1. はじめに
今回は、トヨタ ハイエースバン(ADF-KDH206V)・2009年式をモザンビークへ輸出した実績についてご紹介します。
トヨタ ハイエースは、日本国内にとどまらず、世界各国で商用車・乗用車として圧倒的な人気を誇る車両です。中でもモザンビークでは、公共交通機関が未発達な地域も多く、耐久性・積載力・燃費性能に優れたハイエースが「最も信頼できる車両の一つ」として選ばれています。
本記事では、輸出された車両の基本スペック、市場での人気の理由、現地バイヤーの声、そしてエブリィがどのようにスムーズな輸出を実現しているかをご紹介します。
2. 輸出車両の詳細情報
項目 | 内容 |
---|---|
車名 | トヨタ ハイエースバン(TOYOTA HIACE VAN) |
型式 | ADF-KDH206V |
エンジン型式 | 1KD-FTV(直列4気筒DOHC 16バルブディーゼルターボ) |
排気量 | 2,982cc |
最大出力 | 約136馬力(3,400rpm) |
駆動方式 | フルタイム4WD(パートタイム式も存在) |
トランスミッション | 4速AT / 5速MT(グレードにより異なる) |
乗車定員 | 3名または6名(バン仕様により異なる) |
最大積載量 | 約1,000kg~1,250kg(グレードによる) |
用途 | 貨物輸送、ミニバス、送迎車、ビジネス用途全般 |
特徴 | 高い耐久性・積載性・パーツ供給の豊富さ・低燃費 |
KDH206V型は、特にアフリカ地域での信頼性が高く、長距離・悪路走行にも耐えうる性能が評価されています。
3. なぜこの車がこの国で人気なのか?(市場背景)
物流・公共交通のインフラ事情
モザンビークでは、国内物流がトラックやバンに大きく依存しており、公共交通機関もまだまだ発展途上です。そのため、多目的に活用できる商用バンの需要が非常に高く、信頼性と整備性を備えた日本製中古車は、まさに理想的な選択肢となっています。
耐久性・走破性の高さ
KDH206Vは、高トルクでパワフルなディーゼルエンジンと堅牢な足回りを搭載しており、未舗装道路や山間部でも安定した走行が可能です。現地のバイヤーからは「10年乗っても壊れない車」として評価されており、実用面での信頼性が購入の決め手となっています。
燃費性能と経済性
燃料価格が高騰しているモザンビークにおいて、ディーゼル車の燃費性能は非常に重要です。KDH206Vは3リッタークラスでありながらも、燃費効率が良く、過酷な環境下でもコストパフォーマンスに優れています。
用途の幅広さ
・市内の配達業務
・地方都市への貨物輸送
・ミニバスへの改造(座席を追加して定期路線運用)
・企業の営業車・作業車としての利用
など、一台で多用途に対応できる点も人気の理由です。
部品の入手とメンテナンスの容易さ
トヨタ車は世界中で流通しており、特にハイエースはアフリカ市場での整備ノウハウが豊富です。モザンビーク国内でも互換パーツが手に入りやすく、メンテナンス性が高いことから、長期運用が可能となっています。
4. 現地のお客様の声
今回のハイエースを購入したのは、モザンビーク北部のナンプラに拠点を持つ輸送事業者様です。以下のようなフィードバックをいただいております。
「届いたハイエースはエンジンも外装も非常に良い状態で、すぐに配送業務に投入できました。日本からの輸送もスムーズで、予定通りの納期でした。」
― モザンビーク・ナンプラ州 T運送会社様
「これまで中古車輸入に不安がありましたが、エブリィさんは書類も明確で対応が非常に丁寧でした。次の購入もお願いしたいと思います。」
― 現地自動車販売業者 T.R様
品質・サービスともにご満足いただけたことは、私たちにとって大きな励みです。
5. まとめ & エブリィの買取サービス紹介
トヨタ ハイエースバン(ADF-KDH206V)・2009年式は、堅牢なつくりと高い実用性で、アフリカ各国における輸送のインフラを支える重要な車種です。今回のようなモザンビークへの輸出は、単に車を届けるだけでなく、現地の生活や経済活動を支える役割も果たしています。
エブリィでは、こうした海外ニーズに対応するため、日本国内で不要となった商用車・バンを高価買取し、世界へ届ける活動を行っています。査定から輸出手配、アフターフォローまでワンストップで対応しており、多くの法人・個人様にご利用いただいています。
ご不要となったハイエースや商用車をお持ちの方は、ぜひエブリィへご相談ください。買取価格、輸出実績、対応スピード、すべてにおいてご満足いただけるサービスをご提供いたします。
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