1. はじめに
今回ご紹介するのは、日本国内で使用されていたいすゞ フォワードジャストン(U-NRR32C)・1993年式を、アフリカ東部の内陸国・ウガンダへ輸出した事例です。
「フォワードジャストン」は、いすゞの中型トラックシリーズ「フォワード」の中でも、やや小ぶりなボディと高い汎用性を備えたモデルで、都市部や狭小道路での配送業務に適した車両として長年親しまれてきました。
30年以上前に製造された車両にもかかわらず、海外市場では今なお高い需要がある理由とは何か? 本記事では、フォワードジャストンの基本情報や、ウガンダ市場でのニーズ、実際の輸出プロセス、現地バイヤーの声などを交えてご紹介します。
2. 輸出車両の詳細情報
以下は、いすゞ フォワードジャストン(U-NRR32C)の基本仕様をまとめた一覧です。
項目 | 内容 |
---|---|
車名 | いすゞ フォワードジャストン |
型式 | U-NRR32C |
エンジン型式 | 4BE1(直列4気筒ディーゼル) |
排気量 | 3,600cc |
トランスミッション | 5速マニュアル |
駆動方式 | FR(後輪駆動) |
最大積載量 | 約2,000〜3,000kg(仕様による) |
全長×全幅×全高 | 約6,000mm × 2,000mm × 2,300mm(荷台含む参考値) |
車両総重量 | 約5,500kg |
ボディ形状 | 平ボディ/アルミバン/ダンプ等多様(本車両は平ボディ) |
特徴 | 高耐久・高積載・簡易整備性に優れる |
本モデルは、日本国内では中距離輸送や都市間の配送用途に広く使われていました。軽量なボディに対してしっかりした足回りを備えており、舗装の整っていない道路でも安心して運用できるのが特長です。
3. なぜこの車がこの国で人気なのか?(市場背景)
1. ウガンダにおける輸送需要と道路事情
ウガンダは首都カンパラを中心に物流需要が高まっており、日用品・建材・農産物などの小〜中規模輸送に適した車両が必要とされています。舗装されていない地方道路も多いため、頑丈で整備しやすい中古トラックが強く求められています。
2. 燃費とメンテナンスのバランスが良い
4BE1エンジンは、シンプルな構造ながら高トルクで、ディーゼルエンジンならではの低燃費を実現しています。電子制御の少ない設計のため、電気系トラブルが少なく、現地の整備士でも対応可能なのが魅力です。
3. 多目的な使い道
フォワードジャストンは、荷台を自由にカスタマイズできるため、以下のような用途で活用されています:
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雑貨輸送用トラック
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野菜・果物の市場配送車
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村と都市をつなぐ交通手段
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建築資材運搬用ダンプへの転用
用途の多様性と、2〜3トンクラスという「ちょうど良い」サイズ感が、個人事業主や中小企業に非常に好まれています。
4. 日本車ブランドへの絶大な信頼
ウガンダ国内では「Japanese Used Truck = 信頼性と長寿命の象徴」として認知されており、特にいすゞブランドは中古市場でも高値で取引されるほどの人気を誇ります。
4. 現地のお客様の声
今回、ウガンダの現地バイヤー様から以下のようなフィードバックをいただいております:
「日本車のトラックは10年は楽に使えます。今回も状態が良く、塗装やタイヤまで手入れされていて満足です。EVERYのサポートも丁寧でした。」
「フォワードジャストンは燃費が良く、馬力も十分。うちの配送ビジネスにぴったりです。また注文したいと思います。」
エブリィでは、お客様の用途や希望条件に合わせた車両選定と、コンディションチェックを行い、信頼できる中古車を世界へ届けています。
5. まとめ & エブリィの買取サービス紹介
今回の「いすゞ フォワードジャストン(U-NRR32C)」のウガンダ輸出事例は、日本国内で役目を終えたトラックが、新たな活躍の場を得る好例です。古くても信頼できる構造、維持費の安さ、そして多用途性から、海外では今も確かなニーズがあります。
エブリィでは、年式の古いトラックやバス、商用車であっても、その価値を正しく見極めて高価買取・海外販路へと橋渡ししています。
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