1. はじめに

日本国内で長年にわたり活躍してきた商用バス「三菱 ローザ」。その信頼性と耐久性の高さから、国内だけでなく海外市場でも人気が高まっています。今回エブリィでは、1999年式の三菱 ローザ（KK-BE63EE）をタンザニアへ輸出いたしました。

東アフリカの中心的な国家であるタンザニアでは、公共交通機関の整備が進んでいる一方で、都市部・郊外を問わず中古のマイクロバスに対する需要が非常に高まっています。本記事では、三菱ローザの特長や、タンザニア市場でのニーズ、現地の反応、そしてエブリィの取り組みについて詳しくご紹介します。

2. 輸出車両の詳細情報

今回輸出した車両「三菱 ローザ（KK-BE63EE）」の仕様は以下のとおりです。中型サイズのマイクロバスとして、日本国内の通学バス・送迎車・地域交通などで広く使用されていたモデルです。

このモデルは、中古市場でも安定した人気を保ち続けており、特にアフリカ市場では「頑丈で壊れにくい日本のバス」として高い評価を受けています。

3. なぜこの車がこの国で人気なのか？（市場背景）

■ 豊富な乗車定員と柔軟な用途

タンザニアでは、大人数を安全に輸送できる手段が求められており、特に学校や企業の送迎、地方都市間の中距離移動に対応できる車両が重宝されています。ローザは最大29人乗りであるため、小型バスと大型バスの中間的な存在として非常にバランスが良く、多様な場面で使用可能です。

■ 耐久性と修理のしやすさ

三菱の商用車は、熱帯地域の過酷な道路状況にも耐えることができることで知られています。特に「4M51型エンジン」は自然吸気でトラブルが少なく、整備性が高いため、部品交換やメンテナンスがしやすい点が現地でも重視されています。

また、タンザニアでは日本製ディーゼル車のパーツ流通も比較的整っており、整備工場の多くが日本車のメンテナンスに慣れているため、中古車としての寿命が長く、経済的な運用が可能です。

■ 燃費性能と運用コストの低さ

燃費面でも、ディーゼルエンジンによる高効率な燃焼システムを持つローザは、1Lあたり7〜8km程度の燃費を実現。これはタンザニアのように燃料価格が経営に直結する国において、大きなメリットです。特に長距離移動が日常的な地域では、運行コストを抑えながら効率的に稼働できる点が重宝されています。

4. 現地のお客様の声

今回の車両を現地で購入されたタンザニアのバイヤー様より、以下のような声をいただきました。

「このローザは見た目以上に状態が良く、エンジンの始動もスムーズで快適に運転できます。日本から届いた車ということで安心感もありました。今は子どもたちのスクールバスとして使用していますが、保護者からも好評です。」
― タンザニア・ドドマ市　教育関係者様

「日本車はやはり品質が高い。納車までの流れも丁寧で、エブリィさんとのやり取りはスムーズでした。コンテナでの輸送中も車体に傷がつかないよう工夫されており、届いた時もそのまま運用できました。」
― 業務用バス事業者 M.K様

このように、単なる車両の販売にとどまらず、納車後すぐに運用可能な状態での引き渡しや、サポート体制に関しても高い評価をいただいております。

5. まとめ & エブリィの買取サービス紹介

今回タンザニアへ輸出した「三菱 ローザ（KK-BE63EE）」は、耐久性・利便性・経済性の三拍子が揃った、まさにアフリカ市場に最適な日本製マイクロバスでした。特にタンザニアのような地域では、こうした「走るインフラ」とも言える車両のニーズが今後も継続すると考えられます。

エブリィでは、こうした再販価値の高いバスやトラック、ワゴン車両を高価買取しています。国内ではすでに使用されなくなった車両も、海外では新たな命を吹き込まれ、地域社会を支える重要な移動手段として活躍しています。

エブリィの中古車買取サービスの特徴

• 全国対応・査定無料

• 動かない車両でもOK

• 輸出向け車両の再活用に強み

• 海外販売ネットワークを活かした高価買取

ご自宅や法人で不要になった商用車・マイクロバス・送迎車などがございましたら、ぜひエブリィへご相談ください。あなたの車両が、次のオーナーの手に渡り、海外で第二の人生を歩むお手伝いをいたします。

中古バスの売却を検討されている方はエブリィのかんたん買取査定もしくは海外委託販売をぜひご活用ください。

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