1. はじめに
日本から海外へ輸出される中古車の中でも、特に東アフリカ市場で絶大な信頼を集めているのが「三菱 キャンター」です。今回、エブリィでは1998年式の**三菱 キャンター(KC-FE516B)**をタンザニアへ輸出しました。耐久性と整備性の高さ、そして積載性能に優れたこのモデルは、タンザニアのような多様な地理環境を持つ国において、非常に高い実用価値を持ちます。
本記事では、このキャンターの特徴と輸出の背景、タンザニア市場における需要、現地のお客様からの声などを詳しくご紹介します。中古車輸出の成功事例として、同様の車両の買取や輸出を検討されている方にとっても有益な内容となっています。
2. 輸出車両の詳細情報
以下は、今回輸出された**三菱 キャンター(KC-FE516B)**の基本スペックです。1990年代後半のモデルながらも、堅牢なフレーム設計と信頼性の高いエンジンで、現在でも多くの国で稼働しています。
項目 | 内容 |
---|---|
車種名 | 三菱 キャンター |
型式 | KC-FE516B |
ボディ形状 | キャブオーバートラック |
エンジン型式 | 4D33 |
エンジン種別 | 水冷直列4気筒ディーゼル |
排気量 | 4,214cc |
駆動方式 | FR(後輪駆動) |
トランスミッション | 5速マニュアル |
最大積載量 | 約2,000kg(仕様により異なる) |
ブレーキ | 真空倍力付き油圧式 |
タイヤサイズ | 前後ともに7.00-16-12PR |
定員 | 3名 |
主な特徴 | 小回り性能、整備性、燃費性能、過酷環境への耐性 |
このモデルは、都市部の狭い道路でも取り回しがしやすく、中小企業や個人商店での物流・運搬に最適な1台です。
3. なぜこの車がこの国で人気なのか?(市場背景)
■ 高温・悪路でも安心の耐久性
タンザニアは沿岸部の都市部から、内陸部の未舗装道路や山岳地帯まで、さまざまな地理条件を持っています。舗装の整っていない道路でも故障しにくく、トラブルが発生しても簡単に整備できる構造のキャンターは、現地で長く信頼され続けています。特に、4D33型エンジンはメカニカルで壊れにくく、部品の入手も容易なことから、多くの整備士にも好評です。
■ 商業・物流インフラを支える主力車両
このキャンターは、都市間の物流、建設現場での資材運搬、さらには農村部での収穫物の輸送など、用途の幅が広い点も支持されています。中古車でありながらも十分な積載力を備えており、新車では予算が合わない小規模事業者にとっては非常に魅力的な選択肢です。
■ ランニングコストの低さと燃費性能
ディーゼル車として燃費効率が高いことは、燃料費が経営に直結するタンザニアの運送業者にとって大きなメリットです。また、比較的構造がシンプルで電装系のトラブルが少ないため、維持費の面でも人気があります。
4. 現地のお客様の声
今回の輸出に際して、現地バイヤーから以下のようなフィードバックをいただきました。
「想定していたよりも車両の状態が良く、塗装もきれいでした。すぐに商用として使えたのがありがたいです。」
― バイヤー(ダルエスサラーム・物流業者)
「部品が入手しやすく、現地のメカニックでも対応可能なので安心して運用できます。日本の中古トラックはやはり信頼できます。」
― バイヤー(アルーシャ・農業従事者)
「エブリィの対応は非常に丁寧で、書類の準備から船積みまで一貫してスムーズでした。初めての取引でしたが、またお願いしたいです。」
― バイヤー(モロゴロ・建設業)
このような声からも、エブリィが提供する中古車輸出サービスの品質と、三菱キャンターの現地での高い評価が伝わってきます。
5. まとめ & エブリィの買取サービス紹介
1998年式の三菱キャンター(KC-FE516B)は、タンザニアの市場ニーズに合致した輸出成功例のひとつです。頑丈で故障が少なく、現地での整備も容易なこの車両は、今後もアフリカ市場において安定した需要が見込まれます。
エブリィでは、日本国内で使用されなくなった商用車・トラックを、必要としている海外のバイヤーへ確実に届けるサポートを行っています。古い年式の車両でも、海外では「まだまだ現役」として活躍できるチャンスがあります。
さらに、信頼できる日本の輸出会社を探している方は、こちらをぜひご覧ください:
エブリィ公式サイト – https://www.everycar.jp/
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