【買取実績】クボタ 田植え機(NSU67)をタンザニアへ輸出しました

1. はじめに

今回ご紹介するのは、日本の代表的な農機メーカー・クボタが製造した 田植え機「NSU67」 を、アフリカ東部の国 タンザニア へ輸出した事例です。

日本の農業機械は、その高い品質と長寿命、そしてメンテナンス性の良さから、世界各国で高く評価されています。特にタンザニアでは近年、米作を中心とした農業開発が急速に進んでおり、田植え機やトラクターなどの需要が大きく伸びています。

エブリィではこれまでにも多くのクボタ製農機をアフリカ各国に輸出してきましたが、今回の「NSU67」はその中でも特に人気のあるモデルのひとつです。本記事では、このモデルの特徴、タンザニアでの活用背景、そして現地からの反響について詳しくご紹介します。


2. 輸出車両の詳細情報

項目 内容
メーカー クボタ(KUBOTA)
車種 田植え機
型式 NSU67
エンジン ディーゼルエンジン(クボタ水冷4サイクル)
駆動方式 4WD
植付け条数 6条(最大7条仕様)
トランスミッション 無段変速(HST)
操作方式 パワーステアリング付き
機能 自動植付け深さ制御、オートリフト、苗送り自動制御機能
サイズ 全長約2,800mm × 全幅約1,800mm × 全高約1,500mm
主な用途 水田への効率的な稲植え作業
特徴 軽量・高精度・低燃費で長時間作業に対応可能

クボタのNSUシリーズは、日本国内では中規模〜大規模農家に広く使われている実績あるモデルで、軽快な操作性と安定した植付け精度 が高く評価されています。特にNSU67は、機械的なトラブルが少なく、部品供給も比較的容易なことから、海外ユーザーにも安心して利用できるモデルです。


3. なぜこの車がこの国で人気なのか?(市場背景)

タンザニアでは、近年政府主導による農業近代化プロジェクトが進行中です。特に米の生産拡大を目指す「National Rice Development Strategy(NRDS)」の影響で、国内の稲作地域では田植え機やトラクターなどの機械化需要が急速に高まっています。

その中でも日本製の中古農機が選ばれる理由は、以下の3点に集約されます。

① 高い耐久性と信頼性

クボタの田植え機は、湿地やぬかるみといった厳しい環境下でも確実に作業をこなす堅牢な構造を持っています。日本の農機は定期的にメンテナンスされているため、中古であっても状態が良好な個体が多く、タンザニアの農家にとって「長く使える投資」として人気です。

② 燃費の良さと部品の入手性

ディーゼルエンジン搭載のNSU67は燃費効率が非常に高く、広い水田を少ない燃料でカバーできます。さらに、クボタの製品は世界各国に正規代理店が存在し、部品交換やメンテナンスが容易 である点も信頼の理由のひとつです。

③ 人手不足の解消と作業効率の向上

タンザニアの農業現場では、従来手植えによって行われていた作業が中心でしたが、若年層の都市流出により人手が減少しています。そのため、田植え機による機械化は作業時間を大幅に短縮し、労働コスト削減にもつながっています。
エブリィが輸出したNSU67も、地域の協同組合が共同利用する設備として導入され、周辺農家の生産性向上に寄与しています。


4. 現地のお客様の声

今回のNSU67を購入したのは、タンザニア中部のモロゴロ地域に拠点を置く農業協同組合です。購入後、現地担当者から次のようなコメントをいただきました。

“The Kubota rice transplanter works perfectly on our fields. It saves us time and reduces manual labor dramatically. Japanese machines are really reliable.”
「クボタの田植え機は非常に優秀です。作業時間が短くなり、人手も減りました。やはり日本の機械は信頼できます。」

輸送面でも、エブリィの物流ネットワークを通じてスムーズに手配が行われました。
横浜港からダルエスサラーム港までの海上輸送は約4週間で完了し、到着後は通関から引き渡しまで迅速に対応。現地では整備スタッフによる基本操作の説明も行われ、納入後すぐに稼働を開始しました。

また、現地の若手農家からは「次はトラクターやコンバインも導入したい」という声も多く、日本の中古農機への関心がさらに高まっていることが感じられます。


5. まとめ & エブリィの買取サービス紹介

今回の輸出事例「クボタ 田植え機(NSU67)」は、タンザニアの農業発展に大きく貢献する一台となりました。日本で役目を終えた中古農機が、海を越えて新たな土地で再び活躍する――それこそが、エブリィの掲げる「循環と再価値創造」の理念です。

エブリィでは、田植え機・トラクター・コンバインなど、あらゆる中古農機を高価買取・海外輸出しています。
国内で使わなくなった農機具も、アフリカ・アジア・中南米などの国々では「新たな生産力」として必要とされています。

「もう使わないけれど、まだ動く」「古いけど海外で使えるなら…」
そんな農機をお持ちの方は、ぜひエブリィまでご相談ください。

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高品質な日本の中古農機を、世界中へ。

中古トラクターの売却を検討されている方はエブリィのかんたん買取査定もしくは海外委託販売をぜひご活用ください。

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