1. はじめに
日本からの中古車輸出市場は、年々多様化を見せています。今回の記事では、エブリィが輸出した日野 プロフィア(PK-SH1EGJG)・2006年式について詳しくご紹介いたします。
本車両の輸出先は、東南アジアに位置する若い国家東ティモールです。2002年に独立したこの国では、現在もインフラ整備や物流の効率化が急務とされています。そんな中で、信頼性と耐久性を兼ね備えた日本製大型トラックの需要が急速に高まっています。
この記事では、東ティモールでなぜ日野プロフィアが選ばれるのか、その背景や輸出プロセス、現地の声まで含めて詳しくお伝えします。
2. 輸出車両の詳細情報
項目 | 内容 |
---|---|
車名 | 日野 プロフィア |
型式 | PK-SH1EGJG |
エンジン型式 | E13Cディーゼルエンジン(ターボ付き) |
総排気量 | 約12,900cc(12.9L) |
最大出力 | 約380PS(280kW)/1,800rpm |
最大トルク | 約1,500Nm/1,100rpm |
駆動方式 | 6×2 |
変速機 | 7速マニュアルまたはプロシフト(セミオートマチック) |
最大積載量 | 約13,000kg(ボディ形状により変動) |
燃料タンク容量 | 約400L(主タンク+副タンク構成) |
主要装備 | エアブレーキ、ABS、エアサス、電動格納ミラー、大型キャビンなど |
用途 | 中~長距離輸送、大型貨物運搬、建設資材輸送、港湾輸送 など |
日野プロフィアは、日本国内でも運送業界の「顔」として知られる一台で、エンジン性能と積載力のバランスが非常に優れたモデルです。2006年式モデルは信頼性の高いE13Cエンジンを搭載しており、長距離走行にも適しています。
3. なぜこの車がこの国で人気なのか?(市場背景)
■ 東ティモールにおけるトラック需要の背景
東ティモールは、急速に近代化を進めている発展途上の国家です。特にインフラ建設、港湾開発、道路整備などが活発に行われており、建設資材の輸送や都市間物流の要となる大型トラックのニーズが非常に高いのが現状です。
一方で、現地には新車を導入するだけの十分な経済力がまだ浸透していないため、高品質な日本の中古トラックが重宝されています。特に日野ブランドは「壊れにくい」「メンテナンスが簡単」「燃費が良い」という理由で、バイヤーから高く評価されています。
■ 日野プロフィアが選ばれる理由
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圧倒的な耐久性:東ティモールの道路環境は未整備な部分も多く、耐久性の高い車両が不可欠。
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大排気量エンジンの信頼性:12.9LのE13Cエンジンは、過酷な運用でも安定稼働が可能。
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豊富なパーツ供給:日本の主要メーカーである日野の部品は、アジア諸国でも比較的入手しやすい。
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低コストで高効率:新車価格に比べ圧倒的に安価で導入でき、コストパフォーマンスが高い。
このような特性が、東ティモール市場で日野プロフィアが評価される要因となっています。
4. 現地のお客様の声
今回の輸出に際し、東ティモールの現地バイヤー様から以下のような声をいただきました。
「日本の中古トラックは信頼性が抜群で安心できます。特に日野はパワーがあり、どんな山道でも走れます。エブリィからの輸送もスムーズで、港への到着まで一切トラブルがありませんでした。」
「エンジンがとても静かで燃費も良い。これからのプロジェクトに大活躍してくれると期待しています。」
このように、エブリィが提供する輸出サービスと日野プロフィアの品質は、現地の顧客に高く評価されています。
5. まとめ & エブリィの買取サービス紹介
今回の事例では、2006年式の日野プロフィア(PK-SH1EGJG)が東ティモールへと旅立ち、インフラ整備を支える重要な役割を担うこととなりました。こうした日本の優れた中古トラックは、これからも多くの発展途上国で活躍の場を広げていくことでしょう。
エブリィでは、このような高品質な中古商業車の買取・輸出を多数手がけております。トラック・バス・重機・乗用車まで幅広く対応しており、全国どこからでも買取査定が可能です。日本国内で不要となった車両が、海外で「第二の人生」を送る手助けを、ぜひエブリィにお任せください。
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