1. はじめに
エブリィは日本全国から高品質な中古車を買い取り、世界中のニーズに応じて輸出を行っています。今回ご紹介するのは、**1991年式の三菱 キャンター(型式:U-FE317B)**をアフリカ南東部に位置する国「モザンビーク」へ輸出した事例です。
三菱キャンターは長年にわたって世界中で高く評価されてきた小型トラックであり、特にアフリカ市場においてはその堅牢性と維持のしやすさから、物流や建設、農業など様々な分野で活躍しています。
本記事では、この車両がなぜモザンビークで求められるのか、現地での使用用途、輸出までのプロセス、そしてお客様の声を交えながらご紹介いたします。
2. 輸出車両の詳細情報:三菱 キャンター(U-FE317B)
項目 | 内容 |
---|---|
メーカー | 三菱ふそう(MITSUBISHI FUSO) |
車名 | キャンター(CANTER) |
型式 | U-FE317B |
エンジン型式 | 4D31(直列4気筒ディーゼル) |
排気量 | 約3,300cc |
トランスミッション | 5速マニュアル |
駆動方式 | FR(後輪駆動) |
最大積載量 | 約2トン(仕様により異なる) |
車両サイズ | 全長:約4,680mm/全幅:約1,690mm/全高:約1,970mm |
ボディタイプ | キャブオーバートラック(平ボディ) |
主な用途 | 商業配送・建設資材運搬・農業輸送 など |
この型式は1990年代に製造され、今なお世界各地で活躍しているモデルです。特に4D31エンジンは、信頼性の高いディーゼルユニットとして定評があり、アフリカを中心とした新興国での需要が根強く存在しています。
3. なぜこの車がモザンビークで人気なのか?(市場背景)
● 経済発展に伴う物流ニーズの増加
モザンビークは農業や鉱業などの一次産業を中心に経済成長を続けており、国内の物流インフラ整備が進められています。特に中小規模の企業や個人事業主にとっては、価格と性能のバランスが取れた中古トラックが必要不可欠です。
三菱キャンターは、そうしたニーズに完璧に応える1台であり、現地では配送業、建設現場、農産物の運搬、屋台販売の移動基地などに幅広く使用されています。
● 燃費とコストパフォーマンス
U-FE317B型のキャンターは、燃費が良く、軽油の消費を抑えながら長距離移動が可能です。ディーゼルエンジン特有の低回転・高トルク設計により、燃料効率とパワーを両立しています。
また、初期導入コストが安く、長年にわたり稼働する耐久性の高さから、現地では「コストパフォーマンスが非常に高いトラック」として知られています。
● 整備性・パーツ供給のしやすさ
U-FE317Bは構造がシンプルなため、現地の整備工でも扱いやすく、修理がしやすいという利点があります。さらに三菱ふそうはアフリカ諸国にも一定数のパーツが流通しており、旧型モデルであっても部品交換が可能です。
この点が「長く使いたい」という現地のユーザーにとって、非常に大きなメリットになっています。
4. 現地のお客様の声
今回モザンビークへ輸出したキャンターを購入されたお客様から、次のような声が届いています。
「日本から届いた車両の状態がとても良く、すぐに使用できました。古いモデルとは思えないくらいエンジンも快調です。」
「輸送も予定通りで、書類のやり取りもスムーズでした。中古トラックを安心して買うなら、日本車が一番です。」
「このキャンターは建材の運搬に使っています。悪路でもしっかり走ってくれて、頼りになる1台です。」
このような声は、私たちエブリィの大きな励みとなります。中古車としての価値だけでなく、現地の産業活動を支えるパートナーとしての役割を果たしていることが分かります。
5. まとめ & エブリィの買取サービス紹介
三菱 キャンター(U-FE317B)は、1990年代のモデルでありながら、今なお世界中で活躍している耐久性の高い小型トラックです。特に経済発展途上の国々では、シンプルで頑丈な日本製トラックへの信頼が非常に厚く、今回のモザンビークへの輸出事例もその一例といえるでしょう。
エブリィでは、このような信頼性の高い車両を国内で買取し、必要とされている国々へと送り出しています。輸出に関する煩雑な手続きはすべて弊社が代行し、初めてのお客様でも安心してご利用いただける体制を整えております。
現在お乗りのトラックやバス、ミニバンなどの買い替えをご検討中の方は、ぜひエブリィにご相談ください。どんなに古い車両でも、世界のどこかで「必要とされる一台」になり得ます。
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