【買取実績】三菱 キャンター(U-FE325E)・1991年式をモザンビークへ輸出しました

1. はじめに

今回ご紹介するのは、日本から モザンビーク へ輸出された 三菱 キャンター(U-FE325E)・1991年式 です。
キャンターは、日本国内だけでなく世界各国で高い評価を受けている中型トラックで、信頼性・耐久性・整備性に優れた万能車種です。

特にアフリカ地域では、道路状況や輸送環境が日本と大きく異なるため、丈夫で長く使えるトラックが求められています。
その中でも三菱キャンターは、「壊れにくい」「燃費が良い」「部品が手に入りやすい」という理由から、モザンビークをはじめとする南部アフリカ諸国で圧倒的な支持を得ています。

今回の輸出は、モザンビーク北部のニアサ州にある物流会社のオーナー様からのご依頼で、現地で建設資材や農産物を運搬する用途として使用されます。
長距離走行が多く、整備環境も限られる地域でこそ、日本製トラックの信頼性が生きるのです。


2. 輸出車両の詳細情報

項目 内容
メーカー 三菱ふそう(Mitsubishi Fuso)
車名 / 型式 キャンター / U-FE325E
駆動方式 FR(後輪駆動)
エンジン型式 4D32型 水冷直列4気筒ディーゼルエンジン
排気量 約3,300cc
最大出力 約100PS(73kW)
トランスミッション 5速マニュアル
車両重量 約2,600kg(仕様により異なる)
積載量 約2トン(中型クラス)
ブレーキ方式 油圧式(真空倍力装置付)
サスペンション 前後リーフスプリング
特徴 シンプル構造で高い整備性、燃費性能に優れた実用型モデル

1990年代初期のキャンターは、電子制御が少ない機械的な構造が特徴で、過酷な環境でも安定して稼働できる信頼性を備えています。
U-FE325E型は、軽量なシャーシに高トルクエンジンを組み合わせたモデルで、都市部の配送から農村部の資材運搬まで、幅広い用途に対応できる万能トラックです。


3. なぜこのトラックがモザンビークで人気なのか?

✅ 1. 過酷な環境に強い設計

モザンビークの道路は舗装路もある一方で、未舗装や赤土の路面が多く、雨季にはぬかるみや陥没が発生することもあります。
キャンターは頑丈なフレーム構造と高い最低地上高を備えており、こうした環境でも安定した走行性能を発揮します。
電子制御が少ないため、水や埃によるトラブルが少なく、整備工具さえあれば現地の整備士でも修理が可能です。

✅ 2. 経済的な燃費性能

4D32型エンジンは、シンプルながら燃焼効率が良く、ディーゼル燃料の消費を抑える設計になっています。
燃料コストが高く、燃料供給インフラが限られる地域では、「燃費の良さ=利益の安定」に直結します。
そのため、多くのモザンビークの運送業者や農業経営者が、キャンターを長期的な投資対象として選んでいます。

✅ 3. 部品の入手が容易

モザンビークでは、日本車の中古部品市場が広がっており、特に三菱キャンターの部品は隣国の南アフリカやタンザニアからも供給されています。
現地メカニックの多くもキャンターの構造を理解しているため、部品交換や修理がスムーズに行えるのも人気の理由です。

✅ 4. 商業用途に最適な万能性

キャンターは、商業輸送・農業運搬・建設業・公共事業など、あらゆる分野で利用されています。
モザンビークでは、個人事業主が複数の用途を兼ねて使用するケースも多く、荷台を簡単に改造できる構造も魅力の一つです。
「一台で何でもこなせるトラック」として、長年にわたり信頼を得ているのです。


4. 現地のお客様の声

今回、三菱キャンター(U-FE325E)を購入されたモザンビークのバイヤー様から、次のようなコメントをいただきました。

“The truck arrived in excellent condition. It started immediately, and the body was very clean. We are going to use it for transporting cement and tools for our construction projects. The communication with EVERY was smooth from start to finish.”

(日本語訳)
「トラックはとても良い状態で届きました。エンジンの始動もスムーズで、車体も非常にきれいでした。これから建設資材や工具の運搬に使用します。エブリィとのやり取りも最初から最後までスムーズでした。」

現地到着後、エンジンのチェックやオイル交換などの簡単な整備を経て、すぐに稼働を開始したとのことです。
このように、日本の中古トラックは到着後の即稼働が可能であることから、多くのモザンビークの事業者にとって信頼のある選択肢となっています。


5. まとめ & エブリィの買取サービス紹介

今回ご紹介した 三菱 キャンター(U-FE325E)・1991年式 は、30年以上前の車両でありながら、海外では今も現役で活躍しています。
その理由は、三菱ふそうが長年培ってきた「丈夫で壊れにくい設計」と、「世界各地でのメンテナンス容易性」にあります。

エブリィでは、日本全国から買取した中古トラック・バス・農機などを丁寧に整備・検査し、アフリカをはじめ世界100か国以上へ輸出しています。
特にアフリカ市場では、モザンビーク・タンザニア・ザンビア・ウガンダなどへの輸出実績が豊富で、それぞれの国の気候・道路事情・使用目的に合わせた最適な車両提案を行っています。

「日本では古くても、海外ではまだ活躍できる」
それがエブリィの輸出ビジネスの理念です。
1台のトラックが新しい国で再び人々の暮らしを支える――そんな“第二の物語”を私たちは大切にしています。


中古トラックの買取・輸出はエブリィへお任せください。
査定から輸出手続き、海外納品までワンストップでサポートいたします。

🌐 EVERY TRUCK & BUS – Trusted Japanese Exporter since 2006
📩 https://www.everycar.jp/truck/

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