1. はじめに
近年、アフリカ諸国では都市化の進行と物流需要の高まりに伴い、信頼性の高い中古商用車のニーズが急増しています。特にウガンダでは、道路インフラの整備や都市と地方をつなぐ物流網の発展により、耐久性と積載力に優れた日本製トラックが注目を集めています。
本記事では、日本からウガンダへ輸出された「いすゞ フォワード(U-FRR32MB)・1992年式」に焦点を当て、この車両が現地でどのように評価され、活用されているのかをご紹介します。合わせて、エブリィが行っているスムーズな輸出サポート体制についても解説いたします。
2. 輸出車両の詳細情報
項目 | 内容 |
---|---|
車名 | いすゞ フォワード |
型式 | U-FRR32MB |
エンジン型式 | 6HE1型 ディーゼルエンジン |
排気量 | 約8,200cc |
最大出力 | 約195PS / 2,900rpm |
最大トルク | 約52kg・m / 1,400rpm |
駆動方式 | 4×2(後輪駆動) |
トランスミッション | 5速マニュアル |
サスペンション形式 | リーフリジッド(前後) |
ブレーキ形式 | エアブレーキ |
積載量目安 | 約4,000〜6,000kg(ボディ仕様による) |
ボディタイプ | シャーシキャブ・平ボディ・アルミバンなどに応用可能 |
その他特徴 | 耐久性に優れたシャーシ構造、部品供給のしやすさ |
いすゞ フォワードは、中型クラスのトラックとして日本国内のみならず、アジア・アフリカ諸国でも圧倒的な信頼を誇る車両です。U-FRR32MB型はその中でも1990年代前半のモデルで、エンジン・車体ともにシンプルながら頑強な設計が特徴です。
3. なぜこの車がこの国で人気なのか?(市場背景)
◆ 中古中型トラックのニーズの高さ
ウガンダにおいては、食品、建材、雑貨などを地方から都市へ、または逆に運搬する際の「中型トラック」が非常に重宝されています。フルサイズの大型トラックでは道路事情に合わない場面も多く、ちょうど良いサイズ感と高い機動力を持つフォワードシリーズが適任とされています。
◆ 燃費と整備性
1992年式のフォワードは燃費が特別に良いわけではありませんが、8.2Lエンジンはパワーに余裕があり、結果的にエンジンへの負担が少なく済むため、長期間の使用が可能です。また、アナログな構造ゆえに現地の整備士でも対応が容易で、部品交換も比較的スムーズに行えます。
◆ 過酷な環境に強い耐久性
舗装が十分でない未整備道路でも、頑丈なシャーシ構造と高い最低地上高が走行を可能にしています。ウガンダでは農村部や鉱山、建設現場へのアクセスが必要なことが多く、こうした過酷な環境でも耐えられる日本の中古トラックは非常に重宝されています。
◆ 部品供給とコストのバランス
現地でいすゞの中古部品は流通しており、整備ネットワークも構築されつつあるため、長期所有に適しています。新車では高額な商用車も、日本からの輸出中古車であれば手の届く価格で入手できる点が、バイヤーにとって大きな魅力です。
4. 現地のお客様の声(バイヤーのフィードバック)
今回のいすゞ フォワード(U-FRR32MB)をご購入いただいたウガンダのバイヤー様より、以下のようなコメントを頂戴しました。
「日本の中古トラックはエンジン音が静かで、コンディションもとても良好でした。現地でもすぐに使い始めることができ、非常に満足しています。」
「エブリィのスタッフの方が出港手続きやインボイスの準備を丁寧にサポートしてくれて、安心して取引できました。また次回もお願いしたいです。」
このように、品質とサポート体制の両面で高く評価されています。
5. まとめ & エブリィの買取サービス紹介
いすゞ フォワード(U-FRR32MB)は、その高い信頼性と耐久性から、今なお世界中の現場で現役として活躍している名車です。特にウガンダのような新興国においては、日本で役目を終えた商用トラックが、新天地で再び価値を生み出しています。
株式会社エブリィでは、トラック・バス・乗用車など幅広い車種の海外輸出をサポートしております。車両の買取から輸出手続き、船積み、現地までの輸送管理までワンストップで対応可能です。
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