1. はじめに
エブリィでは、日本全国から買取した中古農業機械を、世界中の農業現場へと輸出しています。今回はその中でも、特に人気の高い農業用トラクター「クボタ GL-40」をタンザニアへ輸出した実績をご紹介します。
アフリカ大陸の中でも農業が基幹産業となっているタンザニアでは、日本製の農機が高く評価されています。なかでもクボタ製のトラクターは、耐久性・整備性・燃費性能に優れており、さまざまな地形や気候条件に対応できることから、農業従事者にとって頼れるパートナーとなっています。
この記事では、輸出された車両「クボタ GL-40」のスペック、なぜこのモデルがタンザニアで支持されるのかという市場背景、現地での評価やバイヤーの声などを交えて詳しく解説していきます。
2. 輸出車両の詳細情報
項目 | 内容 |
---|---|
メーカー | クボタ(Kubota) |
モデル名 | GL-40 |
型式 | GL-40(汎用型農業用トラクター) |
エンジン種類 | 水冷4サイクル3気筒ディーゼルエンジン |
最大出力 | 約40馬力(PS) |
駆動方式 | 4WD(4輪駆動) |
トランスミッション | フルシンクロメッシュトランスミッション(16段変速) |
PTO(動力取出軸) | 3段階(低速・中速・高速) |
油圧装置 | 自動耕深制御機能付き |
ステアリング | パワーステアリング |
車体サイズ | 全長約3,300mm × 全幅約1,500mm × 全高約2,000mm |
重量 | 約1,500kg(アタッチメント含まず) |
特長 | サンルーフキャビン仕様、ロールバー標準装備 |
GLシリーズは、操作性の良さと故障の少なさから、海外でも安定した人気を誇ります。中でもGL-40は中型機として農地の開墾から日常的な耕作作業まで幅広く使える万能タイプです。
3. なぜこの車がこの国で人気なのか?(市場背景)
農業が国の基盤を支えるタンザニア
タンザニアは人口の約65%が農業に従事しており、穀物・コーヒー・茶・カシューナッツなどの栽培が盛んな国です。広大な土地を活用しながら、持続可能な農業開発を進める中で、機械化の重要性が年々高まっています。
日本製トラクター=「壊れない・燃費がいい・長く使える」
中古であっても、日本でしっかり整備されたクボタ製のトラクターは壊れにくく、メンテナンス性にも優れている点が評価されています。特にGL-40は部品の調達もしやすく、現地での修理対応も可能です。
また、燃費の良さも大きなポイント。広大な農地を長時間にわたり耕作する農業では、燃料代は無視できないコストです。GL-40のエンジンは低燃費かつ高出力で、コストパフォーマンスが非常に優れています。
多用途に使える中型トラクター
GL-40は、プラウ作業、畝立て、播種、収穫後の整地など、農作業全般に対応可能な汎用型トラクターです。特にタンザニアのように一つの農場で多品目栽培を行うケースが多い国では、1台で多用途に使える機種が重宝されます。
4. 現地のお客様の声
今回のクボタGL-40の輸出先となったバイヤー様からは、以下のようなコメントをいただいています。
「エンジンの始動性がとても良く、操作も簡単でした。以前使っていた中古トラクターと比べても、作業スピードが格段に上がりました。」
「このトラクターはパワーがあるのに静かで、燃料消費も抑えられているように感じます。エブリィの対応も迅速で、船積みから現地到着までトラブルは一切ありませんでした。」
「日本のクボタは信頼できると聞いていましたが、実際に使ってみてその理由がよく分かりました。今後も追加で購入を検討しています。」
日本の農機に対する信頼と、エブリィの丁寧な輸出対応が、こうした好評につながっています。
5. まとめ & エブリィの買取サービス紹介
今回ご紹介した「クボタ トラクター(GL-40)」は、タンザニアのような農業国において、耐久性・燃費性能・汎用性の面で非常に高く評価されているモデルです。中古であっても品質の良さが認められ、現地で即戦力として活躍しています。
エブリィでは、全国から農業用トラクターやコンバイン、田植機などの農機具を高価買取し、必要としている世界各国のバイヤーへと輸出しています。不要になった農機が、新たな農業現場で再び活躍する―そんなサステナブルな流通を私たちは大切にしています。
農機の処分にお困りの方、「古くても売れるのかな?」と不安な方も、まずはお気軽にご相談ください。査定は無料、出張も対応可能、専門スタッフが丁寧に対応いたします。
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