1. はじめに
日本国内で活躍していた商用車が、世界各国で第二の人生を歩む――。エブリィはその架け橋として、日々多くの中古車を世界に送り出しています。今回はその中から、三菱 キャンター(SKG-FEB90)・2011年式をザンビアへ輸出した事例をご紹介します。
小型トラックとして日本でも多くの現場で使われてきたキャンターは、アフリカ地域においても大変人気のある車両です。この記事では、SKG-FEB90型キャンターの基本スペック、なぜザンビアで需要が高いのか、輸出の背景、現地の反応などを詳しく解説します。
2. 輸出車両の詳細情報
項目 | 内容 |
---|---|
車種名 | 三菱 キャンター |
型式 | SKG-FEB90 |
エンジン型式 | 4P10型(直列4気筒 DOHC インタークーラーターボ) |
排気量 | 約2,990cc(2.99L) |
燃料種別 | 軽油(ディーゼル) |
駆動方式 | FR(後輪駆動) |
トランスミッション | 5速マニュアル/デュアルクラッチAMT(DUONIC) |
最大積載量 | 約3,000kg(仕様によって変動あり) |
ボディタイプ | 平ボディ/幌付き/アルミバン等のバリエーション |
全長×全幅×全高 | 約4,690mm × 1,690mm × 1,970mm(標準ボディ) |
主な用途 | 商業輸送、建築資材の運搬、配達業務など |
SKG-FEB90は、2010年代前半に導入された新世代のキャンターで、環境性能の向上や省燃費化が図られたモデルです。特に4P10型エンジンとDUONICトランスミッションの組み合わせは、高効率で操作性にも優れています。
3. なぜこの車がザンビアで人気なのか?(市場背景)
◎ 高い耐久性と信頼性
三菱キャンターは日本だけでなく、世界中の現場で「壊れにくく、長く使えるトラック」として知られています。ザンビアでは、道路状況が未整備なエリアも多く、こうした車両の耐久性が極めて重要視されます。SKG-FEB90はシャシーが強固で、積載重量にもよく耐えるため、長期にわたる使用が可能です。
◎ 燃費性能に優れたクリーンディーゼル
排気量3L未満ながら、インタークーラーターボを搭載した4P10型エンジンは、燃費効率に優れており、燃料価格の高騰が続くザンビアにおいても経済的な選択肢となっています。都市間の長距離輸送でも安定した走りを実現します。
◎ 整備性と部品供給の充実
三菱ふそうの車両はザンビア国内にも多く流通しており、部品調達が比較的容易で、現地整備士によるメンテナンスにも対応可能です。また、DUONIC搭載モデルも現地では徐々に普及が進みつつあり、操作性の高さが評価されています。
◎ 幅広い用途への対応力
農業、物流、建設、配達業務など多種多様な用途で使えるキャンターは、ザンビアの個人事業者から中小企業まで幅広い層からの支持を集めています。荷台を自由に架装できる柔軟性も魅力のひとつです。
4. 現地のお客様の声
今回、エブリィを通じてキャンター(SKG-FEB90)を輸入されたザンビアのバイヤー様より、次のような声をいただいています。
「見た目もエンジンの状態もとても良く、すぐに使い始めることができました。以前使っていた日本の中古車よりパワフルで快適です。」(輸送会社オーナー/ルサカ)
「トランスミッションがスムーズで、都市部から地方まで幅広く活躍しています。燃費も想像以上に良好です。」(小規模配送業/チパタ)
「エブリィさんの対応が丁寧で、書類手続きもスムーズ。初めての輸入でしたが安心して取引できました。」(新規バイヤー/カブウェ)
このようなフィードバックからも、日本で使用されていた高品質な車両が、アフリカ諸国でどれだけ喜ばれているかが伝わってきます。
5. まとめ & エブリィの買取サービス紹介
三菱 キャンター(SKG-FEB90)・2011年式のザンビア輸出事例は、信頼性、燃費、整備性を兼ね備えた小型トラックが、途上国の成長を支える存在として必要とされていることを実感できる好例です。
キャンターは古くても新しくても、その信頼性と多用途性から常に高い需要があります。特にエンジンやミッションに問題がなく、輸出向けとしての基本性能を備えた車両は、年式に関わらず海外での価値が非常に高いのが現状です。
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