1. はじめに
エブリィでは、日本国内で使用された高品質な中古車両を、世界中のお客様のもとへ輸出しています。今回ご紹介するのは、**1989年式のいすゞ トラック(型式:U-CXH71P)**をフィリピンに輸出した事例です。
30年以上前に製造されたこのトラックは、すでに日本国内ではあまり見かけなくなっているモデルですが、海外では今なお高い需要があります。特にフィリピンのように中古商用車の市場が活発な国では、いすゞのトラックが多くの現場で活用されています。
この記事では、U-CXH71P型の特長やフィリピン市場での人気の背景、輸出の流れ、そして現地バイヤーからの声をご紹介します。
2. 輸出車両の詳細情報
項目 | 内容 |
---|---|
メーカー | いすゞ(ISUZU) |
車種名 | トラック(中・大型) |
型式 | U-CXH71P |
エンジン型式 | 10PC1(または類似のディーゼルエンジン) |
排気量 | 約10,000ccクラス |
駆動方式 | 6×2または6×4(車軸構成により異なる) |
トランスミッション | マニュアル(8速または9速) |
用途 | 平ボディ・ダンプ・トレーラー牽引・建設機械運搬など |
最大積載量 | 約11,000〜14,000kg(構造・登録内容により変動) |
特徴 | 重積載対応・高耐久ディーゼルエンジン・整備性良好・パーツ供給の安定性 |
この型式は、長距離輸送や重機の運搬などハードな使用にも耐えうる設計がされており、構造がシンプルな分、現地での修理・メンテナンスも容易です。
3. なぜこの車がこの国で人気なのか?(市場背景)
■ 中古トラックのニーズが高いフィリピン
フィリピンでは経済発展に伴い、物流、建設、農業といった分野で商用車の需要が増加しています。特に新車の価格が高騰していることから、中小企業や個人事業者を中心に日本からの中古車輸入が積極的に行われています。
そのなかでも、**「古くても頑丈な車」**という点でいすゞ製のトラックは圧倒的な信頼を得ており、30年以上前のモデルであっても現役で走り続けています。
■ いすゞ U-CXH71P の人気の理由
1. 堅牢な設計と長寿命エンジン
この車両に搭載されている10PC1系のディーゼルエンジンは、非常に耐久性が高く、適切な整備さえ行えば50万km以上の走行も可能とされています。整備性にも優れており、現地メカニックが対応しやすいのもポイントです。
2. 過酷な環境にも耐えるフレーム設計
泥道、急勾配、石畳のような道路でもしっかりとトラクションを発揮し、フレームのねじれにも強いため、フィリピンの地方部での運用に最適です。
3. 部品供給の安定性
いすゞはフィリピンでも現地法人があるため、純正部品や互換部品の入手が容易です。特に古いモデルのサポートが強く、修理にかかるコストも抑えられます。
4. 多様な用途に対応
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建設業:セメント・砂利・建材の運搬
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農業:作物や飼料の運送
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物流:地域間の配送や集荷業務
といったように、1台で複数の仕事をこなせる点も人気の理由です。
4. 現地のお客様の声
今回U-CXH71Pを購入されたフィリピンの輸入業者様より、以下のような声をいただきました。
「30年以上前の車とは思えないほどエンジンの調子が良く、エアブレーキやクラッチの動きもスムーズでした。とても信頼できる品質でした。」
「輸送も予定通りで、エブリィのスタッフの対応が丁寧だったので安心して取引できました。今後も日本の古いトラックを中心に輸入を続けたいと考えています。」
このような声は、私たちの品質チェックと誠実な取引が国境を越えて評価されている証でもあります。
5. まとめ & エブリィの買取サービス紹介
いすゞ トラック(U-CXH71P)は、日本ではすでに生産終了から長い時間が経過していますが、その堅牢性・整備性・実用性は今でも世界の現場で活躍しています。特にフィリピンのように、耐久性と価格のバランスが求められる市場において、日本の中古トラックは非常に重要な資源となっています。
エブリィでは、こうした世界各国のニーズに応えるべく、日本国内で役目を終えた車両を厳選して整備・点検のうえ輸出しております。
商用トラック、ダンプカー、トレーラー、建設機械、バス、農業用トラクターなど、あらゆる車両の買取・輸出が可能です。
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