1. はじめに

エブリィでは、日本国内で使用されていた中古の商用車やバスを、高品質な状態で世界各国へ輸出しています。今回ご紹介するのは、日産 シビリアン（PA-AHW41）・2006年式をタンザニアへ輸出した事例です。

日産シビリアンは、長年にわたって日本の送迎・観光・公共交通の現場で親しまれてきた小型バスで、その信頼性と耐久性により、アフリカ諸国でも高い評価を得ています。特にタンザニアでは、インフラの整備が進む中で、小型で高機能な輸送車両の需要が急速に高まっており、本モデルのような車両が必要とされています。

本記事では、シビリアンのスペック、市場での人気の理由、輸出の背景、そして現地のお客様の反応まで詳しくご紹介いたします。

2. 輸出車両の詳細情報

今回輸出した**日産 シビリアン（PA-AHW41）**の基本スペックは以下の通りです。

シビリアンは、送迎用として設計されているため、乗り心地の良さや快適性にも配慮されており、現地での評価も非常に高い車両です。

3. なぜこの車がこの国で人気なのか？（市場背景）

① タンザニアの輸送事情と車両ニーズ

タンザニアでは、都市部と地方との移動が活発になるにつれ、中小規模の移動に適した小型バスの需要が拡大しています。特に都市周辺のスクールバス、ホテルやリゾートの送迎、教会のイベントなどにおいて、乗車定員20～30名クラスの車両が最も使いやすいサイズとして好まれています。

② 優れた耐久性と信頼性

PA-AHW41型のシビリアンに搭載されているTD42エンジンは、シンプルな構造ながら高トルクと耐熱性を兼ね備えており、アフリカの過酷な道路環境でも長期間の運行が可能です。また、現地でも整備技術が確立されており、アフターメンテナンスにも不安がありません。

③ 燃費性能と運行コスト

シビリアンは小型バスとしては比較的燃費が良く、短距離送迎やルートバス用途でのコストパフォーマンスに優れています。軽油が主燃料である点も、現地の燃料事情とマッチしており、維持費を抑えたい中小事業者にとって最適な選択肢となっています。

④ 利用目的の多様性

このクラスのバスは、以下のようなさまざまなシーンで活用されています：

• 学校の通学バス

• 地域住民の移動用シャトルバス

• 教会や団体によるイベント送迎

• 観光客向けホテルシャトルバス

「運びたい人数」と「コスト」「整備性」のバランスが取れたモデルとして、日産シビリアンは現地でも根強い人気を持ち続けています。

4. 現地のお客様の声

今回、車両を購入されたのは、ダルエスサラーム郊外で民間スクールを運営する事業者様です。以下のようなコメントをいただきました。

「思っていたよりも車両の状態が良く、エンジンも一発始動で驚きました。内装もきれいで、すぐにスクールバスとして導入できました。」

「輸送の手配もスムーズで、到着までの進捗報告が丁寧だったので安心して待てました。日本車はやはり品質が良く、信頼できます。」

「部品の入手もしやすい型式だったので、メンテナンス面でも問題はありません。次回も同じモデルを検討したいと思っています。」

このように、車両の品質・信頼性・輸送体制のスムーズさまで高評価をいただき、エブリィとしても今後の継続的な取引に期待が高まっています。

5. まとめ & エブリィの買取サービス紹介

日産 シビリアン（PA-AHW41）は、耐久性、燃費、整備性の3点で優れており、ザンビアやタンザニアのような新興国市場で高い評価を得ている中古バスです。

エブリィでは、こうした車両を日本全国から高価買取し、海外のニーズに応じて適切に整備・輸出しています。中古バスの再活用を通じて、日本の優れた技術を世界へと広め、現地の移動インフラを支える一助となっています。

現在お持ちの中古車・商業車がございましたら、ぜひエブリィまでご相談ください。無料査定・スピード対応・海外輸出のプロがサポートいたします。

中古バスの売却を検討されている方はエブリィのかんたん買取査定もしくは海外委託販売をぜひご活用ください。

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