【買取実績】イセキ トラクター(TA317)をジョージアへ輸出しました

1. はじめに

日本国内で長年愛用されてきた高性能な中古トラクターが、今、世界中の農業現場で再び活躍しています。
今回、EVERY FARM TRACTOR(EVERY Co Ltd)は、**イセキ トラクター TA317ジョージア(Georgia)**へ輸出いたしました。

ジョージアはコーカサス山脈と黒海に挟まれた国で、豊かな自然と多様な地形を持ち、農業が主要産業のひとつです。
特にブドウや小麦、ジャガイモ、トウモロコシなどの栽培が盛んで、近年は農業の機械化が急速に進んでいます。

その中で、日本製トラクターは「品質の高さ」「燃費の良さ」「耐久性の強さ」で高い信頼を得ており、
イセキのトラクターはその代表的な存在として多くの農家から選ばれています。

本記事では、イセキTA317の特徴、ジョージア市場での人気の理由、現地のお客様の声などを交えながら、
この輸出の背景と価値を詳しくご紹介します。


2. 輸出トラクターの詳細情報

イセキ TA317 は、30馬力クラスの中型トラクターで、
イセキの技術力を凝縮した高性能モデルです。コンパクトながら力強く、
畑作・果樹園・牧草地など幅広い用途に対応できる万能タイプとして知られています。

項目 内容
メーカー イセキ(ISEKI & CO., LTD.)
モデル名 TA317
エンジン型式 3気筒ディーゼルエンジン(水冷)
出力 約31馬力(31HP)
駆動方式 4WD(四輪駆動)
変速機構 メカニカル式主変速+副変速(前進/後退多段)
PTO(動力取出し軸) 3段切替(540/750/1000rpm)
油圧装備 オートリフト、ポジションコントロール付き
主な用途 畑作、果樹園整備、牧草地耕うん、軽運搬作業
その他装備 デフロック、パワーステアリング、前後作業灯

TA317はイセキの「TAシリーズ」の中でも特に人気の高いモデルで、
堅牢な設計と燃費効率の良さ、そして小回りの利く操作性が評価されています。


3. なぜこのトラクターがジョージアで人気なのか?(市場背景)

■ 1. 地形と作物にマッチしたサイズとパワー

ジョージアの農業地帯は、丘陵地・山間地・平野部が混在しており、
大型トラクターでは小回りが利かず、逆に小型では出力が不足することがあります。

イセキTA317は、その中間サイズである31馬力クラスのトラクターで、
坂道や湿った畑でも安定して作業できる4WD性能を備えています。

さらに、PTO出力が高く、ロータリー・ハロー・畝立て機など
多彩なアタッチメントに対応可能なため、**「1台で年間を通して複数作業がこなせる」**ことが、
ジョージア農家にとって大きな魅力となっています。


■ 2. 長時間作業に強いディーゼルエンジン

イセキ独自の3気筒ディーゼルエンジンは、低燃費かつ高トルク設計で、
重い土壌や連続運転でも安定したパワーを維持します。

ジョージアでは、朝から夕方までトラクターを使うことも多く、
**「燃料効率が良く、エンジンが熱を持ちにくい」**という点が非常に重要です。

TA317はその点で優秀で、長時間運転でもパフォーマンスを維持できるため、
「日本製は疲れ知らず」と高い評価を受けています。


■ 3. メンテナンス性と部品入手のしやすさ

ジョージアでは、農業機械の部品調達が課題となることがあります。
しかし、イセキ製トラクターは世界的にユーザーが多く、
日本からの純正部品供給や汎用部品の互換性が確立しているため、
修理・メンテナンス面でも安心です。

また、TA317は構造がシンプルで整備しやすく、
現地メカニックが短期間で扱えるようになる点も人気の理由の一つです。


■ 4. コストパフォーマンスの高さ

ジョージアでは、コスト効率の良い中古農機が特に求められています。
イセキTA317は中古市場でも状態の良い個体が多く、
新品の海外製トラクターと比較しても**価格対性能比(Value for Money)**が圧倒的に高いモデルです。

輸送費を含めても総コストを抑えられるため、
「信頼できる日本の中古トラクターを低コストで導入したい」というバイヤーから
高い支持を得ています。


4. 現地のお客様の声

今回、ジョージアの農業バイヤー様から、以下のコメントをいただきました。

「イセキTA317はとてもパワフルで、丘の多い土地でもスムーズに耕せます。」

「日本からの輸送もスムーズで、到着後すぐに使用できる状態でした。」

「EVERY FARM TRACTORのスタッフの対応が丁寧で、書類手続きも非常に早かったです。」

お客様は、TA317を主にブドウ畑とトウモロコシ畑で使用されており、
「燃費が良く、1日中作業してもエンジンが安定している」と喜びの声を寄せてくださいました。

輸出前には、EVERY FARM TRACTORのスタッフが各部点検・整備を実施し、
出荷後もスムーズに現地で稼働できるよう準備を行っています。


5. まとめ & エブリィの買取サービス紹介

今回輸出した イセキ トラクター TA317(2013年式) は、
ジョージアの地形や作物に非常に適した中型トラクターです。

  • 坂道にも強い4WD性能

  • 長時間運転でも安定するディーゼルエンジン

  • 汎用性の高いアタッチメント対応

  • メンテナンスのしやすさ

これらの特長により、ジョージアをはじめとするコーカサス地域の農家にとって、
TA317は理想的な1台と言えます。

EVERY FARM TRACTOR(EVERY Co Ltd)は、2006年の創業以来、
日本の中古農機・トラックを世界100ヵ国以上へ輸出してきた専門企業です。

当社の強みは、

  • 全国対応のスピーディーな買取査定

  • RORO船・コンテナ輸送の豊富な実績

  • 通関・書類・現地サポートまで一貫対応

  • トラクター、コンバイン、ロータリーなど農機全般取扱い

「Speed × Trust × Success」――それが私たちEVERY FARM TRACTORの理念です。

あなたの愛機も、海外の農地で再び活躍するかもしれません。
ぜひお気軽にご相談ください。

🌏 EVERY FARM TRACTOR – Trusted Japanese Used Tractor Exporter
👉 公式サイトはこちら

中古トラクターの売却を検討されている方はエブリィのかんたん買取査定もしくは海外委託販売をぜひご活用ください。

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