1. はじめに
エブリィでは、日本で使用されていた高品質な中古車を、必要とする海外のお客様のもとへ輸出しています。今回は、2013年式の「日野 デュトロ(TKG-XZU685M)」をカリブ海の島国・セントビンセントへ輸出した事例をご紹介いたします。
日野デュトロは、その高い耐久性と操作性、コストパフォーマンスの良さから、世界中で商用車としての需要が高いトラックです。特に発展途上国や物流インフラが成長途中の国々では、確かな品質を持つ日本の小型トラックが重宝されており、今回の輸出もそのニーズに応えたかたちとなりました。
この記事では、車両の仕様や輸出背景、現地での評価、エブリィのサポート体制について詳しくお伝えいたします。
2. 輸出車両の詳細情報
車名 | 日野 デュトロ |
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型式 | TKG-XZU685M |
駆動方式 | 4WD(パートタイム四輪駆動) |
エンジン型式 | N04C(直列4気筒ディーゼルターボ) |
排気量 | 約4,009cc |
トランスミッション | 5速マニュアル |
最大積載量 | 約3,000kg(グレードにより前後) |
車両重量 | 約3,200kg |
全長 | 約6,000〜6,500mm(荷台形状により異なる) |
全幅 | 約1,880mm |
全高 | 約2,280mm |
用途 | 商用配送、建設資材運搬、農業用輸送、公共事業など |
このモデルは4WD仕様で、悪路や未舗装路でも高い走行性能を発揮するため、地方や山間部での配送業務に非常に向いています。また、シンプルかつ堅牢な構造により、長時間の稼働にも耐える設計となっています。
3. なぜこの車がこの国で人気なのか?(市場背景)
■ 雨が多く、起伏のある地形に対応する4WD性能
セントビンセントはカリブ海に浮かぶ火山島で、山地が多く雨も頻繁に降るため、舗装が行き届いていない道も数多く存在します。そのような地形において、4WDのデュトロは非常に頼りになります。荷物を積んだ状態でもしっかりとトラクションを確保し、ぬかるんだ道でも安定した走行が可能です。
■ 日本車への厚い信頼と流通インフラ
セントビンセントでは、日本からの中古車が主要な車両供給源となっており、特にトヨタや日野といったブランドは地元の整備士にも親しまれています。デュトロはその中でも整備性が高く、現地にあるパーツも比較的豊富なため、長期間の使用が前提となる商業車として非常に人気があります。
■ 小回りが利く車体サイズと積載力の両立
TKG-XZU685Mは、ボディサイズは中型トラックに近いものの、小型車のような小回り性能も併せ持っています。これにより、狭い町中や港周辺など、スペースが限られるエリアでもストレスなく運用できます。また、3トン前後の積載量を誇り、コスト効率の高い輸送手段として活用できます。
4. 現地のお客様の声
実際にこの日野 デュトロを購入されたセントビンセントのバイヤー様からは、以下のようなコメントをいただいております。
「日野トラックは初めての購入でしたが、非常にパワフルで、山間部の道路でも安心して使えています。配送ビジネスの即戦力になっています。」
「エブリィの対応が迅速で、輸出手続きもスムーズでした。通関用の書類もすぐに揃っており、港での受け取りも問題ありませんでした。」
これらの声からも、日本車の品質だけでなく、エブリィの輸出サポート体制への満足度の高さがうかがえます。
5. まとめ & エブリィの買取サービス紹介
日野 デュトロ(TKG-XZU685M)は、過酷な地形や高温多湿な気候でも高いパフォーマンスを発揮する堅実な商用トラックです。セントビンセントのような環境においても、日々の物流や工事業務における信頼できる相棒として、多くの企業や個人に選ばれています。
エブリィでは、日野のトラックをはじめ、トヨタ、いすゞ、三菱ふそうなど多様なメーカーの中古商用車の買取・輸出を行っております。国内での使用を終えた車両でも、海外での需要は非常に高く、正当な評価で高価買取が可能です。
「使わなくなったトラックがある」「海外で再活用してほしい」そんなお考えをお持ちの方は、ぜひエブリィへご相談ください。査定から輸出手続きまで、一貫してサポートいたします。
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