【買取実績】三菱 キャンター(P-FE305B)・1989年式をモザンビークへ輸出しました

1. はじめに

日本の商用トラックは、世界中で「信頼」と「耐久性」の象徴として知られています。
その中でも、三菱ふそうの「キャンター(CANTER)」シリーズは、長年にわたり各国の物流・建設・農業を支えてきました。

今回、EVERY Co Ltdでは、**三菱キャンター(P-FE305B・1989年式)モザンビーク(Mozambique)**へ輸出いたしました。
30年以上前のモデルながら、今なお現役で走れるほどの堅牢さを持つこの車両は、アフリカ市場で根強い人気を誇っています。

この記事では、P-FE305B型キャンターの特徴や、モザンビークでの需要の背景、そして実際に輸入されたお客様の声をご紹介します。
日本での役目を終えた一台が、遠くアフリカの大地で再び力強く働く――そんな“第二の人生”のストーリーです。


2. 輸出車両の詳細情報

項目 内容
メーカー 三菱ふそう(Mitsubishi Fuso Truck and Bus Corporation)
モデル名 キャンター(CANTER)
型式 P-FE305B
エンジン型式 4D30型ディーゼルエンジン(自然吸気)
排気量 約3,298cc(3.3L)
最大出力 約100PS(73kW)前後
駆動方式 FR(後輪駆動)
トランスミッション 5速マニュアル
積載量 約2トン(車両構成による)
主な用途 貨物運搬、建設資材輸送、農業支援、公共整備

1980年代のキャンターは、シンプルな構造でありながら堅牢性に優れ、
電子制御が少ないため、海外でもメンテナンスが容易なモデルとして非常に人気があります。

P-FE305B型は、軽中型トラックとして日本国内で多くの中小企業に利用されてきました。
その扱いやすさと高い整備性は、海外においても「信頼できる仕事の相棒」として再評価されています。


3. なぜこの車がモザンビークで人気なのか?(市場背景)

■ 1. 過酷な環境でも動く“タフさ”

モザンビークの道路環境は、都市部を除き未舗装の道が多く、
乾季には砂埃、雨季にはぬかるみが作業を妨げます。

そのため、電子制御や高性能センサーに依存した最新トラックよりも、
シンプルな構造で壊れにくい旧型モデルが重宝されます。

三菱キャンターP-FE305Bはまさにその条件に合致します。
電子制御が少なく、メカニカルな構造のため、故障時に現地整備士でも修理しやすいのが大きな強みです。


■ 2. 燃費効率の良さと整備のしやすさ

旧型ディーゼルエンジンである4D30は、シンプルな燃焼設計ながら高い燃費効率を誇り、
燃料の品質が安定しない地域でも問題なく稼働します。

モザンビークでは、軽油の供給品質が場所によって異なりますが、
日本製の旧型ディーゼルはそれを許容できる耐性を持っています。

また、部品の供給面でもP-FE305Bは有利です。
三菱キャンターは世界中で販売されており、代替部品や互換パーツの入手が比較的容易なため、
「古くても直せる」「使い続けられる」という信頼が浸透しています。


■ 3. 幅広い用途で使える多目的トラック

モザンビークでは、キャンターは個人・法人を問わず多様な目的で使用されています。

  • 農村部での作物運搬

  • 建設資材や砂利の輸送

  • 公共プロジェクトの補助車両

  • 小規模ビジネスの物流

P-FE305Bの2トン積みボディは、こうした**「ちょうど良いサイズ」**として高い汎用性を発揮します。
耐久性の高いシャーシ構造により、舗装されていない道路でも問題なく走行可能です。

「大型車ほど維持費がかからず、小型車よりも荷物が運べる」——
この経済的バランスこそ、モザンビークでキャンターが長年愛されている理由の一つです。


4. 現地のお客様の声

今回、モザンビークでこのキャンターを購入されたお客様から、以下のようなコメントをいただきました。

「古いモデルでもエンジンの音が力強く、まるで新車のように働いてくれます。」

「日本の中古トラックは整備が行き届いていて、受け取った日からすぐに使えました。」

「EVERY Co Ltdの対応は迅速で、船積みから書類まで安心して任せられました。」

現地では、車両が到着後すぐに建設現場で稼働を開始。
運転手からも「坂道でもパワーが落ちない」「燃費が良い」との評価をいただいています。

このようなフィードバックは、長年にわたり日本製トラックが培ってきた品質の証といえるでしょう。


5. まとめ & エブリィの買取サービス紹介

今回輸出した 三菱 キャンター(P-FE305B)・1989年式 は、
30年以上経過したモデルながら、モザンビークの厳しい環境で今も活躍できるほどの耐久性を持っています。

  • シンプルで整備しやすい設計

  • パワフルで燃費の良いディーゼルエンジン

  • 部品供給のしやすさと低コスト運用

  • 荒れた道にも対応する高い走破性

これらの特徴が、モザンビークの商業・農業の現場で求められているニーズにぴったり合致しています。

EVERY Co Ltdでは、2006年の創業以来、
日本の中古トラック・バス・トラクターを世界100ヵ国以上へ輸出してまいりました。

当社の強みは、

  • 全国対応のスピーディーな買取査定

  • RORO船・コンテナ輸送の両対応

  • 通関・船積み・書類作成の一括サポート

  • 信頼と実績に基づく安心の対応

「Speed × Trust × Success」——これが、エブリィの理念です。

日本で活躍を終えた一台が、海外で再び輝く。
私たちはその架け橋となり、世界の働く人々に“Made in Japan”の価値を届け続けています。

🌍 EVERY Co Ltd – Trusted Japanese Used Truck Exporter
👉 公式サイトはこちら

中古トラックの売却を検討されている方はエブリィのかんたん買取査定もしくは海外委託販売をぜひご活用ください。

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