【買取実績】三菱キャンター(U-FE517BD)をタンザニアへ輸出|過酷な環境でも活躍する日本の小型トラック

1. はじめに

今回ご紹介するのは、日本からタンザニアへ輸出された三菱キャンター(U-FE517BD)・1994年式です。

アフリカ諸国の中でも経済成長とインフラ整備が進むタンザニアでは、信頼性が高く維持費が抑えられる日本の中古商用車の需要が非常に高まっています。その中でも、小回りがきき、多用途に使える三菱キャンターは非常に人気の高いモデルです。

今回の輸出事例では、過去に日本で活躍していたキャンターが、新たな地で再びその性能を発揮し、現地の物流や経済活動に貢献する姿を追いながら、なぜこの車両が選ばれたのか、その背景やプロセスについて詳しく紹介します。


2. 輸出車両の詳細情報

項目 内容
メーカー 三菱ふそうトラック・バス株式会社
車種名 キャンター
型式 U-FE517BD
エンジン型式 4D33型(直列4気筒ディーゼル)
排気量 約4,200cc
トランスミッション 5速マニュアル
駆動方式 後輪駆動(FR)
最大積載量 約2,000kg(仕様により異なる)
車両サイズ 全長約6,000mm × 全幅約1,900mm × 全高約2,100mm(荷台仕様により変動)
ブレーキ方式 真空倍力付き油圧式(油圧+エア補助型)
主な用途 小口配送・建築資材運搬・商業物流・農業輸送

3. なぜこの車がこの国で人気なのか?(市場背景)

◎ 圧倒的な耐久性と整備性

三菱キャンターは、その頑丈なシャーシと信頼性の高いディーゼルエンジンで定評があります。特に型式U-FE517BDに搭載されている4D33エンジンは、部品点数がシンプルで壊れにくく、現地の整備工でも扱いやすい点が人気の理由です。

◎ タンザニアの道路事情に最適

都市部を離れると舗装のない未整備道路が続くタンザニアでは、衝撃に強く、高い車高で悪路も走破できる車両が求められます。U-FE517BDはその条件にマッチしており、都市と地方の物流を結ぶ主力車両として活躍します。

◎ コストパフォーマンスの高さ

新車を導入するコストが高く、維持費も重要視される現地市場において、日本からの中古キャンターは高品質・低価格のバランスが取れた選択肢です。20年以上経過していても稼働できるポテンシャルを備えているため、長期間にわたって投資価値を保ちます。

◎ 多様な用途に対応

建設業者の資材運搬、農場の作物出荷、雑貨店の配送など、あらゆる業種で活用可能なユーティリティ性もキャンターの魅力です。荷台の架装次第で冷蔵車やダンプ車としての運用も可能です。


4. 現地のお客様の声

今回の三菱キャンター(U-FE517BD)をタンザニアで購入されたバイヤーから、以下のような声をいただきました。

「以前にも日本のキャンターを使っていたので安心して購入しました。今回もエンジンの調子が非常に良く、到着後すぐに荷物の配送に使い始めました。」
— ドドマ市の小規模物流事業主 ヨセフ・M様

「道路がぬかるんでも問題なく走ってくれるし、燃費も良い。やっぱり日本の中古トラックは頼れる。」
— 農業協同組合スタッフ(ムワンザ地域)

「エブリィの対応がとても丁寧で、船積みのスケジュールも正確だったので安心でした。また買いたいです。」
— 中古車輸入業者(ダルエスサラーム)

このように、日本からの中古商用車に対する信頼は非常に厚く、エンジン性能、耐久性、整備しやすさが実用面で高評価を受けています。


5. まとめ & エブリィの買取サービス紹介

三菱キャンター(U-FE517BD)は、堅牢で信頼性の高いトラックとして、海外市場、とくにタンザニアのような発展中の国々で非常に強いニーズがあります。

「日本では古くても、海外では必要とされている」——これは日本国内では十分に知られていない事実かもしれません。エブリィでは、そんな車両を必要としている海外のお客様と、日本国内のオーナー様を結ぶ橋渡しをしています。

もしご自宅や事業所で使わなくなったキャンターやその他の商用車がございましたら、ぜひエブリィにご相談ください。海外輸出に特化した高価買取が可能です。

中古トラックの売却を検討されている方はエブリィのかんたん買取査定もしくは海外委託販売をぜひご活用ください。

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