
駆動方式 | 4×2(後輪駆動) |
トランスミッション | 5速マニュアル |
ボディタイプ | 平ボディ(標準幅) |
最大積載量 | 約2,000〜3,000kg(仕様により異なる) |
車両総重量 | 約5,900kg |
全長 | 約6,000mm |
全幅 | 約1,880mm |
全高 | 約2,140mm |
燃料種類 | 軽油(ディーゼル) |
主な装備 | パワーステアリング、エアブレーキ、ABS、リーフサスペンション |
三菱キャンターはコンパクトなサイズ感ながら積載性にも優れており、狭い道路や悪路でも高い操作性を誇るトラックとして世界中で重宝されています。
3. なぜこの車がこの国で人気なのか?(市場背景)
トラック市場としてのタンザニアの現状
タンザニアは農業・建設・物流分野が急速に発展しており、それに伴って中型トラックの需要も高まり続けています。特に地方都市や農村部では、道路整備が進行中であるものの、舗装されていない道や長距離輸送の必要性が高いため、頑丈でメンテナンス性に優れた日本製中古トラックが重宝されています。
三菱キャンターの強み
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耐久性と信頼性
キャンターは過酷な環境でも安定したパフォーマンスを発揮するエンジンとシャーシ設計で、年間数万キロ単位での走行にも耐える力があります。 -
メンテナンス性の高さ
部品の供給が多く、現地の整備士にも馴染みのある構造のため、修理やメンテナンスがしやすいという点も大きな魅力です。 -
燃費の良さと積載効率
5.2Lのエンジンはパワフルでありながら、燃費効率にも配慮されており、1台で長時間の輸送が可能です。積載量も最大約3トンと、商業用途に最適なバランスを備えています。 -
多用途に対応可能
農産物、建築資材、生活用品、さらには都市部での小規模物流など、多用途に対応できる平ボディトラックとして、地域に根ざした活躍が期待されます。
4. 現地のお客様の声
今回、三菱キャンターを購入されたタンザニアのバイヤー様より、以下のようなフィードバックをいただいております。
「三菱のキャンターは以前から使用していて、その性能には信頼を寄せています。今回届いた車両は状態も非常に良く、整備も最小限でそのまま現場で使用できました。」
「エブリィの対応は非常に丁寧で、港での受け取りもスムーズでした。書類の不備もなく、全てスケジュール通りに進んだことに感謝しています。」
このようなコメントは、日本車の品質の高さと、エブリィの一貫した輸出サポート体制の信頼性を物語っています。
5. まとめ & エブリィの買取サービス紹介
三菱 キャンター(KK-FE53EB)をタンザニアへ輸出した今回の事例は、日本の中古商用車が海外市場でどれほどの価値を持っているかを象徴するものでした。
日本国内では年式が古くなったトラックでも、適切な整備と輸送サポートを経て、海外では再び活躍の場を得ることができます。こうした“リユース”の循環は、環境面でも経済面でも大きなメリットをもたらしています。
エブリィでは、中古トラック・商用車の無料査定から海外バイヤーとのマッチング、通関手続き、輸送までをトータルでサポートしています。どんなに年式が古くても、海外市場ではまだまだ価値のある車両がたくさんあります。
「古いトラックを手放したいけど、まだ使えるのでは?」とお考えの方は、ぜひ一度エブリィまでご相談ください。最適な販路と価格をご提案いたします。
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