1. はじめに
世界各国の物流や建設現場で活躍している日本製トラックの中でも、とりわけ高い評価を受けているのが「三菱 キャンター」です。今回は、2014年式の「三菱 キャンター(TKG-FEA50)」を、アフリカ南東部の国・モザンビークへ輸出した事例をご紹介いたします。
経済発展が進むモザンビークでは、都市間物流、建設資材運搬、地方の商業輸送といった幅広いニーズに応える中型トラックの需要が高まっています。その中で、日本から輸出される三菱キャンターは「高性能かつ低燃費」「整備性が良く部品も豊富」「長く乗れる」という理由から、多くのバイヤーに選ばれています。
この記事では、輸出車両の詳細情報をはじめ、なぜ三菱キャンターがモザンビーク市場で支持されているのかを徹底解説し、さらにお客様からの声やエブリィの取り組みもご紹介いたします。
2. 輸出車両の詳細情報
以下は、2014年式 三菱 キャンター(TKG-FEA50)の基本仕様をカタログ形式でまとめたものです。
項目 | 内容 |
---|---|
車名 | 三菱 キャンター |
型式 | TKG-FEA50 |
駆動方式 | 後輪駆動(FR) |
エンジン型式 | 4P10(ディーゼル・インタークーラーターボ) |
総排気量 | 約2.998cc |
最高出力 | 約150PS(110kW)/3,500rpm |
最大トルク | 約370Nm/1,320〜2,840rpm |
トランスミッション | デュオニック(6速AMT)または5速MT仕様あり |
最大積載量 | 約2,000〜3,000kg(ボディ形状により異なる) |
全長 × 全幅 × 全高 | 約4,690mm × 1,695mm × 1,995mm |
ブレーキ形式 | フロント・リア共にディスクブレーキ |
サスペンション | 前:独立懸架/後:リーフスプリング |
燃料タンク容量 | 約70L(軽油) |
排ガス規制 | ポスト新長期(平成22年排ガス規制対応) |
この型式は、国内では中型配送トラックとして活用されてきたモデルですが、海外では小回りの利く高積載モデルとして、都市部・地方問わず幅広い分野で使用されています。
3. なぜこの車がこの国で人気なのか?(市場背景)
① 経済性に優れた低燃費ディーゼルエンジン
モザンビークのような発展途上国では、運送業者が一台のトラックに長期間・高頻度で乗るため、燃費性能が非常に重要です。TKG-FEA50に搭載された4P10型ディーゼルエンジンは、コンパクトながらパワフルで、燃費性能にも優れています。都市部の配達業務や建築資材の搬送において、燃料コストを抑えることができるのは大きな利点です。
② 優れた走行性能と耐久性
モザンビーク国内には舗装されていない道路も多く、トラックの足回り性能が重要視されます。キャンターは日本国内で長年使用された堅牢なシャーシ設計に加え、リーフスプリングや高剛性フレームを採用しており、悪路でも安定した走行が可能です。また、エアブレーキや高効率ディスクブレーキの搭載により、安全性も高く評価されています。
③ メンテナンスしやすさと部品の入手性
日本車、とくに三菱車の整備性の良さは世界的に知られています。TKG-FEA50は電子制御の少ない設計であるため、モザンビークのようにインフラが未整備な地域でも容易に修理・整備ができます。さらに、キャンターはアフリカ各国で既に広く普及しているため、モザンビーク国内にも中古部品や互換性のある部品が流通しており、メンテナンス費用の軽減にもつながっています。
④ 汎用性の高い用途
このモデルは、以下のような多様な用途で活躍しています:
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都市内の宅配・配送業
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地方での建築資材運搬
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食料品・生活用品の小売業者による輸送
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地域コミュニティのイベントや物資搬送用
キャンターはボディ形状の自由度も高く、平ボディ、アルミバン、冷蔵車、ダンプなどさまざまなカスタマイズが可能な点も人気の理由の一つです。
4. 現地のお客様の声
実際に今回、モザンビークへ三菱キャンターを輸出した際、現地のバイヤー様から以下のような嬉しいフィードバックをいただいております。
「EVERYさんからの輸出はとてもスムーズで、書類の準備から港での引き渡しまで安心できました。届いた車両は想像以上に状態が良く、すぐに業務に使用できました。」
「日本車はやはり信頼できます。このキャンターはエンジンの始動性も良く、荷台も頑丈で、今後もまたEVERYさんにお願いしたいです。」
このような現地の声は、私たちの品質管理や輸送体制への信頼の証であり、今後もより多くのバイヤー様へ安心と満足を届けるための励みとなっています。
5. まとめ & エブリィの買取サービス紹介
三菱 キャンター(TKG-FEA50)は、その優れた燃費性能、耐久性、走破性に加え、整備性の高さと部品供給の容易さから、モザンビーク市場で非常に高い評価を得ています。アフリカ諸国では今後も日本製商用車のニーズが拡大すると予想されており、特に中型トラック分野において、キャンターの存在感はますます大きくなるでしょう。
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