1. はじめに
日本の物流を支え続けてきた大型トラックといえば、**三菱ふそう スーパーグレート(Mitsubishi Fuso Super Great)**です。
その名の通り「偉大な」パフォーマンスを誇り、頑丈なエンジンと耐久性を兼ね備えたこのモデルは、1990年代後半から今日に至るまで、世界中の輸送業者から信頼されています。
このたび、EVERY Co Ltd(EVERYCAR.jp)は、1997年式 三菱 スーパーグレート(KC-FP512GR)をタイ王国へ輸出いたしました。
タイでは近年、物流インフラや建設業の発展が著しく、長距離輸送や重機運搬に対応できる高性能トラックの需要が高まっています。
その中で、日本製の中古大型トラックは「コストを抑えつつ信頼できる働き手」として、多くの企業に選ばれています。
本記事では、KC-FP512GR型スーパーグレートの特徴や、なぜタイで人気を集めているのか、現地の声などを交えてご紹介します。
2. 輸出車両の詳細情報
三菱 スーパーグレート(KC-FP512GR)は、1996年〜1998年頃に製造された大型トラックで、
堅牢な構造と優れたエンジン性能を備えたモデルです。
項目 | 内容 |
---|---|
メーカー | 三菱ふそうトラック・バス株式会社(MITSUBISHI FUSO TRUCK & BUS CORPORATION) |
車種名 | スーパーグレート(Super Great) |
型式 | KC-FP512GR |
エンジン型式 | 8M20(V型8気筒ディーゼル) |
排気量 | 約21,205cc |
最高出力 | 約355ps/2,000rpm |
最大トルク | 約145kg・m/1,200rpm |
駆動方式 | 6×2(リヤ2軸駆動) |
トランスミッション | 7速マニュアル |
最大積載量 | 約11,000kg(仕様により異なる) |
主要装備 | エアサスペンション、エアブレーキ、パワーステアリング、補助ブレーキ |
8M20エンジンは、燃焼効率と耐久性の高さで知られる三菱ふそうの名機のひとつです。
高出力ながらもスムーズなトルク特性を持ち、過酷な積載・長距離輸送にも安定したパフォーマンスを発揮します。
3. なぜこの車がタイで人気なのか?(市場背景)
■ 1. タイの物流業界で求められる「強さ」と「信頼性」
タイは東南アジアの中でも物流の中心地として発展しており、
国土全体に張り巡らされた高速道路や産業道路を通じて、物資輸送が盛んに行われています。
特に、重機やコンテナ、建設資材を運搬する長距離輸送トラックの需要が高く、
耐久性のある日本製トラックは「壊れにくく長く使える」として非常に人気です。
スーパーグレートは、頑丈なシャーシ構造と高トルクエンジンを備えており、
過積載や悪路走行が避けられない環境下でも高い信頼を得ています。
■ 2. 部品供給の安定性と整備のしやすさ
タイには三菱ふそうの正規販売網が広く存在しており、
中古モデルであっても純正部品やリビルトパーツが容易に入手可能です。
KC-FP512GRは電子制御の少ない機械式ディーゼルエンジンを搭載しているため、
現地整備工場でも修理が容易で、専門のコンピュータ診断が不要です。
この「現地で直せる」「維持費を抑えられる」という実用性が、
中古車としての人気を押し上げています。
■ 3. コストパフォーマンスと再利用価値
新車の大型トラックは、車両価格が非常に高く、
特に輸入車となると現地企業の負担は大きくなります。
一方で、日本から輸出される中古のスーパーグレートは、
耐用年数が長く、適切なメンテナンスをすれば20年以上使用可能です。
また、エンジン単体やキャビン、フレームなどを分解して再利用する文化も根付いており、
「日本の中古トラック=資産価値の高い車両」として見られています。
■ 4. タイの再整備・カスタム市場との親和性
タイでは、トラックを再塗装・改造して再利用する「リビルト・カスタム文化」が盛んです。
KC-FP512GRは、ベース車両としてカスタム性が高く、
荷台を平ボディ・トレーラー仕様・ダンプ仕様などに変更して再販売する業者も多く存在します。
エンジンの力強さとシンプルな構造が、こうした再整備文化と相性抜群なのです。
4. 現地のお客様の声
今回、タイのバイヤー様から以下のようなコメントをいただきました。
「日本から届いたスーパーグレートは非常に良い状態で、すぐに稼働できました。」
「8M20エンジンは力強く、山岳地帯の輸送でもストレスがありません。」
「EVERYCAR.jpの手続きが早く、港での引き渡しまでスムーズでした。」
お客様は、このトラックを建設資材運搬用として利用されており、
特にエンジン出力と燃費バランスの良さに満足されていました。
EVERYでは、輸出前に機関点検と外装チェックを徹底し、
現地で即稼働できる品質を維持しています。
5. まとめ & エブリィの買取サービス紹介
今回輸出した 三菱 スーパーグレート(KC-FP512GR)・1997年式 は、
27年以上前の車両でありながら、今なお世界中で現役として活躍できるほどの高耐久モデルです。
その背景には、三菱ふそうが長年培ってきた「重車両の信頼性技術」と、
日本国内で丁寧に使用・整備された中古車の品質があります。
タイのような発展著しい国々では、
インフラ整備・物流拡大に対応できるコスト効率の良い車両が求められており、
日本の中古トラックはまさにその需要を満たす存在です。
EVERY Co Ltd(EVERYCAR.jp)は、2006年の創業以来、
日本から世界100ヵ国以上へ中古車を輸出してきた信頼の実績を持ちます。
当社では、
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全国どこからでもスピーディーな買取査定
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輸出書類・通関・船積みまでワンストップ対応
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RORO船・コンテナ輸送いずれにも対応可能
という体制で、お客様の車を世界へつなげています。
「Speed × Trust × Success」――それがエブリィの理念です。
トラックの買取・輸出をご検討中の方は、
ぜひEVERY Co Ltd(EVERYCAR.jp)にご相談ください。
🌏 EVERY Co Ltd – Trusted Japanese Used Truck Exporter
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