1. はじめに
今回ご紹介するのは、日本の農業機械メーカー・クボタが製造したトラクター「GL-27」を、アフリカ南部の内陸国ザンビアへ輸出した事例です。
日本国内で役目を終えた中古農機でも、海外では依然として高い需要があります。特に農業国としての顔を持つザンビアでは、日本製トラクターが農業生産の効率化に貢献しています。
エブリィでは、単なる車両の輸出にとどまらず、お客様のニーズを丁寧にヒアリングし、スムーズな輸送と確実な取引を提供しています。本記事では、GL-27がなぜザンビアで重宝されるのか、どのような輸出プロセスを経て現地へ届いたのかを詳しくご紹介いたします。
2. 輸出車両の詳細情報
以下は、今回輸出した「クボタ トラクター(GL-27)」の基本仕様です。
項目 | 内容 |
---|---|
メーカー | クボタ(KUBOTA) |
車両名 | トラクター GL-27 |
型式 | GL-27 |
エンジン種別 | 水冷4サイクル3気筒ディーゼル |
総排気量 | 約1,500cc |
最大出力 | 約27馬力(HP) |
駆動方式 | 4WD(四輪駆動) |
変速機 | 前進・後退 変速+副変速付き |
PTO | 3段階出力 |
その他の特長 | パワーステアリング、ロールバー付き、安全設計 |
GLシリーズは操作性と耐久性に優れ、農作業の効率化を支えるミドルクラスのトラクターとして人気を博しています。
3. なぜこの車がこの国で人気なのか?(市場背景)
ザンビアは全人口の60%以上が農業に従事していると言われる農業国です。特に中小規模の農家では、コストパフォーマンスの高い中古トラクターが重宝されます。
燃費性能とメンテナンス性
GL-27は27馬力という中規模農地に適したパワーを持ちながら、燃費が良く、維持費を抑えられる点が評価されています。また、日本国内での整備履歴が明確で、使用状態が良い中古個体が多いため、現地でも安心して使用できます。
多用途への対応
トレーラー牽引、畝立て、耕運作業など、さまざまな用途に対応可能なPTO(動力取り出し装置)を搭載しているため、汎用性が高く、農業生産の拡大を目指す現地農家のニーズと一致します。
信頼の日本製
日本の農業機械は「壊れにくく長持ちする」として世界中で高い信頼を得ており、クボタはその代表格です。現地の中古市場でも日本のクボタ製トラクターはプレミア価格で取引されることもあります。
4. 現地のお客様の声
今回のGL-27を購入したザンビアのバイヤー様からは、以下のような声をいただいています。
「日本のクボタトラクターはやはり品質が素晴らしいですね。エンジンの始動もスムーズで、畑仕事がとても快適になりました。EVERYさんの輸送も迅速で、輸出書類も完璧でした。」
「中古でもこれだけしっかり動くなら、新車を買うよりはるかにお得です。次もぜひお願いしたいです。」
現地では農業の近代化が進んでおり、これまで手作業に頼っていた作業を機械化することで、収穫量を飛躍的に増やす試みが盛んです。日本の中古農機は、その過程で欠かせない存在となっています。
5. まとめ & エブリィの買取サービス紹介
今回ザンビアへ輸出したクボタ トラクター(GL-27)は、日本での役目を終えたあとも、遠く離れたアフリカの大地で再び活躍の場を得ました。
エブリィでは、国内外の中古車・中古農機の需要を正確に捉え、お客様のもとへ最適な一台をお届けしています。また、農機やトラック、乗用車まで幅広く買取を行っており、査定から輸出までワンストップで対応可能です。
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