毎年100万台以上の中古車が日本から海外市場へ輸出されていますが、その中で特に人気の車は何でしょうか？

市場によって違うので一概に「これ」ということは言えないのですが、やはりトヨタ車は特に人気があります。
国にもよりますが、海外から来る商談の概ね7～8割ほどがトヨタ車であり、特に1,000～1,800ccの乗用車が人気です。

トヨタの中古車が人気の理由としては、大きく2つ考えられます。

1.「TOYOTA」ブランド
やはり世界一の自動車メーカーを常に競っているトヨタ車はどこの国でも信頼が厚く、「日本の自動車と言えばトヨタ」というイメージが強いものです。このブランドはそうそう揺るがすことがなく、これからも長期に亘りトヨタ車が海外市場でも強い人気を誇るでしょう。

2.部品の汎用性と流通量
トヨタ車は世界中で販売・使用されているため、部品の汎用性が高く流通量も多いのが特徴です。新品・中古問わず多くの部品が世界中で流通していて、現地に部品が無い場合は日本の市場から空輸で送ることもできます。
ちなみにエブリィでは海外のお客様に向けて空輸による単品のパーツ輸出も行っています。

この2点から、トヨタの中古乗用車は多くの海外市場で人気があります。
また、1,000～1,800ccのトヨタの車は燃費が良いだけではなく、輸入する際の税金も安くなるため、高い排気量の高級モデルではなく、小さい排気量を持つ乗用車が特に人気があります。

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