1. はじめに
今回ご紹介するのは、**2008年式 日野レンジャー(型式:BKG-FC7JJYA)**を、モザンビークへ輸出した実績です。
日野レンジャーは、日本国内において中型トラックの代名詞ともいえる存在であり、堅牢な設計・高い耐久性・燃費の良さで物流業界を支えてきました。そんな高性能な車両が、日本国内で役目を終えたあとも、モザンビークのような新興国で第二の活躍の場を得ることは、グローバルなサステナビリティにも貢献する素晴らしい事例といえるでしょう。
この記事では、日野レンジャー(BKG-FC7JJYA)のスペックや特徴、なぜこの車両がモザンビークで必要とされているのか、市場の背景やお客様の声、そしてエブリィが提供する中古車輸出の価値について詳しくご紹介いたします。
2. 輸出車両の詳細情報
項目 | 内容 |
---|---|
メーカー | 日野自動車株式会社 |
車種名 | 日野レンジャー |
型式 | BKG-FC7JJYA |
エンジン型式 | J07E(直列6気筒ディーゼルターボ) |
排気量 | 約6,400cc |
トランスミッション | 6速マニュアル |
駆動方式 | 4×2(後輪駆動) |
最大積載量 | 約4,000~5,000kg(仕様により異なる) |
車両サイズ | 全長約7,000mm × 全幅約2,200mm × 全高約2,500mm(荷台を含む) |
ブレーキ | エアブレーキ搭載 |
主な用途 | 商業配送・建築資材運搬・農業物流・長距離輸送 など |
3. なぜこの車がこの国で人気なのか?(市場背景)
◎ インフラ整備が進むモザンビークと物流の課題
モザンビークは、南部アフリカに位置するインド洋に面した国で、近年では港湾・道路のインフラ整備が進み、物流の効率化が国家課題の一つとなっています。国土が広く、地方間の距離が長いことから、耐久性があり長距離走行に強い中型トラックの需要が高まっています。
◎ 日野レンジャーの強み:耐久性・整備性・パーツ供給
日野レンジャーは、日本の過酷な業務用途に長年耐えてきたモデルであり、高温・悪路・長時間走行という厳しい条件でも壊れにくいと定評があります。さらに、アフリカでも日野車の流通が広がっており、現地での部品供給や整備体制が整いつつある点も、購入を後押しする理由となっています。
◎ 多目的な使い勝手の良さ
BKG-FC7JJYAは4トン級の中型トラックで、荷台形状や架装を変更することで、平ボディ・アルミバン・クレーン付き・冷蔵冷凍車などにも改装可能です。農産物の集荷・建築資材の配送・日用品の都市間輸送など、一台でさまざまな業務に対応できる点が現地の事業者に重宝されています。
◎ コストパフォーマンスの高さ
新車の商用トラックは高額ですが、日本からの中古車であれば高品質かつリーズナブルな価格で手に入るため、コストを抑えたいモザンビークの事業者にとって理想的な選択肢となります。
4. 現地のお客様の声
今回の日野レンジャー(BKG-FC7JJYA)を購入された現地バイヤーより、以下のようなフィードバックをいただいております。
「輸送の遅れもなく、想定より早く港に到着しました。車両は想像以上に状態が良く、すぐに業務に使用することができました。」
— マプト市内の物流会社代表 M.G様
「以前も日野のトラックを使っていたので、信頼していました。今回もパワーが強く、燃費もまずまずで、大変満足しています。」
— 建設資材運搬業者(ベイラ)
「エブリィのスタッフは、写真や書類の対応も丁寧で、輸出手続きも安心して任せられました。次はダンプ仕様のトラックを探してもらう予定です。」
— 中古車輸入業者(モザンビーク北部)
このように、日本からの中古車は品質の高さと、きめ細かな対応が現地で高く評価されていることが伺えます。
5. まとめ & エブリィの買取サービス紹介
今回輸出した日野レンジャー(BKG-FC7JJYA)は、耐久性・積載力・整備性に優れた実用性の高い中型トラックであり、インフラが発展中のモザンビークにおいて非常に有効な車両でした。
エブリィでは、こうした日本国内で役目を終えた商用車を、海外で再び活用できるようサポートしています。状態の良いトラック・バス・重機などをお持ちの方は、ぜひ一度、エブリィの買取サービスをご検討ください。
海外需要を的確に捉えたルートを持つ当社なら、他社よりも高額査定が期待できます。
「あなたのクルマを、必要としている国へ」
トラック買取・車買取・トラクター買取・自動車輸出・貿易コンサルティング
株式会社エブリィ