1. はじめに
日本から海外へ輸出される中古車と聞くと、SUVやトラック、比較的新しいハイブリッド車を思い浮かべる方が多いかもしれません。しかし近年、1990年前後の日本車=ヤングタイマー(準クラシック) が、世界各国で静かなブームとなっています。
今回、EVERY Co Ltd(EVERYCAR.jp)では
ホンダ コンチェルト(E-MA2)・1990年式 を
シンガポール 向けに輸出しました。
コンチェルトは決して派手な存在ではありませんが、
「当時の日本車らしい質実剛健さ」と「今では手に入らない設計思想」を併せ持つモデルです。
本記事では、シンガポールの車両規制・クラシックカー文化 という視点から、
なぜ1990年式ホンダ コンチェルトが選ばれたのかを詳しく解説します。
2. 輸出車両の詳細情報(カタログ形式)
まずは、今回輸出した ホンダ コンチェルト(E-MA2) の基本仕様を、カタログ形式でご紹介します。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| メーカー | ホンダ |
| 車名 | コンチェルト |
| 型式 | E-MA2 |
| ボディタイプ | 5ドア ハッチバック |
| エンジン | 直列4気筒 ガソリン |
| 駆動方式 | FF |
| トランスミッション | マニュアル |
| 車両サイズ | コンパクトクラス |
| 特徴 | シンプル設計・軽量ボディ・高い信頼性 |
E-MA2型コンチェルトは、
電子制御が最小限に抑えられた時代のホンダ車 であり、
「機械としての分かりやすさ」が大きな魅力です。
現代の車と比べると装備は非常にシンプルですが、
それこそが海外コレクターから高く評価される理由でもあります。
3. なぜこの車がシンガポールで人気なのか?(市場背景)
■ シンガポール特有の“車を持つ価値”
シンガポールは、世界でも屈指の自動車保有規制が厳しい国です。
-
COE(自動車所有権証明書)の取得コストが非常に高い
-
新車価格が日本の数倍になるケースも珍しくない
-
日常用途よりも「趣味性」「価値」が重視されやすい
そのため、シンガポールで車を所有する人の多くは、
実用性よりも“所有する意味”を重視 します。
■ ヤングタイマー日本車への注目
近年のシンガポールでは、以下のような動きが見られます。
-
1980〜1990年代の日本車をコレクションとして所有
-
週末用・イベント用として登録
-
レストア前提での輸入
ホンダ コンチェルトは、
-
生産台数が多すぎない
-
状態の良い個体が減ってきている
-
ホンダらしい設計思想が色濃く残る
といった点から、「知る人ぞ知るモデル」 として評価されています。
■ 燃費・サイズ感も“ちょうど良い”
シンガポールは都市国家であり、
道路事情は非常に良好ですが、駐車スペースは限られています。
その点、コンチェルトは
-
コンパクトなボディサイズ
-
見切りの良い設計
-
過不足のないエンジン性能
を備えており、
クラシックカーでありながら実際に運転しやすい 点が好まれています。
■ 「90年代ホンダ」というブランド価値
現地バイヤーから特に評価されたのが、
「90年代ホンダ車」というブランドイメージ です。
-
高回転までスムーズに回るエンジン
-
無駄を省いた設計
-
長期間保管しても基本性能が崩れにくい
これらは、現在の複雑な電子制御車では再現できない魅力です。
4. 現地のお客様の声
今回のシンガポールのバイヤー様からは、次のようなコメントをいただきました。
「この年代の日本車は、今では本当に貴重です。」
「コンチェルトは派手ではありませんが、とても“正直な車”だと思います。」
「EVERY Co Ltdは車両状態の説明が正確で、安心して購入できました。」
「日本からの輸送も想像以上にスムーズでした。」
特に評価されたのは、
-
車両のオリジナル性
-
無理なレストアをしていない点
-
日本国内での保管・管理状態
でした。
5. まとめ & エブリィの買取サービス紹介
今回輸出した ホンダ コンチェルト(E-MA2)・1990年式 は、
シンガポールのクラシックカー・ヤングタイマー市場において、
非常に意味のある一台でした。
■ この車が選ばれた理由まとめ
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90年代日本車ならではのシンプル設計
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コンパクトで扱いやすいサイズ
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現存数が減少している希少性
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シンガポールの車両文化と高い親和性
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日本中古車ならではの品質の高さ
EVERY Co Ltd(EVERYCAR.jp)では、
最新モデルだけでなく、時代を超えて価値を持つ日本車 の輸出にも力を入れています。
■ エブリィの強み
-
2006年から日本の中古車を世界100ヵ国以上へ輸出
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クラシックカー・ヤングタイマーの取扱実績
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国・地域ごとの規制を考慮した輸出サポート
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正確な車両情報と丁寧な書類対応
「この年代の日本車は輸出できるのか?」
「コレクター向けに海外販売したい」
そういったご相談も、ぜひ EVERYCAR.jp までお気軽にお寄せください。
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