1. はじめに
日本国内で商用トラックの代表格といえば「日野 プロフィア」。その信頼性とパワーは、国内の物流を支える重要な存在として知られています。しかし、プロフィアの実力は日本国内にとどまりません。東アフリカの新興経済国モザンビークにおいても、そのニーズは非常に高く、今回エブリィでは、2005年式・日野 プロフィア(KS-FS1EWWG)をモザンビークに輸出いたしました。
この記事では、この車両の詳細情報をはじめ、モザンビークにおける市場背景や輸送プロセス、現地からの評価までを幅広く紹介します。エブリィの中古トラック輸出における取り組みも併せてご紹介しますので、ぜひ最後までご覧ください。
2. 輸出車両の詳細情報
以下は、今回モザンビークに輸出された「日野 プロフィア(KS-FS1EWWG)」の基本スペックです。長距離輸送に適した高出力・高耐久の大型トラックです。
項目 | 内容 |
---|---|
車名 | 日野 プロフィア(HINO PROFIA) |
型式 | KS-FS1EWWG |
エンジン型式 | E13C型(直列6気筒インタークーラー付きディーゼル) |
排気量 | 約13,000cc |
最大出力 | 約380~400馬力 |
駆動方式 | 6×2(後輪2軸) |
トランスミッション | 7速~12速マニュアル(仕様により異なる) |
ブレーキ | エアブレーキ+排気ブレーキ+リターダー |
用途 | コンテナ輸送、建設資材運搬、長距離輸送など |
全長 | 約11,900mm |
最大積載量 | 約13~15トン(用途・登録条件により異なる) |
キャビン仕様 | フルキャブ・ハイルーフ・エアサスシートあり |
本車両は、「力強い走り」「長距離に強い」「荷物を多く積める」という3つの特長を備えた、まさに重量級輸送に特化したトラックです。
3. なぜこの車がこの国で人気なのか?(市場背景)
■ モザンビークの物流需要と地理的背景
モザンビークはインド洋に面した港湾国家であり、輸出入の拠点となるマプト港やベイラ港から周辺内陸国(マラウイ・ジンバブエ・ザンビアなど)への物流ハブとして機能しています。そのため、コンテナ輸送や長距離トラック輸送に特化した車両のニーズが極めて高いのが特徴です。
■ 日野プロフィアの実用性と整備性
プロフィアは、高出力ディーゼルエンジンと耐久性の高いミッションが魅力で、悪路・坂道・長距離のあらゆる条件下で安定した走行が可能です。さらに、日本製トラックのなかでも特に「整備しやすい」「部品が手に入りやすい」と現地でも高い評価を得ており、運用コストを抑えつつ、安定した稼働が可能です。
■ 中古トラックでも通用する耐久性
2005年式の本車両はすでに20年近い経過がありますが、日野のE13Cエンジンは、適切に整備されていれば100万km超の耐久性も実現可能といわれており、アフリカ市場では「まだまだこれから使えるトラック」として注目されています。
4. 現地のお客様の声
今回の車両を購入されたバイヤー様から、以下のような嬉しいフィードバックを頂きました。
「このプロフィアは想像以上にエンジンの調子が良く、荷物を満載しても力強く走ります。港から内陸部まで500km以上の輸送に使っていますが、問題なく稼働中です。」
― モザンビーク・ナンプラ州 輸送業者 H.R様
「エブリィの対応が迅速で安心できました。写真と実車の状態も一致しており、輸送手配や書類の案内も丁寧で助かりました。」
― バイヤー J.M様(ベイラ市)
こうした実体験の声からも、日本車の品質と、エブリィの輸出サービスが信頼されていることが伺えます。
5. まとめ & エブリィの買取サービス紹介
日野 プロフィア(KS-FS1EWWG)は、パワーと耐久性を兼ね備えた輸送業界の主力モデルであり、モザンビークのような物流インフラが発展途上にある国において、高い実用性と信頼性を誇る車両です。
エブリィでは、このような「高耐久・高性能な中古トラック」を日本全国から買取し、整備・点検を行ったうえで世界中へ安心・安全に輸出しています。
エブリィの中古トラック買取の特徴
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✅ 年式・状態問わず査定無料で対応
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✅ 稼働不能でもOK(輸出用として再評価)
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✅ トラック専門の知識を持つスタッフが対応
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✅ 東南アジア・アフリカ・中東など幅広い販売ネットワーク
ご不要になった大型トラックやトラクターヘッドがございましたら、ぜひエブリィまでご相談ください。「動かなくなった車=価値がない」とは限りません。世界では、まだ活躍できる場所が待っています。
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