1. はじめに
エブリィでは、日本で使用されていた中古トラックやバスを世界各国へ輸出しています。今回は、カリブ海に位置するセントルシアへ輸出した「日野レンジャー(PB-FC6JCFA)・2005年式」の事例をご紹介します。
セントルシアは観光業を中心に経済が発展している国で、物流や建設需要も高まっています。その中で、日本の中古トラックは現地の輸送・建設業者にとって大きな戦力となっています。特に日野レンジャーは、中型トラックの中でもバランスが良く、セントルシアのように道路環境や用途が多様な国で高い評価を得ています。
この記事では、この車両の詳細や、なぜセントルシアで人気があるのか、さらに現地のお客様の声をご紹介しながら、エブリィの輸出実績を解説していきます。
2. 輸出車両の詳細情報
今回輸出した「日野レンジャー(PB-FC6JCFA)」は、中型トラックの定番モデルです。以下に、この型式の主な基本情報をまとめました。
項目 | 詳細 |
---|---|
メーカー | 日野自動車 |
車種 | レンジャー |
型式 | PB-FC6JCFA |
車両区分 | 中型トラック |
エンジン型式 | J05D型 ディーゼルエンジン |
排気量 | 約4,900cc |
最大出力 | 約180馬力前後 |
駆動方式 | FR(後輪駆動) |
変速機 | MT(マニュアルトランスミッション) |
車両重量 | 約7トン級(仕様により変動) |
主な用途 | 貨物輸送・建設資材運搬・物流配送など |
このモデルは、燃費性能と耐久性のバランスが良く、国内でも運送会社や建設業者に多く採用されてきました。長距離走行はもちろん、都市部や郊外の配送にも適しているため、海外市場でも高い需要を誇ります。
3. なぜこの車がセントルシアで人気なのか?(市場背景)
① 燃費性能の良さ
セントルシアは島国であり、物流や建設の現場では効率的に燃料を使えるトラックが求められます。日野レンジャーは比較的低燃費であり、燃料価格が高騰しやすいカリブ海地域においてコスト削減に直結します。
② 耐久性とメンテナンス性
日野車は世界的に「壊れにくい」「メンテナンスが容易」という評価を受けています。部品の交換も比較的容易で、耐久性が高いため、現地の業者にとって安心して導入できるモデルです。
③ 多用途に対応できる柔軟性
セントルシアでは、観光関連の物資配送、建設現場での資材運搬、公共サービス用の車両など、多様な用途でトラックが必要です。日野レンジャーはボディ架装の自由度が高いため、荷台を平ボディ、ダンプ、冷蔵車などに改造して幅広く活用できます。
④ 日本車への信頼
中古車市場において「日本車=高品質・安心」というイメージは世界共通です。特にトラック分野では、日本から輸出される中古車両が圧倒的なシェアを占めており、現地でも安心して導入できることが人気の理由の一つとなっています。
4. 現地のお客様の声
今回、セントルシアの建設業を営むバイヤー様から以下のようなコメントをいただきました。
「日本の中古トラックはやはり品質が高く、状態も良いです。特に日野レンジャーは力強さと使いやすさが両立しており、弊社の現場作業に最適でした。輸送手続きもスムーズで、予定通り港に到着したため安心して取引できました。」
このように、車両の品質だけでなく、輸送や納期の確実さも評価されています。エブリィでは、現地到着までのサポートを徹底し、安心してご利用いただける体制を整えています。
5. まとめ & エブリィの買取サービス紹介
今回ご紹介した「日野レンジャー(PB-FC6JCFA)・2005年式」のセントルシアへの輸出事例は、日本の中古トラックが世界で高く評価されていることを改めて示すものとなりました。燃費の良さ、耐久性、そして多用途性は、セントルシアのような発展途上国の経済活動において大きな力を発揮します。
エブリィでは、日本国内で役目を終えたトラック・バス・乗用車を高価買取し、必要としている海外のユーザーへ責任を持って輸出しています。輸出先の市場背景や需要を把握した上で、最適なルートでお客様の大切な車両を海外へ届けます。
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