いすゞの中型トラック「フォワード」は、1970年の初代モデル発売以来、幾度ものモデルチェンジを経て進化してきました。抜群の燃費性能と環境性能を誇り、多彩なボディタイプで幅広い輸送ニーズに応える人気のトラックです。
本記事では、フォワードの年式ごとの変遷や特徴を詳しく解説し、モデルごとの違いについても紹介します。中古トラックの購入や売却を検討している方は、ぜひ参考にしてください。
フォワードの特徴と魅力
フォワードは中型トラック市場において、低燃費・クリーンディーゼル性能を備えた優れた一台です。
- 環境性能:クリーンディーゼル技術を搭載し、燃費基準+10%を達成
- 安全性能:「プリクラッシュブレーキ」や「電子式車両姿勢制御システム」など最新の安全機能を搭載
- ボディタイプの豊富さ:様々な輸送ニーズに対応できる多彩なラインナップ
- 積載量の柔軟性:GVW8〜14.5トンクラスまで対応
1970年の発売以来、フォワードは日本国内だけでなく、海外市場でも高い評価を得ています。
フォワードの年式とモデルごとの変遷
初代モデル(1970年~1975年)
フォワードの歴史は、1970年に発売されたTR型4t積みトラックから始まります。フルキャブとショートキャブの2種類があり、ロングボディーの外観から「ムーミン」という愛称で親しまれていました。
第2世代(1975年~1985年)
- 中型直噴ディーゼルエンジンを搭載
- 昭和54年排出ガス規制に適合
- 1984年のマイナーチェンジで新開発エンジンを搭載し、エンジンワンキーシステムを導入
第3世代(1985年~1994年)
- 「840(ハシレ)フォワード」の愛称で親しまれる
- 助手席と中央席を倒してベッドにできるマルチユースシートを搭載
- トラックで初のグッドデザイン賞を受賞
- 1988年と1992年のマイナーチェンジで外観と内装を変更
第4世代(1994年~2007年)
- 運転席に自動体重調整機構付きシートを採用
- 1997年にトラックとして初のSRSエアバッグを標準装備
- 1999年のマイナーチェンジでフロントグリルデザインを変更し、平成10年・11年排出ガス規制に適合
現行モデル(2007年~現在)
2007年のフルモデルチェンジにより、フォワードはさらに進化しました。
主要スペック(2RG-FRR90S2 平ボディモデル)
- 車両寸法:全長8,195mm × 全幅2,470mm × 全高2,550mm
- 荷台寸法:長さ6,085mm × 幅2,365mm × 高さ390mm
- 最大積載量:4.1t
- 車両総重量:7.86t
燃費性能の向上に加え、以下の最新技術が搭載されています。
- 尿素SCRシステム:排ガスをクリーン化し、エンジン負荷を軽減
- DPD(排気ガス浄化装置):浄化装置の負荷軽減で再生頻度を半減
- 安全機能の向上:
- プリクラッシュブレーキ(衝突回避支援)
- 電子式車両姿勢制御システム
- ABS(アンチロック・ブレーキ・システム)
- ミリ波車間ウォーニング
- ふらつき警報や歩行者検知機能
2021年にはさらに改良が加えられ、交差点警報などの追加機能が搭載されました。
フォワードの年式ごとの違いを知って賢く検討!
フォワードは1970年の初代モデルから現在の現行モデルまで、性能・環境・安全面で大きく進化を遂げてきました。中古トラックを購入する際は、年式ごとの違いを理解し、自分の用途に合ったモデルを選ぶことが重要です。
また、フォワードの売却を検討している方は、買取業者選びもポイントです。年式や状態によって査定額が変わるため、
- 最新の査定相場を確認する
- 複数の買取業者で査定を受ける
- 海外市場での需要も考慮する
といった点を意識すると、高価買取が期待できます。
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