1. はじめに
エブリィでは、日本国内で使用されていた高品質な中古バスを、アフリカ諸国をはじめとする世界各国へ輸出しています。今回ご紹介するのは、三菱 ローザ（U-BE459F）・1995年式をザンビアへ輸出した事例です。
三菱ローザは、長年にわたり日本国内の送迎や観光業で活躍してきた小型バスで、耐久性と経済性に優れたモデルとして世界中で評価されています。ザンビアのような発展途上国においては、公共交通や民間送迎、学校用バスとして高い需要を持ち、今回の輸出もそのニーズに応える形で実現しました。
本記事では、輸出車両の基本情報をはじめ、ザンビア市場での需要背景、現地のお客様の反応、そしてエブリィがどのようにこの輸出を成功に導いたかをご紹介します。
2. 輸出車両の詳細情報
以下は、今回ザンビアへ輸出された三菱 ローザ（U-BE459F）の基本スペックです。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 車名 | 三菱 ローザ |
| 型式 | U-BE459F |
| エンジン型式 | 4D33（直列4気筒ディーゼルエンジン） |
| 排気量 | 約4,214cc |
| 駆動方式 | FR（後輪駆動） |
| トランスミッション | 5速マニュアル |
| 定員 | 25〜29名（シートレイアウトにより異なる） |
| 全長×全幅×全高 | 約6,990mm × 2,010mm × 2,630mm |
| 燃料種類 | 軽油（ディーゼル） |
| 燃料タンク容量 | 約95L |
| 主な用途 | 公共交通、スクールバス、送迎用、団体利用 |
| 特長 | シンプルな構造・整備性に優れる・耐久性が高い |
1990年代の三菱ローザは、電子制御が少なく構造が比較的シンプルなため、部品の入手や現地整備がしやすく、長期使用に適したモデルです。
3. なぜこの車がこの国で人気なのか？（市場背景）
ザンビアは現在もインフラ整備の途上にあり、道路の舗装状況が都市部と郊外で大きく異なります。そのため、悪路に強く、故障しにくい商用車両の需要が非常に高いのが特徴です。
① 圧倒的な耐久性
ローザは堅牢なシャーシ構造と信頼性の高いディーゼルエンジンを備えており、未舗装路や高温環境でも安定して運行できます。日本製バスならではの耐久性が、ザンビアの輸送業者に選ばれる最大の理由となっています。
② 燃費と経済性
4D33エンジンは、比較的シンプルな構造ながら燃費性能にも優れており、燃料価格が高騰する中でも運行コストを抑えることができる経済的なモデルです。中古車でありながら性能が維持されており、長期的な投資として非常に有効です。
③ 多目的な利用が可能
ローザは乗車定員が多く、スクールバス、教会や団体の送迎、観光業者のツアー用車両など多岐に渡って使用可能です。今回の買主様も、地方の学校送迎に使用する目的で導入されました。
4. 現地のお客様の声
輸出先であるザンビアのバイヤー様からは、以下のような声をいただいています。
「日本から届いたローザは思っていた以上に状態が良く、すぐに使用を開始できました。長年ローザを使ってきましたが、やはり日本車は品質が高いと実感しました。」
「エンジンの始動もスムーズで、冷却系統もしっかり機能しています。現地の整備士も“このモデルは部品が手に入りやすく、整備しやすい”と話しています。」
「エブリィのスタッフは丁寧で、輸出に必要な書類の案内もわかりやすく、税関手続きもスムーズに行えました。また利用したいと思います。」
こうした声は、日本車とエブリィのサービスに対する信頼の証であり、今後の継続的な取引にもつながる大きな要因です。
5. まとめ & エブリィの買取サービス紹介
三菱 ローザ（U-BE459F）は、構造がシンプルで丈夫、燃費にも優れることから、ザンビアのような新興国市場で非常に適した中古車モデルです。日本国内では役目を終えた車両でも、海外では新たな価値を持ち、地域社会の発展に貢献しています。
エブリィでは、日本全国から商用車・バスを高価買取し、適切な点検整備を経て、世界100ヵ国以上へ輸出しています。お客様の車両をただ手放すのではなく、次のオーナーに責任を持って届けることで、日本のモノづくりの価値を世界に広げています。
中古バスや商用車の売却をお考えの方は、ぜひエブリィまでご相談ください。高額査定・迅速対応・輸出先のマッチングまで、すべてワンストップでご対応いたします。
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