1. はじめに
今回ご紹介する輸出事例は、2005年式の三菱 ローザ（PA-BE66DG）をタンザニアへ輸出したものです。
「ローザ」といえば、日本では幼稚園バスや送迎用、小規模観光用など多彩な用途で親しまれてきた中型マイクロバスです。その信頼性と実用性は国境を越え、近年ではアフリカ諸国を中心に公共交通や地域輸送の要として多くの需要を集めています。
この記事では、三菱 ローザ（PA-BE66DG）の基本スペックから、なぜタンザニアで注目されているのか、現地の活用状況、さらにはエブリィの中古車輸出サービスの強みまで、詳しくお伝えいたします。
2. 輸出車両の詳細情報
以下は、三菱 ローザ（PA-BE66DG）の基本仕様です。使いやすさ、整備のしやすさ、そして豊富なシートアレンジが魅力の一台です。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 車種名 | 三菱 ローザ（マイクロバス） |
| 型式 | PA-BE66DG |
| エンジン型式 | 4M50（直列4気筒ディーゼルターボ） |
| 総排気量 | 約4.9L |
| 駆動方式 | FR（後輪駆動） |
| トランスミッション | 5速マニュアル（MT） |
| 乗車定員 | 最大29名（シート仕様により変動） |
| 全長×全幅×全高 | 約6,990mm × 2,010mm × 2,630mm（標準ボディ） |
| 燃料タンク容量 | 約100L |
| 装備 | エアコン、パワステ、ABS、電動スライドドア等 |
3. なぜこの車がこの国で人気なのか？（市場背景）
■ タンザニアにおける交通手段の中心「ダラダラ」
タンザニアでは、小型～中型のバスを使った乗合バス「ダラダラ（Daladala）」が国民の移動手段として広く利用されています。交通インフラがまだ発展途上の地域では、こうしたバスが生活を支える重要な存在となっています。
ローザのような中型バスは、都市部でも郊外でも扱いやすいサイズ感で、路地にも入りやすく、小回りも効くため「ダラダラ」の車両として理想的です。
■ 頑丈で燃費も優秀なエンジン性能
搭載されている4M50ディーゼルエンジンは高耐久・高出力で、悪路や長距離走行にも適しています。加えて、燃費も比較的良好なため、運行コストを抑えたいバス事業者にとっては魅力的な選択肢です。
■ 部品調達が容易、日本車への厚い信頼
三菱車はアフリカ市場でも認知度が高く、交換パーツや整備知識が現地でも比較的豊富です。そのため、中古であっても継続的な運用が見込め、長期使用を前提とした車両購入には適しています。
■ 公共用・民間用どちらにも対応可能
スクールバス、スタッフ送迎、観光用バス、小規模輸送など、多目的に使用できる点もローザの大きな魅力です。こうした**“汎用性の高さ”が中古車市場でも評価**されています。
4. 現地のお客様の声
実際にローザ（PA-BE66DG）を購入されたタンザニアのバイヤー様からは、以下のようなフィードバックが届いています。
「日本車はやはり品質が良く、外観も内装も思った以上にキレイで驚きました。」
「このローザは通勤のスタッフバスとして使用しています。乗り心地が良くて、社員からも評判です。」
「エブリィさんの対応がとても丁寧で、書類の準備や通関サポートも安心して任せられました。またお願いしたいです。」
輸出された車両が、タンザニアの地域社会やビジネスの現場で即戦力として活用されていることが実感できる声です。
5. まとめ & エブリィの買取サービス紹介
三菱 ローザ（PA-BE66DG）は、タンザニアのような公共交通や地域の移動手段を担う市場に非常に適した車両です。頑丈で扱いやすく、乗員の快適性も確保されたマイクロバスは、今後も輸出先での需要が期待されています。
エブリィでは、こうした海外市場にマッチした車両を適切に査定・買取し、輸出先のニーズに応じたマッチングを実現しています。特に、マイクロバス・トラック・バンといった商用車においては、長年の輸出実績と信頼関係により、安定した販売網を構築しています。
🚍 エブリィの買取・輸出サービスの特徴
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