1. はじめに
エブリィでは、日本国内で役目を終えた中古車を世界各地へ輸出し、第二の活躍の場を提供しています。今回ご紹介するのは、1986年式の三菱 キャンター（P-FE435F）をザンビアへ輸出した事例です。
一見するとかなり年式の古いモデルではありますが、それでも現地で求められる理由があるのが日本車の魅力です。この記事では、この型式の三菱キャンターがザンビアでどのように活用されているのか、その魅力と現地のニーズ、輸出プロセスについて詳しく解説します。
2. 輸出車両の詳細情報
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 車種名 | 三菱 キャンター |
| 型式 | P-FE435F |
| エンジン型式 | 4D31（直列4気筒ディーゼル） |
| 排気量 | 約3,300cc |
| 駆動方式 | FR（後輪駆動） |
| トランスミッション | 5速マニュアル |
| 最大積載量 | 約2,000kg〜3,000kg（仕様により異なる） |
| ボディ形状 | 平ボディ（または幌付き、荷台付き仕様あり） |
| サスペンション | 前後リーフスプリング |
| 主な用途 | 小型貨物運搬、建設資材輸送、農業用など |
| 特徴 | シンプルな構造で整備しやすい、耐久性が高い |
三菱キャンターP-FE435Fは、1980年代に登場した小型トラックの中でもロングセラーモデルのひとつです。堅牢なフレームとディーゼルエンジンの信頼性で、当時から商業用途で多く使われていました。
3. なぜこの車がザンビアで人気なのか？（市場背景）
◎ 耐久性と整備のしやすさ
ザンビアをはじめとするアフリカ諸国では、車両の電子制御が少ない古いモデルのトラックが特に人気です。理由はシンプルで、整備が容易で壊れにくく、現地の整備士が対応しやすいという利点があるからです。
P-FE435F型はまさにその代表であり、エンジンや駆動系の構造がシンプルなため、長期間使い続けることが可能です。中古でも「しっかり走る」ことが重視されるザンビアにとって、まさに理想的な一台と言えます。
◎ コストパフォーマンスの高さ
新車や高年式モデルに比べ、購入費用が圧倒的に安いという点も魅力のひとつです。初期費用を抑えたい小規模事業者や個人農家にとって、費用対効果の高いキャンターは重要な選択肢となります。
◎ 多様な用途に対応可能
キャンターは荷台の形状を変更しやすく、農業用・建設用・商業用など幅広い分野で利用できます。今回輸出した車両も、現地での用途に合わせて改造される予定で、今後は農村部での資材や作物の運搬に使われる見込みです。
◎ 日本車ブランドへの信頼
ザンビアでは「日本車＝信頼の象徴」として認知されており、古くても日本で使われていた中古車は非常に人気です。特に三菱はトラック分野での実績が豊富で、キャンターは現地で「信頼できる働き者」として認識されています。
4. 現地のお客様の声
今回のキャンターを輸入された現地バイヤー様からは、以下のような感想をいただきました。
「とても古い車ですが、しっかり整備されていてエンジンの音が非常に良い。日本の中古車はやっぱり品質が違います。」（中古車業者／ルサカ）
「余計な電子部品がない分、壊れた時にもすぐに修理できるので、長く使えるのが助かります。農業用として活躍してくれるでしょう。」（農家／カピリムポシ）
「エブリィさんの対応はとても丁寧で、輸送もスムーズでした。次回もまたお願いしたいです。」（商用輸送業者／チパタ）
このように、日本車の品質と輸出対応のきめ細かさが、エブリィの信頼獲得に直結しています。
5. まとめ & エブリィの買取サービス紹介
今回ご紹介した三菱 キャンター（P-FE435F）・1986年式のザンビア輸出事例は、「古くても価値のある日本車」の代表例といえます。最新の電子装備や見た目の新しさはないものの、「壊れにくく」「整備しやすく」「長く使える」ことが評価され、ザンビアをはじめとする多くの国で今なお高い需要があります。
エブリィでは、このような高年式・低年式問わず、働く車の買取・輸出に特化したサービスを提供しています。
使っていない古いトラックや商用車をお持ちの方は、ぜひ一度エブリィにご相談ください。
輸出先のニーズに合わせた適正価格での査定、スムーズな手続き、丁寧な対応で、皆様の愛車を次のステージへと橋渡しいたします。
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