1. はじめに
今回は、三菱 ファイター(U-FM618FG)・1993年式をウガンダへ輸出した事例についてご紹介いたします。三菱ファイターは日本国内でも根強い人気を誇る中型トラックであり、海外市場、特にアフリカ諸国では輸送業務や建設業、さらには公共インフラの整備など、あらゆる場面で活躍しています。
ウガンダはアフリカ東部に位置し、農業・物流・建設分野の成長が目覚ましい国です。こうした分野では、中古の日本製トラックの需要が高まっており、エブリィでも多数の車両を同国へ輸出しています。
この記事では、なぜ三菱ファイターがウガンダ市場で支持されるのか、また今回の輸出の詳細、現地の声などをお伝えしながら、当社の中古車輸出の強みについてもご紹介いたします。
2. 輸出車両の詳細情報
項目 | 内容 |
---|---|
車種名 | 三菱 ファイター |
型式 | U-FM618FG |
年式 | 1993年式 |
駆動方式 | 後輪駆動(2WD) |
エンジン型式 | 6D17(直列6気筒ディーゼル) |
排気量 | 約8,200cc |
ミッション | 6速マニュアル |
最大積載量 | 約8トン(仕様により変動) |
車体サイズ | 全長:約8,500mm × 全幅:約2,400mm × 全高:約2,800mm |
用途 | 中型貨物輸送、建設資材搬送など |
特徴 | 耐久性の高いシャーシ、扱いやすいマニュアル仕様、整備性の高さ |
3. なぜこの車がウガンダで人気なのか?(市場背景)
■ 高温・多用途に強い耐久性
ウガンダの道路事情は舗装が不十分な地域も多く、悪路走行や長距離移動が求められることが一般的です。そうした環境において、三菱ファイターの堅牢なフレームと高トルクエンジンは非常に重宝されます。特に6D17エンジンは、発熱耐性に優れ、オーバーヒートの心配が少ないため、アフリカ市場で高い信頼を得ています。
■ メンテナンスのしやすさと部品供給の豊富さ
ウガンダでは日本車の整備経験を持つメカニックが多く、三菱ファイターのような汎用性の高いトラックは、修理・部品交換がしやすいという点で評価されています。エンジンや足回り部品も現地で比較的手に入りやすいため、長期利用に適したモデルとして定着しています。
■ 商業用トラックとしての万能性
中古のファイターは、中古市場でもトレーラー仕様・ダンプ仕様・平ボディなど様々なボディバリエーションがあります。今回輸出した車両も、建築資材の運搬業者からの依頼で、平ボディ車として活用される予定です。積載力と走行性能のバランスが良いため、商業用途での使用に非常に適した一台です。
4. 現地のお客様の声
今回の三菱ファイター(U-FM618FG)をご購入いただいたのは、ウガンダ・カンパラ市を拠点とする建設関連企業のバイヤー様です。車両到着後、以下のようなお声をいただいています。
「このファイターは、日本から来たとは思えないほど状態が良く、すぐに現場で使えるレベルでした。フレームやサスペンションも問題なし。さすが日本のトラックは頑丈だと改めて実感しました。」
「エブリィとの取引は非常にスムーズで、手続きも丁寧に対応してくれたため、安心して購入することができました。また次回もお願いしたいです。」
日本製トラックの品質は、単に耐久性だけでなく、走行時の安定性や快適性、燃費性能の高さなども評価されています。特にエブリィでは点検整備・書類手続き・船積み管理まで一括対応しており、多くのお客様にご満足いただいています。
5. まとめ & エブリィの買取サービス紹介
今回のように、日本国内では年式の古くなった車両でも、海外では非常に高い需要があります。1993年式の三菱ファイターも、ウガンダでは今なお現役で活躍できる一台として、現地のインフラを支える重要な戦力になっています。
エブリィでは、国内で使用されなくなった中古車を、世界各国のニーズに合わせて輸出しています。特に商業用トラックやバス、建設機械、農業車両などの買取・輸出に強みを持っており、査定から輸出まで一貫して対応可能です。
もしお手元に不要な車両がございましたら、ぜひ一度、エブリィまでご相談ください。国内外で必要とされている市場を的確に捉え、最適な販路をご提案いたします。
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