1. はじめに
日本の中古商用車は、アフリカ諸国を中心に高い需要を誇っています。特に経済発展が続くサブサハラ・アフリカでは、中小規模のビジネスオーナーや個人事業者が、耐久性とコストパフォーマンスに優れた日本車を必要としています。
今回は、エブリィを通じてザンビアに輸出された「三菱キャンター(PA-FB70BB)」をご紹介します。キャンターは日本国内でも長年にわたって信頼されてきた小型トラックで、アフリカ市場でも非常に人気のあるモデルです。
この記事では、なぜこのキャンターがザンビアで選ばれたのか、その背景や輸出プロセス、現地からの反応、そしてエブリィのサポート体制について詳しく解説いたします。
2. 輸出車両の詳細情報
以下は、今回ザンビアに輸出した三菱キャンター(PA-FB70BB)の基本情報です。
項目 | 内容 |
---|---|
車名 | 三菱 キャンター |
型式 | PA-FB70BB |
駆動方式 | FR(後輪駆動) |
トランスミッション | 5速マニュアルトランスミッション(MT) |
エンジン型式 | 4M42型 水冷直列4気筒ディーゼルターボエンジン |
排気量 | 2977cc |
最大出力 | 約130ps / 3200rpm |
最大トルク | 約30.0kgf・m / 1600rpm |
燃料種別 | 軽油(ディーゼル) |
乗車定員 | 3名 |
最大積載量 | 約2,000kg(車種により異なる) |
全長×全幅×全高 | 約4,690mm × 1,695mm × 1,980mm |
タイヤサイズ | 195/85R16 |
このモデルは、短距離から中距離までの配送業務や建材輸送、農業用途にまで対応できる多用途小型トラックとして定評があります。
3. なぜこの車がこの国で人気なのか?(市場背景)
ザンビアは鉱業や農業を主要産業とする内陸国で、国内輸送網が発展途上にある一方で、物流や物資運搬に対する需要は年々高まっています。こうした環境下で、以下の理由から三菱キャンターは高い評価を受けています。
① 燃費性能の良さ
ディーゼルエンジンを搭載したキャンターは、燃料コストの抑制が求められるアフリカ市場において非常に経済的です。4M42エンジンは燃焼効率に優れており、長距離運転でも低燃費を維持できるため、物流業者や農業従事者にとって大きなメリットとなっています。
② 耐久性と整備のしやすさ
ザンビアでは舗装されていない未整備の道路も多く、トラックには高い耐久性が求められます。キャンターは堅牢なシャーシとサスペンション設計により、悪路でもしっかりと走行可能です。また、シンプルな構造でメンテナンスがしやすく、現地でも部品の入手が比較的容易なことも人気の理由です。
③ 幅広い用途に対応
三菱キャンターは荷台を自由にカスタマイズできるため、冷蔵車、平ボディ、幌車など様々な仕様に転用できます。ザンビアでは小規模輸送業者だけでなく、農産物の運搬や建設資材の移動など、多様な業種で活用されています。
4. 現地のお客様の声
今回、三菱キャンター(PA-FB70BB)をご購入いただいたバイヤー様から、以下のようなコメントをいただいております。
「以前も日本車を購入したことがありますが、エブリィさんを利用したのは今回が初めてでした。連絡がスムーズで、書類手続きや船積みのサポートも迅速でした。届いた車もとても状態が良く、さすが日本の中古車だと感心しました。」
「ザンビアではキャンターの人気が高く、すぐに転売できる車種です。今回は自社で使用するために購入しましたが、今後もエブリィを通じて継続的に仕入れを検討したいと思います。」
このように、車両の品質だけでなく、輸送や書類対応のサポート体制にも高い評価をいただいております。
5. まとめ & エブリィの買取サービス紹介
今回ご紹介した三菱キャンター(PA-FB70BB)のように、日本の中古小型トラックは海外市場において非常に需要が高く、特に耐久性と燃費性能を重視するザンビアでは大きな信頼を得ています。
エブリィでは、お客様のニーズに合わせた車両選定から、書類準備、港までの陸送、海上輸送、アフターサポートまで、ワンストップで輸出サポートを行っています。また、国内では不要になった商用車・トラックの買取も強化しており、どんな車でも無料査定・高価買取を実施中です。
日本で活躍を終えた中古車が、海外で再び人々の生活を支える存在へと生まれ変わる。その架け橋となるのが、私たちエブリィの使命です。
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