1. はじめに
今回は、日本からセントルシアへ輸出した日野 リエッセ(BDG-XZB50M・2008年式)をご紹介します。
日野リエッセは、コンパクトなサイズと優れた乗り心地を両立した小型バスとして、日本国内の送迎・スクール・観光など幅広い用途で愛用されてきました。
そして今、この日本の信頼ある小型バスが、カリブ海に浮かぶ美しい島国セントルシアでも活躍しています。
セントルシアは観光業が盛んで、ホテル送迎やツアーサービスなどにおいて中型・小型バスの需要が非常に高い国です。
その中でも「日本製のバス」は信頼性の高さ、燃費の良さ、耐久性において他国製の車両よりも優れており、リエッセのようなモデルはまさに理想的な選択肢といえます。
この記事では、日野リエッセ(BDG-XZB50M)の詳細仕様、現地での人気の理由、そしてセントルシアのお客様からの反応までを詳しくご紹介します。
2. 輸出車両の詳細情報
下記は、今回輸出した**日野 リエッセ(BDG-XZB50M)**の主なスペックです。
このモデルは使いやすさと燃費性能を重視した構造で、都市部や観光地のシャトル輸送に最適なバスです。
項目 | 内容 |
---|---|
車名 | 日野 リエッセ |
型式 | BDG-XZB50M |
エンジン型式 | N04C(直列4気筒ディーゼルターボ) |
総排気量 | 4,009cc |
駆動方式 | FR(後輪駆動) |
トランスミッション | 5速マニュアルまたはオートマチック |
最大出力 | 約150PS(110kW)/2,500rpm |
最大トルク | 約42.0kgf・m/1,400rpm |
燃料種類 | 軽油(ディーゼル) |
乗車定員 | 26~29名(仕様により異なる) |
全長×全幅×全高 | 6,990mm × 2,020mm × 2,630mm |
ホイールベース | 3,935mm |
最小回転半径 | 約6.1m |
ブレーキ | ベンチレーテッドディスク(前)/ドラム(後) |
サスペンション | リーフスプリング(前後) |
主な装備 | 冷房装置、リクライニングシート、電動ドア、PAマイク、荷物棚 |
リエッセはシンプルな構造ながらも頑丈なフレームを持ち、長年の運行にも耐える耐久性が魅力です。
また、狭い道でもスムーズに走行できるコンパクトな車体サイズは、カリブ諸島の山道や住宅街にも最適です。
3. なぜこの車がセントルシアで人気なのか?(市場背景)
🔹 燃費性能と経済性
セントルシアでは燃料費が高く、経済的な運用が求められます。
リエッセはディーゼルエンジンを採用しており、低燃費かつトルクの太い特性で坂道の多い地形でもパワフルに走行できます。
燃費の良さとエンジンの耐久性が、オーナーにとって大きな経済的メリットとなっています。
🔹 小型ボディで取り回しが良い
セントルシアの道路は地域によっては狭く曲がりくねった場所も多いですが、リエッセの全長約7mというサイズは、
大型バスよりも扱いやすく、観光地やホテルの送迎ルートにもぴったりです。
また、短距離のシャトル運行から空港送迎まで、用途を問わず柔軟に対応できます。
🔹 日野ブランドへの信頼
「HINO」はカリブ地域でもよく知られたブランドであり、その信頼性はトヨタに並ぶものがあります。
リエッセはトヨタ・コースターと同じグループに属し、共通部品も多いため、現地での修理・整備が容易です。
この部品供給のしやすさが中古車市場における強みとなっています。
🔹 快適な車内空間
リエッセは車内が広く、冷房設備やリクライニングシートを備えているため、
ツーリストの移動にも最適です。セントルシアの観光産業では、特にホテル送迎用の快適なバスが重宝されています。
日本から輸出されたリエッセは、その静粛性と快適性から多くの旅行会社に採用されています。
4. 現地のお客様の声
今回リエッセを購入されたセントルシアのバイヤー様からは、以下のような嬉しいコメントをいただきました。
“The Hino Liesse arrived in perfect condition. The bus is clean, powerful, and ideal for our island roads.”
(「日野リエッセは完璧な状態で到着しました。とてもきれいで、パワーもあり、セントルシアの道にぴったりです。」)
“We appreciate EVERY’s professional service and fast shipping process. It was smooth from Japan to Saint Lucia.”
(「エブリィのプロフェッショナルな対応と迅速な輸送手続きに感謝しています。日本からセントルシアまでスムーズでした。」)
このお客様は、リエッセをホテル送迎用として使用されており、エアコンの効きや静粛性にも大変満足されています。
「日本車はやはり品質が高い」という言葉とともに、今後も同型モデルの追加購入を検討されているとのことでした。
5. まとめ & エブリィの買取サービス紹介
今回輸出した日野 リエッセ(BDG-XZB50M)・2008年式は、セントルシアのような島国において理想的な小型バスです。
燃費性能・耐久性・快適性のすべてをバランスよく備えており、観光業や送迎事業を支える存在として高く評価されています。
エブリィでは、日野リエッセをはじめ、トヨタ コースター、三菱ローザ、日産シビリアンなど、
日本で活躍していた高品質な中古バスを世界100カ国以上へ輸出しています。
輸出前には専門スタッフが車両点検・整備・清掃を徹底し、現地ですぐに運行できる状態でお届けしています。
また、カリブ諸国向けの輸出実績も豊富で、セントルシア、グレナダ、バルバドスなどへの輸送もスムーズに対応可能です。
「日本の中古バスを売りたい」「海外に輸出して再利用してほしい」とお考えの方は、ぜひエブリィにご相談ください。
お客様の大切な車両を、次のオーナーへ最適な形で橋渡しいたします。
エブリィ(EVERY)
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