1. はじめに
今回は、エブリィが日本からコンゴ民主共和国へ輸出した中古トラックの一例として、「いすゞ フォワード(P-FRR12HA)・1985年式」をご紹介します。
1985年式と年式はやや古いモデルですが、いすゞの商用車としての信頼性と耐久性が評価され、アフリカ市場では依然として高い需要があります。特にコンゴ民主共和国のようなインフラ発展が進む国々では、こうしたトラックが建設・物流業界の現場で即戦力となる存在です。
この記事では、輸出した車両の詳細や、なぜこのモデルが人気なのかといった市場背景、そして現地のお客様の声までを含めてご紹介いたします。
2. 輸出車両の詳細情報
以下は、今回輸出した**いすゞ フォワード(P-FRR12HA)**の基本情報です。
項目 | 内容 |
---|---|
車名 | いすゞ フォワード |
型式 | P-FRR12HA |
車両タイプ | 中型トラック |
駆動方式 | 2WD(後輪駆動) |
エンジン型式 | 6BD1(ディーゼル) |
排気量 | 約5,785cc |
最大積載量 | 約4トン前後(仕様による) |
トランスミッション | マニュアル |
車体寸法 | 全長:約8,000mm / 全幅:約2,200mm / 全高:約2,400mm(荷台仕様により異なる) |
ボディ形状 | 平ボディ、ダンプ、幌車など多様な架装に対応可能 |
特徴 | 高トルク・高耐久・シンプルな構造でメンテナンス性に優れる |
このモデルは構造がシンプルで整備性が高く、スペアパーツも入手しやすいという点が、海外市場での人気の理由のひとつです。
3. なぜこの車がこの国で人気なのか?(市場背景)
■ 耐久性と信頼性の高さ
コンゴ民主共和国では、舗装されていない道路や、長距離・悪路での輸送が多く行われます。そのため、耐久性に優れた日本のトラックは非常に重宝されています。
いすゞ フォワードは、その頑丈なシャーシ構造と信頼性の高いディーゼルエンジンにより、こうした過酷な環境でも長期間の運用が可能です。特に1980年代の車両は電子制御が少ないため、現地の技術者による修理・メンテナンスがしやすく、「故障してもすぐに直せる」というメリットがあります。
■ 汎用性の高さ
フォワードは平ボディ、ダンプ、ユニック、幌付き車両など多様な用途に対応できるため、建設資材の運搬、農産物の輸送、商業物流などさまざまな現場で活躍します。これにより、商業用トラックとしての再販価値も高く、バイヤーからの人気が根強いのです。
■ 維持費の安さと燃費性能
6BD1エンジンはシンプルな構造で、燃費も比較的良く、メンテナンスコストも抑えられるため、個人経営者や中小企業にとっては導入しやすい1台です。
■ 中古でも価値がある日本製
日本の商用車は、定期的な点検・整備を行いながら使用されていることが多いため、中古でも状態が良いものが多く、それが海外では大きな評価につながっています。1985年式という年式でも、十分な整備履歴や状態の良さがあれば、現地では「現役」として活用されます。
4. 現地のお客様の声
今回、この車両を購入されたコンゴ民主共和国のバイヤーからは、以下のような声をいただきました。
「1985年式なのにエンジン音がとても静かで、すぐにでも現場で使える状態でした。日本からの輸送もスムーズで、書類もすべて整っていました。」
「このトラックは建設現場で使いますが、故障しても自分たちで整備ができるのでとても助かります。電子制御が少ない車両を探していたので、まさに理想的な1台でした。」
「エブリィの対応がとても丁寧で、初めての取引でも安心できました。次もまたお願いしたいです。」
このように、**いすゞ フォワード(P-FRR12HA)**は現地のニーズにマッチしており、購入者の満足度も高い車両であることが分かります。
5. まとめ & エブリィの買取サービス紹介
いすゞ フォワード(P-FRR12HA)のように、日本では年式が古くなり買い手が少なくなった車両でも、海外では大きな価値を持つケースが多くあります。特にアフリカ諸国では、日本の中古トラックは「即戦力」として重宝されており、輸出市場における需要は今後も続くと予想されます。
エブリィでは、こうした中古トラック・バス・建機・農機を積極的に海外輸出しております。
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