1. はじめに
アフリカ東部に位置するタンザニアは、急速な都市化とインフラ整備が進む中、自動車需要が年々増加しています。特に都市部では、走破性と快適性を兼ね備えたSUVの人気が高まっており、その中でもメルセデス・ベンツのSUVラインであるMLクラスは、高級感と性能を兼ね備えたモデルとして注目を集めています。
今回、エブリィでは2009年式の「ベンツ ML350(型式:164186)」をタンザニアへ輸出いたしました。本記事では、なぜこのモデルがアフリカ市場で選ばれているのか、その特徴や現地での活用状況、そして輸出プロセスを紹介します。
2. 輸出車両の詳細情報
以下は、ベンツ ML350(164186)の基本情報をまとめた表です。
項目 | 内容 |
---|---|
メーカー | メルセデス・ベンツ(Mercedes-Benz) |
車名 | ML350 |
型式 | DBA-164186 |
エンジン型式 | 272型 V型6気筒DOHC |
排気量 | 3,498cc |
駆動方式 | フルタイム4WD(4MATIC) |
トランスミッション | 7速AT(7G-TRONIC) |
定員 | 5名 |
ボディタイプ | SUV |
全長×全幅×全高 | 約4,780mm × 1,910mm × 1,815mm |
燃料 | ガソリン |
サスペンション | 前:ダブルウィッシュボーン/後:4リンクサスペンション |
安全装備 | ABS、ESP、エアバッグ(前席・側面)、パーキングセンサーなど |
このモデルは、ラグジュアリーSUVとしてのスタイルに加えて、高出力エンジンと安定した走行性能が魅力。舗装されていない道や雨季の泥道でもしっかりとしたグリップ力を発揮します。
3. なぜこの車がこの国で人気なのか?(市場背景)
高い走破性と悪路対応力
タンザニアでは、都市部以外の道路の多くが未舗装であり、走行条件は過酷です。ML350のフルタイム4WDシステムは、こうした悪路でも安定した走りを提供するため、地方や郊外での使用にも最適です。高めの最低地上高と堅牢な足回りが、バンプやぬかるみに強く、現地ユーザーに安心感を与えます。
プレミアム感とステータス性
メルセデス・ベンツというブランド自体が、タンザニアを含むアフリカ諸国では“成功者の証”として広く認知されています。中古車であっても、ML350を所有することは社会的ステータスの象徴となるため、富裕層やビジネスオーナーの間で人気です。
商業・個人用としての両立
ML350は、見た目の上質さだけでなく荷物の積載量や乗車定員も十分であることから、都市でのビジネスユース(空港送迎、高級タクシー)や長距離移動に使用されることもあります。快適なインテリアや静粛性の高さが、長時間ドライブでも疲労を感じさせない点で重宝されています。
4. 現地のお客様の声
輸出後、タンザニアのバイヤーからは以下のような声が届いています。
「車の状態がとても良く、内装も高級感があります。街中での走行もスムーズで、友人やビジネスパートナーからも羨ましがられています。」
— タンザニア・ダルエスサラーム在住 K.J様
「初めてのメルセデス・ベンツ購入でしたが、日本からの輸送は想像以上にスムーズでした。エブリィの担当者が親切に対応してくれたので、安心して手続きを進めることができました。」
— 中古車販売業 B.M様(タンザニア)
タンザニアでは、ML350のような高級SUVでも需要があり、特に状態の良い日本中古車は「品質保証付き」として高値で取引されています。
5. まとめ & エブリィの買取サービス紹介
ベンツ ML350(164186)のような高級SUVが、アフリカ市場で支持されている背景には、「性能」「ブランド」「多用途性」といった複数の要素が融合しています。特に、タンザニアのようなインフラが整備途上の国では、高い耐久性と悪路対応力が大きな武器となり、中古車であっても十分に価値を発揮するのです。
エブリィでは、このような高級車から商用トラックまで、幅広いジャンルの中古車を世界各地へ輸出しております。日本で役目を終えた車を、海外の新しいオーナーへとつなぐ橋渡し役として、私たちは一台一台に責任を持って対応しています。
現在お乗りの車が古くなったと感じたら、ぜひ一度エブリィまでご相談ください。国内では価値が下がってしまった車両でも、海外では「まだまだ現役」として高く評価されることがあります。
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