1. はじめに
近年、アフリカ諸国ではインフラ整備や物流ネットワークの発展に伴い、大型トラックの需要が高まり続けています。特に港湾と内陸をつなぐ道路輸送の要となるトレーラーヘッドや大型輸送車両の需要が顕著です。
今回エブリィが輸出したのは、日本が誇る大型トラックブランド「日野プロフィア(型式:BDG-SH1EDXG)」の2008年式モデルです。輸出先は、東アフリカの南部に位置するモザンビーク共和国。同国は港湾都市マプトを中心に経済成長を続けており、物流の中心的存在となっています。
本記事では、輸出された車両の詳細、市場背景、現地バイヤーの声、そしてエブリィが行った輸出プロセスまでを解説します。
2. 輸出車両の詳細情報
下記は、日野プロフィア(BDG-SH1EDXG)の主な仕様です。
項目 | 内容 |
---|---|
車名 | 日野 プロフィア |
型式 | BDG-SH1EDXG |
エンジン型式 | E13C型(直列6気筒ターボディーゼル) |
総排気量 | 約12,910cc |
最高出力 | 約380PS / 1,800rpm |
最大トルク | 約181kg・m / 1,100rpm |
駆動方式 | 6×4 |
トランスミッション | 7速マニュアルまたは自動変速機(※選択仕様あり) |
最大積載量 | 車両総重量により変動(トラクターヘッド仕様) |
サスペンション | エアサスまたはリーフスプリング |
ブレーキ方式 | フルエアブレーキ、ABS装備 |
燃料タンク容量 | 約400L(左右2タンク構成) |
特徴 | 長距離輸送対応・高耐久設計・高出力エンジン搭載 |
このモデルは、日本の高速道路を中心とした物流インフラに適応して設計されており、信頼性と快適性を兼ね備えています。
3. なぜこの車がこの国で人気なのか?(市場背景)
◆ モザンビークの成長と物流需要
モザンビークは、インド洋に面した戦略的立地にあり、南部アフリカの内陸国(ジンバブエ・マラウイ・ザンビアなど)と海を結ぶ重要な輸送拠点です。とくにマプト港とナカラ港からの陸上輸送が盛んであり、トレーラーヘッドや大型トラックの需要が常に高水準にあります。
◆ 日本製トラックの信頼性とコストバランス
モザンビークでは、欧州や中国製の大型車両も流通していますが、その中でも日本製トラックは圧倒的な耐久性と整備のしやすさから高評価を受けています。特にHINO(ヒノ)はアフリカ全域でブランド認知度が高く、中古でも性能を維持できることで知られています。
また、BDG-SH1EDXG型のプロフィアは大型貨物やコンテナ輸送に最適な仕様でありながら、日本国内での使用履歴が明確で、メンテナンス記録が整った車両が多いことから、バイヤーにとって安心感のある選択肢となります。
◆ パーツ供給と整備ネットワークの整備
HINOはアフリカ各地にサービスネットワークを広げており、モザンビーク国内でも一部地域で純正パーツの供給が可能となっています。これにより、長期運用に向けたメンテナンス体制も確保され、輸入後の運用リスクが大幅に軽減されます。
4. 現地のお客様の声(バイヤーのフィードバック)
今回の日野プロフィアを購入したモザンビークのバイヤー様からは、以下のようなコメントをいただきました。
「日本車は品質が良く、今回届いたトラックもエンジンの状態が非常に良かった。輸送業にすぐ使える状態で助かりました。」
「EVERYさんの対応がとてもスムーズで、出港から到着まで安心して任せることができました。今後も長期的に付き合っていきたいと思います。」
このように、エブリィの輸出体制と車両品質への信頼が現地バイヤーから高く評価されています。
5. まとめ & エブリィの買取サービス紹介
日野 プロフィア(BDG-SH1EDXG)・2008年式は、その高出力・高耐久・長距離運行への適応力から、今なお世界各国で求められているモデルです。特にインフラ発展中のアフリカ諸国では、商用車の即戦力として輸出の需要が続いています。
株式会社エブリィでは、このような大型トラックをはじめ、日本国内で役目を終えた商用車・乗用車を高価買取・迅速輸出しております。
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