1. はじめに
エブリィでは、長年にわたり日本国内で使用されていた高品質な中古車両を、世界各国のニーズに合わせて輸出しています。今回ご紹介するのは、アフリカ中部に位置するコンゴ民主共和国(DRC)へ輸出された「三菱 ファイター(U-FK617K)・1993年式」の事例です。
三菱 ファイターは、日本国内では中型トラックの代表格として知られ、配送業務や建設関連、公共用途など多様な分野で活用されてきました。特に耐久性の高さとコストパフォーマンスの良さが評価され、海外市場でも需要が途切れることはありません。
本記事では、輸出された車両の詳細、なぜこの車がコンゴ民主共和国で人気を集めているのか、さらに現地からの評価や、エブリィの輸出サポート体制について詳しくご紹介いたします。
2. 輸出車両の詳細情報
項目 | 内容 |
---|---|
車名 | 三菱 ファイター |
型式 | U-FK617K |
エンジン型式 | 6D16(直列6気筒ディーゼル) |
排気量 | 約7,540cc |
駆動方式 | FR(後輪駆動) |
ミッション | 5速マニュアル |
最大積載量 | 約4,000kg(仕様により異なる) |
ボディタイプ | 平ボディ / アルミバン / ウィングボディ等(車体仕様による) |
全長×全幅×全高 | 約8,200mm × 2,280mm × 2,800mm(架装により変動) |
燃料 | 軽油 |
定員 | 3名 |
U-FK617Kは1990年代前半に製造されたモデルですが、その堅牢なフレーム構造とメンテナンス性の高さから、いまなお多くの発展途上国で現役で活躍しています。
3. なぜこの車がこの国で人気なのか?(市場背景)
耐久性に優れた構造と部品供給のしやすさ
コンゴ民主共和国は道路インフラが整備されていない地域も多く、オフロードや未舗装路を走行する機会が多い国です。そうした厳しい環境下でも三菱 ファイターは高い耐久性を発揮し、長期間の使用が可能です。また、日本車は現地でも中古部品やリビルトパーツの流通が盛んで、修理・整備がしやすいというメリットもあります。
汎用性の高さ
U-FK617Kは、平ボディとして荷物輸送に使われるだけでなく、タンク車やクレーン付き車両への架装も可能です。建築資材や農業用機械、燃料、飲料水などの物流インフラが不安定な地域においては、こうした多用途車両が非常に重宝されます。
大排気量ディーゼルエンジンの信頼性
7.5Lクラスの6D16エンジンは、大量輸送時でもパワー不足を感じさせない力強さと、ディーゼルならではの燃費性能を兼ね備えています。加えて、簡易な整備で長く使える堅牢さは、現地メカニックからの評価も高いです。
長期使用前提のコストメリット
新車を購入するよりも、程度の良い日本製中古車を輸入することで、初期コストを抑えながら長く使用できるというのが、アフリカ各国における共通の傾向です。特に公共機関やNGO、民間運送会社では、そのような視点から三菱ファイターが選ばれることが多くあります。
4. 現地のお客様の声
今回の三菱ファイター(U-FK617K)を購入された現地バイヤー様から、以下のようなお言葉をいただきました。
「日本車はやはり信頼できます。トラックの状態も非常によく、書類や船積みもスムーズに進みました。これまで数台輸入しましたが、エブリィの対応は常に迅速で安心できます。」
「今回のファイターは建築資材の運搬に使っています。道が悪い場所でも問題なく走れるので、とても満足しています。次回もまた注文したいと思います。」
こうした評価は、当社の品質管理と輸出体制の確かさを物語っています。
5. まとめ & エブリィの買取サービス紹介
今回ご紹介した三菱ファイター(U-FK617K)のコンゴ民主共和国向け輸出事例からも分かるように、堅牢で汎用性の高い日本製中型トラックは、アフリカ市場において根強い人気を誇ります。特に1990年代のモデルは、構造がシンプルで整備性に優れているため、今なお需要が高まっています。
エブリィでは、こうした世界のニーズを的確にとらえ、1台1台丁寧に査定・整備・輸出対応を行っています。日本国内で役目を終えたトラックやバス、乗用車であっても、海外では再び活躍できるチャンスがあります。
「古いから価値がない」と思われがちな車両でも、実は高価買取が可能なケースは多々あります。特に三菱ファイターのような商用車は、国内需要よりも海外需要の方が圧倒的に高いことが多いため、売却をお考えの方はぜひ一度、エブリィまでご相談ください。
全国どこでも無料査定に対応し、スムーズな輸出・売却をサポートいたします。
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