1. はじめに
エブリィでは、日本国内で使用されていた高品質な中古車を、必要とされる世界各国へ届ける取り組みを行っています。今回は、日産 セレナ(DBA-C25)・2006年式をカリブ海に浮かぶ美しい島国、セントルシアへ輸出した実績についてご紹介します。
セントルシアは観光業が主要産業であると同時に、地元の交通事情を支える中古車市場も発展しています。特に家族向けや送迎ビジネス向けのミニバンに対する需要が高く、その中で日本製の信頼性ある車両が注目されています。
この記事では、DBA-C25型セレナの基本スペックや、なぜこのモデルがセントルシア市場で支持されているのか、輸出の流れ、そして現地バイヤーの声までを詳しく解説いたします。
2. 輸出車両の詳細情報
車種名 | 日産 セレナ |
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型式 | DBA-C25 |
エンジン型式 | MR20DE(直列4気筒DOHC) |
排気量 | 2,000cc |
駆動方式 | FF(前輪駆動)または4WD(選択式) |
トランスミッション | エクストロニックCVT |
定員 | 8名 |
ボディタイプ | ミニバン |
ドア構成 | 両側スライドドア(片側電動仕様あり) |
燃料種類 | 無鉛ガソリン |
特徴 | 広い室内空間/低床設計/多彩なシートアレンジ |
DBA-C25型セレナは、2005年にフルモデルチェンジされ登場した2代目モデルで、日産独自のCVTによるスムーズな走行性能と、広々とした室内空間が魅力の一台です。3列シート・最大8人乗りというファミリーユースを意識した設計が特徴です。
3. なぜこの車がこの国で人気なのか?(市場背景)
● 島国ならではの移動ニーズにマッチ
セントルシアは面積が小さく、山岳地帯が多い国土ですが、道路は比較的良好に整備されており、家族や観光客の移動手段としてミニバンが広く使われています。セレナのような8人乗りのミニバンは、ファミリーカーだけでなく、民間の送迎業・タクシー業者・ホテルシャトル用車両としても非常に重宝される存在です。
● 燃費と経済性のバランスが取れている
セレナ(DBA-C25)は2.0Lガソリンエンジンを搭載しており、車体サイズの割に燃費性能に優れた設計がなされています。これは、CVTの効果によりスムーズで効率的な加速ができる点も寄与しており、ランニングコストを重視するユーザーにとって大きな魅力となっています。
● メンテナンス性と部品の入手しやすさ
カリブ海地域では日本車の人気が高く、中でも日産車は現地の整備業者が扱いに慣れている車種の一つです。DBA-C25は構造が比較的シンプルで、部品も現地に流通しているため、万が一の故障時でも修理やパーツ交換がスムーズに行えるという点も人気の理由です。
● 多用途に使えるシートアレンジ
セレナはフルフラット化や3列目格納など多彩なシートアレンジが可能なモデルです。送迎車として使用する際も、荷物の積載スペースを確保したり、乗客数に応じて柔軟な対応ができることから、観光業やスクールバス用途にも適している車両として現地で評価されています。
4. 現地のお客様の声
今回、日産 セレナ(DBA-C25)を購入されたのは、セントルシアの首都カストリーズ近郊で送迎サービスを営むロドニー氏。輸出完了後に以下のコメントをいただきました。
「セレナは内装が広くて乗り心地も良く、お客様にも好評です。空港送迎用として導入しましたが、これまで使っていた車よりも燃費が良く、車内も静かで快適。日本からの輸送もスムーズで、車両の状態も申し分ありませんでした。」
さらにロドニー氏は、「次も日本車にしたい。エブリィの対応は信頼できた」と、再度の取引を検討してくださっています。このようなリピーターの増加は、私たちエブリィのサービス品質への信頼の証といえます。
5. まとめ & エブリィの買取サービス紹介
日産 セレナ(DBA-C25)は、その広い車内空間・柔軟な用途・経済的な燃費性能・整備性の高さによって、セントルシアのような島国で非常に高い評価を得ています。
海外では、こうした日本の中古車に対して「質の良さ」「信頼性」「長寿命」という価値が改めて注目されており、年式がやや古くても、十分に再評価され活躍する場面があります。
エブリィでは、日本国内で使用されていた車両を、こうした海外でのニーズに応じて最適な輸出先へマッチングし、丁寧にお届けしています。
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