1. はじめに
エブリィでは、日本国内で使用されていた高品質な中古車両を、世界各国のお客様のもとへお届けしています。今回は、三菱 キャンター(KK-FE51CB)・2000年式をルワンダへ輸出した事例をご紹介いたします。
内陸国であるルワンダは、東アフリカの中でも経済成長が著しい国のひとつであり、物流・建設・農業の分野で中小型トラックの需要が高まっています。中でも、キャンターシリーズはその信頼性・整備性・低燃費性能により、多くの企業や個人事業主に支持されています。
この記事では、輸出された車両のスペック、ルワンダ市場での人気の背景、実際に使用されたバイヤーからの声、そしてエブリィの中古車輸出サービスについて詳しくご紹介します。
2. 輸出車両の詳細情報
項目 | 内容 |
---|---|
車種名 | 三菱 キャンター |
型式 | KK-FE51CB |
初年度登録 | 2000年式 |
エンジン型式 | 4M51型(直列4気筒ディーゼル) |
排気量 | 約5,200cc |
最大積載量 | 約2~3トン(仕様により異なる) |
トランスミッション | 5速マニュアル |
駆動方式 | FR(後輪駆動) |
ブレーキ種別 | 真空式油圧ブレーキ |
車両サイズ | 全長:約4,700mm / 全幅:約1,700mm / 全高:約1,990mm |
主な用途 | 配送・建材運搬・農産物輸送・小規模工事用など |
特徴 | 燃費効率が高く、小回りがきく、整備しやすい |
三菱キャンターは、日本国内でも小型トラックとして長年親しまれてきたシリーズであり、アジア・アフリカを中心に世界中で高い稼働実績を持っています。
3. なぜこの車がルワンダで人気なのか?(市場背景)
✅ コンパクトで機動性に優れる
ルワンダの都市部では道路幅が狭く、未舗装道路や傾斜のある道も多いため、大型トラックよりもコンパクトで取り回しの良いキャンターが重宝されています。建設現場や農村部などへのアクセスも容易で、実用性が高いのが特長です。
✅ 燃費の良さとメンテナンス性
ディーゼルエンジンを搭載しながらも、燃料消費を抑えた高効率設計。軽油価格の変動に影響されにくい運用コストが、中小企業や自営業者にとって大きな魅力です。また、構造がシンプルなため現地整備士によるメンテナンスもしやすく、長期間にわたり安定した稼働が見込めます。
✅ 多用途に対応可能なフラット荷台
農産物の集荷、建築資材の輸送、家具の配送など、ルワンダ国内のあらゆる業種でキャンターは活躍しています。積載物のサイズに応じてカスタマイズも可能で、現地ニーズに柔軟に対応できます。
✅ 中古パーツの流通も安心
三菱キャンターはアフリカ諸国でも広く使われているため、ルワンダ国内にも互換性のある中古部品の流通網が存在しています。故障や修理時の対応が迅速に行える点も、長期使用を見据えた購入者にとって安心材料です。
4. 現地のお客様の声
今回このキャンターを輸入されたのは、キガリ市内で建築資材の販売と運搬を行っている企業のオーナー様でした。輸送完了後に以下のような感想をいただいております。
「予想以上に状態の良い車で、すぐに業務に投入することができました。エブリィさんの対応も丁寧で、書類手続きから港での積載までスムーズに進みました。
日本車はやはり細部まで作りがしっかりしていて、信頼できます。次の増車の際もぜひお願いしたいと思います。」
こうしたお言葉は、私たちにとっても大きな励みです。現地の物流や産業の一端を担える車両を提供できたことを誇りに思います。
5. まとめ & エブリィの買取サービス紹介
三菱キャンター(KK-FE51CB)・2000年式は、ルワンダのような発展途上国において、堅実で実用的なビジネスパートナーとして活躍できるトラックです。
燃費の良さ、整備のしやすさ、多様な用途への対応力が評価され、今後も需要の拡大が期待されます。
エブリィでは、日本国内で不要になった商用車・トラック・バスなどを、必要とする海外のバイヤーへ橋渡ししています。
「年式が古いから売れないだろう」「車検が切れているから価値がないかも」
そうお考えの方も、まずは一度ご相談ください。
あなたの車が、世界のどこかで“働く力”になるかもしれません。
エブリィは、その想いを大切に、一台一台丁寧に取り扱っています。
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