1. はじめに
日本国内で20年以上にわたって活躍してきた「三菱 ファイター(KL-FK61FLZ)」が、今回新たな地、アフリカ・タンザニアへと輸出されました。ファイターシリーズは中型トラックの代表格として、国内外問わず高い評価を受けてきましたが、特に耐久性に優れる2000年式モデルは、途上国市場で今なお根強い人気を誇っています。
タンザニアは現在、道路インフラの拡大や物流ニーズの急増に伴い、堅牢な中古トラックの需要が高まっています。この記事では、今回エブリィが輸出を担当した三菱ファイター(KL-FK61FLZ)の詳細情報と、なぜ同国で選ばれるのかを掘り下げてご紹介いたします。
2. 輸出車両の詳細情報
項目 | 内容 |
---|---|
車名 | 三菱 ファイター |
型式 | KL-FK61FLZ |
エンジン型式 | 6M61(直列6気筒ディーゼル) |
排気量 | 約7.5L |
最大積載量 | 約6,500kg(仕様により異なる) |
トランスミッション | 6速マニュアル |
駆動方式 | 4×2 |
ブレーキ | エアブレーキ(リターダ付もあり) |
キャビン | 標準キャブ/ワイドキャブ仕様あり |
主な用途 | 建築資材運搬、農産物輸送、長距離配送など |
特徴 | 高耐久・メンテナンス性に優れる・パーツ流通豊富 |
KL-FK61FLZは、「頑丈なシャーシ構造」「シンプルな機構設計」「整備のしやすさ」といった要素を兼ね備えた、まさに海外中古車市場における王道モデルです。
3. なぜこの車がタンザニアで人気なのか?(市場背景)
■ 商業利用を前提とした実用性
タンザニアでは、道路整備が進んでいる都市部と、舗装のされていない地方部の双方でトラックの使用が求められます。建設用資材の輸送、農業生産物の市場搬送、小規模工場の配送など、トラックの用途が非常に多様であるため、汎用性の高いファイターは非常に重宝されます。
■ 高耐久ディーゼルエンジンの信頼性
7.5Lの6M61エンジンは、タフな環境下でも安定した出力を維持し、定期的なメンテナンスを行えば30万km以上の走行も可能といわれています。このような耐用年数の長さは、部品の入手が限られる発展途上国において大きなアドバンテージとなります。
■ 日本製トラック=信頼のブランド
タンザニアでは、「日本の中古車=品質が良く壊れにくい」という認識が定着しています。特に三菱ふそうのトラックは、長年にわたって輸入され続けてきた実績があり、整備士や部品業者もその構造に精通しているため、購入後のサポートがしやすいというメリットもあります。
■ コストパフォーマンスが高い中古トラック
新車の輸入は高額であるため、タンザニア国内では中古車のニーズが非常に高く、中でも「高年式よりも信頼性重視で選ぶ」傾向が強いです。今回輸出した2000年式という年式でありながら、状態良好なファイターは、コストパフォーマンスに優れた選択肢として現地の運送事業者に注目されました。
4. 現地のお客様の声(バイヤーの反応)
今回の三菱ファイター(KL-FK61FLZ)を購入されたタンザニアのバイヤー様より、以下のようなコメントをいただいております。
「トラックは年式よりも状態が大事。このファイターはシャーシがしっかりしていて、エンジンも快調でした。」
「日本からの輸送は思っていたより早く、書類も丁寧にまとめてくれて助かりました。輸出担当のエブリィさんは信頼できます。」
「部品も現地で手に入りやすく、整備士も三菱に詳しいので、すぐに現場で使えました。次の車もエブリィさんにお願いしたいです。」
現地では、トラック=ビジネスの命綱。そのため、信頼できる車両の輸入は、生活や事業の安定にもつながります。
5. まとめ & エブリィの買取サービス紹介
今回の三菱ファイター(KL-FK61FLZ)・2000年式のタンザニア輸出は、**中古商用トラックの“第2の価値”**を世界に届ける一例となりました。耐久性・燃費・整備性、すべての面で信頼されるこの車両は、今後も世界各国で求められ続けるでしょう。
エブリィでは、三菱ファイターをはじめとした中型・大型トラック、バス、バン、SUVの買取・輸出を全国対応で行っております。
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