トラックに搭載されるさまざまな部品の中でも、物流業界で重要な役割を果たす「ラッシングレール」をご存知ですか?特にアルミバンやウイング車などに多く使用されるこの装備は、積荷の安全を確保するために欠かせないものです。ここでは、ラッシングレールの基本的な仕組みや特徴、価格帯、そして搭載されているトラックについて詳しく見ていきましょう。
ラッシングレールって何?基本をおさらい
まず、ラッシングレールを説明する前に、「ラッシングベルト」について触れておきます。ラッシングベルトとは、荷物を固定するためのベルトで、走行中に積荷が崩れたり不安定になったりするのを防ぐために使用されます。そして、このラッシングベルトを取り付ける際に必要不可欠なのが「ラッシングレール」です。
ラッシングレールは主にトラックの荷室内側面に設置されており、レールの取り付け穴にベルトの金具を引っ掛けて固定する仕組みです。この装備があるおかげで、積荷の高さがあっても安定した状態を保つことができるのです。
ラッシングレールの種類と価格帯をチェック
ラッシングレールには以下の2種類が存在し、それぞれ特徴が異なります。
- 通常タイプ:縦長の長方形の取り付け穴が並ぶ標準的なタイプ。取り付けが簡単で広く普及しています。
- クロスタイプ:縦長長方形の穴と十字形の穴が交互に配置され、より多様な方向にベルトを取り付けることが可能。このタイプは「プラスレール」とも呼ばれることがあります。
また、素材によっても価格は異なります。以下が一般的な価格相場です:
- 通常タイプ(スチール製):約5,000円
- 通常タイプ(アルミ製):約8,000円
- 通常タイプ(ステンレス製):約13,000円
- クロスタイプ(スチール製):約6,000円
取り付けを業者に依頼する場合の費用は50,000円~100,000円程度となります。費用は業者や作業内容により異なりますので、事前の問い合わせがおすすめです。
中古トラック一覧
初めからラッシングレールが装備されている中古トラックを選ぶのも賢い方法です。以下は現在販売されている中古トラックの一例です:
- 三菱ファイター 2KG-FK65FZ 年式:令和6年7月 / 走行距離:2,000km
- 三菱キャンター 2RG-FEB50 年式:令和6年3月 / 走行距離:1,000km
- 日野プロフィア 2DG-FW1AHC 年式:令和6年2月 / 走行距離:2,000km
- 三菱ファイター 2KG-FK65F 年式:令和5年11月 / 走行距離:4,000km
ラッシングレール付きトラックで安心な運搬を
ラッシングレールは、積荷を安全に運搬するための重要な装備です。取り付け穴の形状や素材によって選択肢が広がり、自分の用途に合ったものを見つけることができます。また、最初からラッシングレールが搭載された中古トラックを購入すれば、取り付けの手間を省くことができます。
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